「投資で良いとされるドルコスト平均法って何だろう?
デメリットもあるのかなぁ?
嘘には騙されたくないなぁ〜。」
このような疑問にお答えします。
先に結論記載させていただきます。
- 効率的な資金運用ができない
- 短期的に儲からない
- 一括購入より手数料が嵩むケースあり
- 長期的にマイナスとなる投資先では効果なし
- 自動積立できない場合は、購入が手間
本記事では、「ドルコスト平均法のデメリット!【嘘は知っておこう】」というテーマでまとめさせていただきます。
私自身、ドルコスト平均法の概念を取り入れて、投資しまくってますので、どうぞご参考ください。
それでは見ていきましょう!
ドルコスト平均法とは?
価格が変動する金融商品を常に一定の金額で、かつ時間を分散して定期的に買い続ける手法。
<ドスコスト平均法(例)>
値段が高い時も安い時も買うことで、購入タイミングによるリスクを低減することができます。
人気著書「臆病者のための億万長者入門」でも紹介されていた投資法で、長期投資の最適解とも言えます。
購入タイミングによるリスクの低減
ドルコスト平均法は、簡単にいうと積立投資です。
アプリで簡単に始められる、主なサービスをまとめた記事もありますので、よかったらご覧ください。
ドルコスト平均法のデメリット5選!【嘘は知っておこう】
ドルコスト平均法は無敵である。
ドルコスト平均法は決して無敵ではありません。
当然、デメリットもありますので、特徴を踏まえた投資を行いましょう。
- 効率的な資金運用ができない
- 短期的に儲からない
- 一括購入より手数料が嵩むケースあり
- 長期的にマイナスとなる投資先では効果なし
- 自動積立できない場合は、購入が手間
1つずつ順に補足させていただきます。
デメリット①
効率的な資金運用ができない
まず分かりやすいデメリットとして、資金効率の悪さが挙げられます。
既に投資可能な資金があっても、一括投資するのではなく、一定期間に分けて投資しなければなりません。
<イメージ図>
余剰資金は、運用されず全く収益を上げませんので、資金効率が悪くなります。
既に資金がある人は、お金を働かせられない期間が長くなりますので、予め認識しておきましょう。
逆に、毎月入ってくる給料から一定額積み立てる人にとっては、ドルコスト平均法との相性が良いです。
デメリット②
短期的に儲からない
ドルコスト平均法は、長期積立に向いています。
短期的な儲けを目指す人には向いてませんので注意しましょう。
投資先にもよりますが、コツコツ積み立てて、年利3〜5%目指すような投資です。
株の短期取引のように、1ヶ月の間に2倍、3倍となることはあり得ません。
✔︎デメリット①、②の対処法
『FOLIO ROBO PRO』
投資種別 | ロボアドバイザー投資 (おまかせ運用) |
主な投資先 | 海外ETF (世界経済) |
最小投資金額 | 10万円〜 |
想定利回り | 年率5.0〜10.0% |
手数料 | 1.0%(税抜) |
特徴 | ✔進化したロボアドバイザー ✔AIをより活用した投資先調整 |
FOLIO ROBO PRO(フォリオロボプロ)は、オンライン証券Folioが提供する進化したロボアドバイザー投資です。
AlpacaJapanのAI技術を元に設計され、短期的な目線においてもAIを活用しているのが特徴です。
現在、他のロボアドバイザー投資はリバランス(最適なバランスをずっと維持)がメインでAIは活用してませんが、FOLIO ROBO PROはAIを活用したリアロケーション(最適な投資先を定期的に見直し調整)に強みを置き、運用します。
- 毎月最適な投資先に変更するため、資金があるなら一括投資が良い
- 短期的な利益も目指すダイナミック運用
極端な話、下記のような運用する可能性があります。
大暴落が来月来ると予測された場合、不況時に値上がりする「金」や値下がりしない「現金」で保有し、暴落に備える。
FOLIO ROBO PROの口座開設は無料です。
ご興味あれば、公式サイトご覧ください。
デメリット③
一括購入より手数料が嵩むケースあり
ロボアドバイザーや投資信託など、運用額に応じて手数料が決まる投資商品であれば問題ありませんが、そうでない場合は、手数料が高くなるケースがありますので、注意しましょう。
<具体例>
一般的なロボアドバイザー投資では、手数料が嵩むことはありません。
どのサービスも積立機能があり、ドルコスト平均法を推奨しています。
こちらの記事で、まとめていますので、よかったらご覧ください。
デメリット④
長期的にマイナスとなる投資先では効果なし
「資本主義経済は、基本的に成長していくもの」と考えられてます。
相場は上下を繰り返しつつも、右肩上がりで成長していく場合、ドルコスト平均法は有効な手段です。
ただ投資先によっては、長期的に右肩下がりになるものもあります。
この場合、いくら購入金額を平準化させても意味がありません。
<イメージ図>
デメリット⑤
自動積立できない場合は、購入が手間
ドルコスト平均法では、一定期間に分けて、一定額投資しなければなりません。
これを都度都度、手動でやると非常に面倒です。
多くのサービスでは対応していますが、購入日指定の柔軟性は各サービスによりけりです。
- 投資信託・海外ETF
▶︎SBI証券 - 株式投資
▶︎SBIネオモバイル証券 - ロボアドバイザー投資
▶︎LINEワンコイン投資
投資信託・海外ETF購入なら『SBI証券』
SBI証券は、毎日、毎週、毎月など、様々な条件で指定可能です。
海外ETFや米国株の購入でも同じように指定できますので、私は重宝しています。
<SBI証券購入指定画面>
SBI証券での口座開設は無料です。
ご興味あれば、公式サイトご覧ください。
私は毎週水曜日に指定してる海外ETFを購入するようにしています。
こちらの記事内で、具体的な銘柄も書いてますので、ご興味あればご覧ください。
株式投資なら『SBIネオモバイル証券』
投資種別 | 株式投資 |
投資先 | 国内株式、ETF等 (上場企業ほぼ全銘柄対象) |
最小投資金額 | 100円台〜 (1株・1口単位) |
手数料 | サービス利用料月額200円(税抜) [約定金額50万円まで取引放題] ※毎月200円分のTポイント貰える |
特徴 | ✔大手企業運営の信頼性 (SBI証券 × CCC) ✔Tポイントが株式投資に使える ✔手数料もほぼ無料 (得られるポイントと相殺) ✔株の定期買付サービスあり ✔1株IPOサービスも展開(2019.11.30〜) ✔ネオモバFXサービス(2020.4.25〜) |
ネオモバ(SBIネオモバイル証券)は、ネット証券大手の「SBI証券」とTポイント運営会社「CCC」が協働して作った株取引サービスです。
日本初、Tポイントを使って株式購入ができる点が大きな特徴です。
日本株で定期買付したいなら、ネオモバ一択です。
- 1株から株が買える(大金なくても分散投資可能)
- 株の定期買付サービスあり(自動積立!)
- 手数料激安(ほぼ無料)
①1株から株が買える
1株単位で買えるので、みずほFGなどの株価が安い銘柄は100円台から購入可能です。(2019.10.29時点)
少額から買えることで、大金を持っていなくても分散投資ができ、リスクを低減できます。
②株の定期買付サービスあり
ネオモバでは、日本株を定期買付することができます。
設定しておけば、自動的に購入されるので、手間が全くかかりません。
投資信託では、このような自動買付サービスを提供している会社が多いですが、株では少なく、さらに1株から対応してるのは、私の知る限りネオモバのみです。
- 1設定:1銘柄5日間まで
※1銘柄を毎日買い付けたい場合は、4〜5設定必要 - 上限設定:50
- 買付設定日が土日祝日の場合、翌営業日にまとめて買付
- 1回あたりの買付は金額指定
- 買付は成行
私の場合、各銘柄において1つずつ設定しました。(月4回、毎週購入)
合計23設定になりましたが、上限は50設定なので、まだまだ銘柄を増やすこともできます。
<私の定期買付設定状況(一部)>
③手数料激安(ほぼ無料)
ネオモバは、月間50万円までの売買の場合、手数料は月額200円(税抜き)です。
ただ、それと引き換えに毎月200Tポイント得られますので実質、手数料はほぼ無料です。
投資において、手数料は非常に重要な点ですが、ネオモバは非常にフェアな手数料体系です。
ご興味あれば、公式サイトご覧ください。
ロボアドバイザー投資なら『LINEワンコイン投資』
投資種別 | ロボアドバイザー投資 (おまかせ運用) |
主な投資先 | 海外ETF・債券 (世界経済) |
最小投資金額 | 500円〜 |
想定利回り | 3.0〜5.0% |
手数料 | 1.00%(税抜) |
特徴 | ✔500円から始められるお手軽投資 ✔SNS最大手LINEが手がける投資サービス |
「LINEワンコイン投資」はLINE社と株式会社FOLIOが組んで展開しているロボアドバイザー投資サービスです。
週次の積み立て式で、なんと500円から始められます。
- 超少額!500円から投資可能
- 週次積立がデフォルト設定
LINEワンコイン投資は、初心者向きに設計されており、かなり手堅く運用されています。
<私のLINEワンコイン投資先>
60%が値動きの小さい国債などの債券です。
ロボアドバイザー投資の中でも最もリスクが低いサービスと考えて良いでしょう。
LINEワンコイン投資の口座開設は無料です。
ご興味あれば、公式サイトご覧ください。
ドルコスト平均法のデメリット5選!【嘘は知っておこう】のまとめ
いかがでしたでしょうか?
ドルコスト平均のデメリット5選!【嘘は知っておこう】、参考になりましたでしょうか?
- 効率的な資金運用ができない
- 短期的に儲からない
- 一括購入より手数料が嵩むケースあり
- 長期的にマイナスとなる投資先では効果なし
- 自動積立できない場合は、購入が手間
「ドルコスト平均法がどんな投資においても無敵」というのは嘘です。
手堅く運用する、長期積立投資向きですので、特徴を踏まえて取り入れるか検討しましょう。
1人でも多くの方が投資を始め、日本の経済活性化に繋がることを願っています。
最後までご愛読いただき、ありがとうございました!
〜その他のオススメ記事〜
〔使用画像〕Designed by Freepik
大手金融機関で10年以上勤めた後退社し、その後は好きなことだけやりながら月約10万円で細々と暮らしております。
※2019年は株2000万円運用で月10万円の生活費を捻出してました。
>>詳細プロフィールはこちら