「複利運用の商品が気になるなぁ〜。
でもどんな商品が複利運用されてるんだろう?
主な商品をいくつか知りたいなぁ〜。」
このような疑問にお答えします。
先におすすめ複利商品を記載させていただきます。
- 第1位 WealthNavi【ロボアド】
- 第2位 トラノコ【投資信託】
- 第3位 ネオモバ【株(日本)】
- 第4位 One Tap BUY【株(米)】
- 第5位 THEO+docomo【ロボアド】
- 第6位 LINEワンコイン投資【ロボアド】
- 第7位 FOLIO ROBO PRO【ロボアド】
- 第8位 投信工房(松井証券)【投資信託】
- 第9位 マネックスアドバイザー(マネックス証券)【投資信託】
- 第10位 SBIファンドロボ(SBI証券)【投資信託】
本記事では、複利効果が得られる投資商品についてまとめさせていただきます。
同じような商品に見えても、自動的に複利運用されるものとされないものがあります。
本記事の内容を踏まえて、是非あなたにあった複利商品を見つけていただければと思います。
それでは、見ていきましょう。
【効果絶大!!】複利効果とは?
まずは簡単に「複利効果」についてまとめます。
※既にご存知の方は、このセクションは読み飛ばしてください。
金利の種類は「単利」と「複利」があります。
- 単利…「預けた元本のみ」に利息がつく
- 複利…「元本+利息」に利息がつく
したがって、複利の効果はこのように言い表せます。
株式投資の配当金などで得た利益を、そのまま再投資し続けることによって、加速度的に資産を増加させるものです。
投資で増えた利益に対しても利益が乗っかってきて、時間を味方につけることで利益が増大するイメージですね。
単利と複利の差
こちらが100万円を7%で40年間運用した場合の、単利と複利の受取額です。
時間をかければかけるほど、異常なほどの差が生まれます。
相対性理論を記述したアインシュタインもこのように言っています。
複利は人類史上最大の発明
時間の研究を誰よりもしてきた彼がこう言い切るほどすごいんですね…
単利でも自分で再投資すればいいのでは?
このように思う方もいるかもしれません。
たしかに理論上はそれでも同じことなのですが、税法が関わってくるため同じようにはいきません。
今の日本の税法では、利益確定したタイミングで課税対象になります。
つまり、単利で毎年利益を得ていると、その金額に税金がかかり、受け取れる額が少なくなってしまいます。(配当金の場合:税率約20%のため受取額は80%)
一方複利は分配金を100%再投資に回せるため、差が広がります。
複利の場合も最終的に利益確定したタイミングで税金がかかりますが、都度税金が引かれない分、単利に比べ加速度的に資産を増やせます。
複利商品の注意点
一見いいことばかりのようですが、複利運用の商品には注意点があります。
- 手数料
- 長期的な資金拘束
-
運用損
手数料
どれだけ利益を出しても、手数料が高かったら資産は増えません。
当たり前のことですが、初心者の方はこの点を考慮できていない人が多い気がします。
極端な例ですが、年利10%で運用する商品でも手数料で11%ではあなたの資産はマイナスになります。
複利運用の長期投資商品では数%の差が大きくのしかかってきます。
手数料はきちんと認識するようにしましょう。
長期的な資金拘束
複利効果は時間を味方につけるものです。長期的な運用が必須条件になってきます。
上述のように、途中で換金してしまうと税金がかかりますので結果的に複利効果を最大限得ることができません。
運用損
ここまでのシミュレーションは全て利益出る前提となっていますが、そのようなことは通常考えられません。
得をするときもあれば、損をするときもあります。
損をしてしまってはそもそも複利効果は得られませんので、利益の出る投資商品をきちんと見極める必要があります。
詳しくは、こちらの記事でまとめてますので、よかったらご覧ください。
複利運用の商品ランキングBest10
本記事では、複利運用可能なおすすめ投資商品のうち、月間検索数が多い順にご紹介させていただきます。
他の利用者のニーズの高さも参考にしつつ、ご検討ください。
- WealthNavi 14,800回
- トラノコ 9,900回
- ネオモバ 5,400回
- One Tap BUY 3,600回
- THEO+docomo 1,600回
- LINEワンコイン投資 1,000回
- FOLIO ROBO PRO 390回
- 投信工房 390回
- マネックスアドバイザー 170回
- SBIファンドロボ 70回
第1位 WealthNavi(ウェルスナビ)
投資種別 | ロボアドバイザー (おまかせ運用) |
最小投資金額 | 10万円〜 |
想定利回り | 年率7.6%〜18.6% |
手数料 | 0.9〜1.0%[税込1.1%] |
特徴 | ✔ロボアドバイザー預かり資産・運用者数No.1 ✔長期割引で最大0.9%[税込0.99%]まで手数料割引 |
WealthNavi(ウェルスナビ)はロボアドバイザー投資で預かり資産・運用者数No.1のサービスです。
あなた自身で考える必要なく、ロボアドバイザー側で投資先を決め、自動的に資産運用をしてくれるサービスです。
ノーベル賞受賞者が提唱する理論に基づくアルゴリズムで運用され、効率的な資産運用がされるサービスです。
WealthNaviの運用は複利効果を追求しています。
分配金の自動再投資「複利効果」で成長を目指す。
WealthNavi
資産運用によってお客様が受け取った分配金は、一定額以上になると、自動で再投資にまわします。分配金を引き出さずに再投資し続けることで、「複利効果」による資産の成長が期待できます。
提携先に大企業も多く、現在投資家から多くのお金が集まっています。
WealthNaviでは簡単な質問に答えるだけで、自分の運用プランを無料診断できます。
口座開設も、もちろん無料です。
ご興味あれば、公式サイトをご確認ください。
第2位 トラノコ
投資種別 | 投資信託 (トラノコファンド) |
主な投資先 | 海外ETF (世界経済) |
最小投資金額 | 5円〜 |
想定利回り | 年率7.0%〜12.0% |
手数料 | 月額利用料:300円(税込) 運用報酬:0.3%(税抜)/年 |
特徴 | ✔業界最小金額5円から投資OK!! ✔手数料体系が明確 ✔単純明快な3つのトラノコファンド |
トラノコは「おつりで投資」をコンセプトにしている投資サービスです。
家計簿アプリと連携して、お釣りと判断したものが自動で投資にまわる仕組みです。
こちらはトラノコファンドという、独自の投資信託3つを運用しています。
投資対象はこのように開示されています。
トラノコ公式サイトでも複利運用の大切さがまとめられています。
<トラノコのかんたんマネー講座>
トラノコは5円から投資が可能です♪
ご興味あれば、公式サイトご覧ください。
第3位 ネオモバ
投資種別 | 株式投資 |
投資先 | 国内株式、ETF等 (上場企業ほぼ全銘柄対象) |
最小投資金額 | 100円台〜 (1株・1口単位) |
手数料 | サービス利用料月額200円(税抜) [約定金額50万円まで取引放題] ※毎月200円分のTポイント貰える |
特徴 | ✔大手企業運営の信頼性 (SBI証券 × CCC) ✔Tポイントが株式投資に使える ✔手数料もほぼ無料 (得られるポイントと相殺) ✔1株IPOサービスも展開(2019.11.30〜) ✔ネオモバFXサービス(2020.4.25〜) |
ネオモバ(SBIネオモバイル証券)は、ネット証券大手の「SBI証券」とTポイント運営会社「CCC」が協働して作った株取引サービスです。
日本初、Tポイントを使って株式購入ができる点が大きな特徴です。
実は株の長期投資も考え方によっては複利運用です。
あの投資の神様ウォーレン・バフェットも言ってみればこのスタイルです。
ウォーレン・バフェットは長期的に業績が伸び続ける銘柄を1回も売却することなく保有し続けることを意識していています。
一度も売却せず長期保有すれば、その間税金を払うことなく、企業の業績向上による利益が実質的に再投資されていると捉えられます。
この方法は手数料や運用費用などがほぼかかりませんので、あなたの銘柄選定する力によっては最も大きな結果をもたらすかもしれません。
株の長期投資で大切な点は、「手数料を抑えること」と「定期積み立てすること」です。
手数料を抑えるのは当然ですが、タイミングリスクを抑えるために、買う時期をずらして積み立てることも大切です。
この両方が実現できるサービスがSBIネオモバイル証券の「ネオモバ」です。
1株単位で買えるので、みずほFGなどの株価が安い銘柄は100円台から購入可能です。(2019.10.29時点)
さらに低リスク投資向きなのは「株の定期買付サービス」がある点です。
自動的に株を買い付ける日にちを決められますので、株式投資でも長期積立投資が可能です。
株式投資のリスクは株価の変動がメインですので、買付サービスを使えばかなりリスクを低減できます。
しかも、日にちを分けて買っても、手数料がほぼかからないのもポイントです。
ネオモバは、月間50万円までの売買の場合、手数料は月額200円(税抜き)ですが、それと引き換えに毎月200Tポイント得られますので実質、手数料はほぼ無料です。
ご興味あれば、公式サイトご覧ください。
ネオモバ以外でも1株買えるサービスがたくさんありますので、よかったらご参考ください。
第4位 One Tap BUY(ワンタップバイ)
投資種別 | 株式投資 |
投資先 | 日本株、米国株、米国ETF |
最小投資金額 | 1000円〜 (金額単位) |
手数料 | スプレッド0.5〜0.7% |
特徴 | ✔金額単位で株が買える ✔少額でアメリカ株が買える ✔自動積立サービスあり |
One Tap BUY(ワンタップバイ)は、日米株が簡単にスマホで購入できる証券取引アプリです。
金額単位で購入できるので、銘柄によっては1株以下でも保有することができます。
日本株であれば、ネオモバの方が使い勝手が良いので、米国株を買い増し続けることで複利効果を得たい人に向いてるでしょう。
<One Tap BUY米国株取扱銘柄(例)>
アップルやアマゾン、アルファベット(Google)など、有名企業は数多く扱っていますので、初心者が米国株を始める上では、申し分ないでしょう。
- 少額で米国株を買える
- 米国株・ETFの自動積立可能
- 日本株のハイリスク取引可能(5倍)
- 10倍のレバレッジ取引も
- 1株からIPO申込可能
One Tap BUY(ワンタップバイ)での口座開設は無料ですので、ご興味ある方は公式サイトご覧ください。
第5位 THEO+docomo
投資種別 | ロボアドバイザー投資 (おまかせ運用) |
主な投資先 | 海外ETF (世界経済) |
最小投資金額 | 1万円〜 |
想定利回り | 年率8.4% (THEOシミュレーション) |
手数料 | 0.65%〜1.00%(税抜) |
特徴 | ✔1万円から運用可能 ✔dポイント貯められる ✔dカード利用で、おつりの積立可能 ✔dカードGOLDを持って、条件満たせば手数料割引 |
THEO(テオ)+docomoは、ベンチャー企業「お金のデザイン」とNTT docomoが協同して作ったロボアドバイザー投資サービスです。
THEO+docomoでの運用方針はこのように記述されています。
自動再投資…取引によって得られた利益、配当金、追加入金、すべての状況を毎日モニタリングし、ポートフォリオに次に組込むべき銘柄が買えるタイミングで自動購入します。これにより、常に複利効果での長期運用を実現します。
THEO
投資先が海外ETFということは、世界の金融商品に分散投資されるイメージと捉えていいでしょう。
世界経済全体に投資するので、理論上は成長していくものと考えられています。
私の投資先を見ても、かなり多くの金融商品に国際分散投資されます。
<THEO分散投資先例>
こんな色々な投資先に分散するなんて、初心者にはできません。
自動で調整してくれるサービスあるなら乗っかりましょう。
しかも毎月その配分が見直され、自動で再配分(リバランス)までしてくれます。
リバランスに関してはこちらの記事をご参照ください。
THEO+docomoでは5つの質問に回答するだけで投資の無料診断が可能です。
口座開設も、もちろん無料です。
ご興味ある方は、どうぞ公式サイトご覧ください。
第6位 LINEワンコイン投資
投資種別 | ロボアドバイザー投資 (おまかせ運用) |
主な投資先 | 海外ETF・債券 (世界経済) |
最小投資金額 | 500円〜 |
想定利回り | 3.0〜5.0% |
手数料 | 1.00%(税抜) |
特徴 | ✔500円から始められるお手軽投資 ✔SNS最大手LINEが手がける投資サービス |
「LINEワンコイン投資」はLINE社と株式会社FOLIOが組んで展開しているロボアドバイザー投資サービスです。
週次の積み立て式で、なんと500円から始められます。
LINEワンコイン投資も分配金再投資する旨が、明示されています。
<LINEワンコイン投資Q&A>
LINEワンコイン投資は、初心者向きに設計されており、かなり手堅く運用されています。
<私のLINEワンコイン投資先>
60%が値動きの小さい国債などの債券です。
ロボアドバイザー投資の中でも最もリスクが低いサービスと考えて良いでしょう。
LINEワンコイン投資の口座開設は無料です。
ご興味あれば、公式サイトご覧ください。
第7位 FOLIO ROBO PRO
投資種別 | ロボアドバイザー投資 (おまかせ運用) |
主な投資先 | 海外ETF (世界経済) |
最小投資金額 | 10万円〜 |
想定利回り | 年率5.0〜10.0% |
手数料 | 1.0%(税抜) |
特徴 | ✔進化したロボアドバイザー ✔AIをより活用した投資先調整 |
FOLIO ROBO PRO(フォリオロボプロ)とは、株式会社FOLIOが提供する進化したロボアドバイザー投資です。
AlpacaJapanのAI技術を元に設計され、短期的な目線においてもAIを活用しているのが特徴です。
現在、他のロボアドバイザー投資はリバランス(最適なバランスをずっと維持)がメインですが、FOLIO ROBO PROはリアロケーション(最適な投資先を定期的に見直し調整)に強みを置き、運用します。
こちらのサービスも複利運用される旨が明示されています。
FOLIO ROBO PROの口座開設は無料です。
ご興味あれば、公式サイトご覧ください。
第8位 投信工房(松井証券)
運営会社 | 松井証券 |
最小投資金額 | 100円〜 |
手数料 | すべて購入時手数料実質0円 ※購入時手数料を全額ポイント還元します(消費税分を除く。ブルベア型投信は対象外) ※信託報酬などは投資信託毎に異なる |
特徴 | ✔AI活用した購入サポート機能 ✔簡単な8つの質問に答えるだけ ✔購入手数料は実質0円 |
松井証券が提供する投信工房は、ロボアドバイザーによる商品提案機能があります。
投資信託の多すぎる種類というデメリットをまず解決してくれるでしょう。
また購入手数料は実質0円なので、他社と比べればお得です。
ただし、信託報酬や解約手数料などその他の手数料は、投資信託毎に異なりますので必ずご自身で確認しましょう。
ロボアドバイザーによる提案機能は無料です。
ご興味あれば、サクッと診断してみてください。
第9位 マネックスアドバイザー(マネックス証券)
「マネックスアドバイザー」はどちらもマネックス証券が提供しているサービスです。
ロボアドバイザーのサポートを受けながらご自身で運用するものです。
商品を使いこなして、あなたにあった複利運用の投資商品を見つけましょう。
第10位 SBIファンドロボ(SBI証券)
利用者のこだわりポイントに沿って、数多くある投資信託の中から、自分にぴったりな1本を探すロボアドサービスです。
こちらはネット証券大手のSBI証券が提供するものです。
作り込まれたサイトは操作性が非常に良いです。
複利運用の商品ランキングBest10【知らなきゃ損ですね…】のまとめ
いかがでしたでしょうか?
複利運用の投資商品ランキングについて理解深まりましたでしょうか?
- 第1位 WealthNavi【ロボアド】
- 第2位 トラノコ【投資信託】
- 第3位 ネオモバ【株(日本)】
- 第4位 One Tap BUY【株(米)】
- 第5位 THEO+docomo【ロボアド】
- 第6位 LINEワンコイン投資【ロボアド】
- 第7位 FOLIO ROBO PRO【ロボアド】
- 第8位 投信工房(松井証券)【投資信託】
- 第9位 マネックスアドバイザー(マネックス証券)【投資信託】
- 第10位 SBIファンドロボ(SBI証券)【投資信託】
あなたに合いそうな商品はありましたでしょうか?
誰にでも相性はあるものです。
また実際に運用しながら分かってくるものでもあります。
是非、あなたの可能な範囲で投資ライフを始め、日本の経済活性化につながることを願っています。
最後までご愛読いただき、ありがとうございました。
〜その他のおすすめ記事〜
〔使用画像〕Designed by Freepik
大手金融機関で10年以上勤めた後退社し、その後は好きなことだけやりながら月約10万円で細々と暮らしております。
※2019年は株2000万円運用で月10万円の生活費を捻出してました。
>>詳細プロフィールはこちら