「最近、流行りのソーシャルレンディングが気になるなぁ。
儲けられる投資なんだろうか?
でも損はしたくないしなぁ〜。
リスク低いソーシャルレンディングとかあれば知りたいなぁ〜。」
このような疑問にお答えします。
先に本記事の結論を記載させていただきます。
- 【優先出資者になれる】
CREAL - 【優先出資者になれる】
FANTAS funding - 【元本回収率100%】
Crowd Bank
どうも、元三井住友系の金融マン、稼ぎ隊のCo.隊長(@co_toushi)です。
大手金融機関で10年以上勤めた後退社し、現在は国内株式2000万円ほど運用して、そこから得られる月約10万円で細々と暮らしております。
節約しながら、投資のみで生計成り立つように、自由に生きています。
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本記事では、リスクの低いソーシャルレンディングについてまとめさせていただきます。
サービス設計上リスクが抑えられているものと過去の運用実績を元に3つご紹介させていただきます。
ソーシャルレンディングでの投資をご検討中の方、どうぞご参考ください。
それでは、見ていきましょう!
ソーシャルレンディングとは?
『ネット上でお金を借りたい企業』と『ネット上でお金を貸したい人』を結びつける融資仲介サービスです。
フィンテック(ファイナンス×テクノロジー)の発達で、近年台頭してきたサービスです。
最近流行のマッチングサービスに似ているかもしれません。
投資したい人と投資を受けたい人を仲介者(ソーシャルレンディング事業者)が結び付けています。
主なソーシャルレンディング事業者に関する記事はこちらをご覧ください。
各サービスの特徴を一言ずつでまとめています。
ソーシャルレンディングのリスク
ソーシャルレンディングのリスクは2つあります。
- 貸し倒れリスク
- 支払い遅延リスク
貸し倒れリスク
これは文字通り、投資した先が何らかの事由により回収不可となり、貸し倒れてしまうリスクです。
貸し倒れの場合、一概に全額戻ってこない訳ではなく、それまでの運用益や担保売却による精算がされ、それでも補填できない部分が元本割れとなります。
支払い遅延リスク
投資資金は回収できているものの、支払いに遅延が生じる場合があります。
資金繰りが悪化しているため、貸し倒れの予兆とも取れます。
<参考>
ソーシャルレンディング大手のSBIソーシャルレンディングの貸し倒れ率は0.2%(金額ベース)でした。
詳細をこちらの記事でまとめてますので、よかったらご覧ください。
リスクの低いソーシャルレンディング3選
数多くあるソーシャルレンディングサービスの中でも、元本割れリスクが低いサービスを3つご紹介いたします。
リスクは低いと言っても、投資に100%はあり得ませんので、予めご理解ください。
優先出資者になれる『CREAL』
主な投資先 | 不動産物件 |
最小投資金額 | 1万円〜 |
想定利回り | 3〜6% |
運用期間 | 4〜24ヶ月 |
手数料 | 口座開設・運用手数料無料 (入出金手数料は個人負担) |
特徴 | ✔投資先物件の透明性が高い ✔毎月分配金あり |
CREAL(クリアル)とは1万円から始める不動産投資系のソーシャルレンディングです。
毎月分配金が得られるので、厳密には異なりますが、大家になって毎月家賃収入が得られる感覚に近いです。
<CREALの投資対象物件>
CREALでは優先出資者になれる
CREALでは一般投資家(優先出資者)のほかに、CREAL運営会社の株式会社ブリッジ・シー・キャピタルが劣後出資者として各案件に出資しています。(全出資額の約10%出資)
そして、一般投資家(優先出資者)と株式会社ブリッジ・シー・キャピタル(劣後出資者)の利益・損失の配分はこのように決められています。
利益は一般投資家
(優先出資者)が優先され、
損はブリッジ・シー・キャピタル
(劣後出資者)が先に負担
CREALでは利益が出たら、まず私たち優先出資者に分配されます。
逆に損が出た場合、20%までまずは劣後出資者が負担します。
したがって、全体出資金の20%減ったとしても優先出資者の元本は保証される仕組みです。
サービス設計上、優先出資者になれるため、CREALでの投資はリスクが低いと考えられます。
私たち一般投資家にとって、良いことばかりのように見えますが、決して変な仕組みではありません。
劣後出資者は優先出資者よりリスクを取るので、利益が多く出た場合は劣後出資者の方が儲かる仕組みになっています。
リスクとリターンはセットとなっている、投資の基本です。
私の出資している蒲田の案件で具体的に見ていきましょう!
こちらの物件の出資スキームはこのようになっております。
右下に劣後出資として、株式会社ブリッジ・シー・キャピタルが入っています。
具体的な出資金額はこちらです。
そして、予定通り運用できた場合の月間のリターンはこちらです。
損が出た場合、劣後出資者からまず負担していくというリスクがあるのですが、順調に運用できた場合は上記のように利益が割り振られます。
劣後出資者は全体の10%しか出資していないにも関わらず、リターンは約15%(9,176円÷59,839円)得られる仕組みです。
このように劣後出資者がリスクを取って、出資してくれるため、優先出資者は損しづらい仕組みになっています。
CREAL(クリアル)の投資家登録、口座開設は無料です。
リスクの低い不動産ソーシャルレンディングに興味があれば、どうぞ公式サイトご覧ください。
優先出資者になれる『FANTAS funding』
主な投資先 | 不動産 (空き家再生) |
最小投資金額 | 1万円〜 |
想定利回り | 3〜8% |
運用期間 | 4〜12ヶ月 |
手数料 | 口座開設・運用手数料無料 (入金手数料のみ個人負担) |
特徴 | ✔空き家再生で社会貢献につながる投資 ✔運用期間の短い案件多め |
FANTAS fundingも不動産系のソーシャルレンディングです。
投資対象が空き家の再生に特化している点が特徴です。
<FANTAS funding投資案件イメージ>
FANTAS fundingも一般投資家は優先出資者になり、FANTAS側が劣後出資者として各案件に出資します。
したがって、CREAL同様、このようになります。
利益は一般投資家
(優先出資者)が優先され、
損はFANTAS側
(劣後出資者)が先に負担
出資金の20%までのマイナスであれば、まずはFANTAS側(劣後出資者)が負担しますので、元本割れのリスクが低くなっています。
FANTAS fundingも口座開設・運用手数料無料です。
空き家再生系の不動産投資に興味あれば、こちらもどうぞご検討ください。
元本回収率100%『Crowd Bank』
主な投資先 | 太陽光、中小企業支援、不動産ローン 他 |
最小投資金額 | 1万円〜 |
想定利回り | 7% |
運用期間 | 8〜13ヶ月 |
手数料 | 口座開設・運用手数料無料 (入金手数料は個人負担) |
特徴 | ✔毎月分配金あり ✔元本回収率100%(現時点実績) |
Crowd Bank(クラウドバンク)の投資先は太陽光や中小企業支援など多岐に渡ります。
CREALやFANTAS fundingのようなサービス設計上の理由ではありませんが、単純に過去の運用実績(元本回収率100%)からリスクが低いと考えられます。
公式サイトでも、この点を明示しています。
Crowd Bankは投資しやすいのが個人的に嬉しいです。
CREALやFANTAS fundingは人気すぎて、投資したい案件に投資できないケースが多いです…
<私のCrowd Bank投資先>
これからの偏りなく、少額分散投資先を増やしていく予定です^^
元本回収率100%の実績があるので、非常に手堅いと言えるでしょう。
Crowd Bankも口座開設・運用手数料無料です。
リスクの低いソーシャルレンディング3選!【損を回避しよう】のまとめ
いかがでしたでしょうか?
リスクの低いソーシャルレンディングについて理解深まりましたでしょうか?
本記事では、サービス設計(優先出資者になれる)と過去実績(元本回収率100%)を元に、リスクの低いソーシャルレンディングサービスを厳選し、ご紹介させていただきました。
またサービスに限らず、投資全般においてリスクを抑える方法は「少額投資」「分散投資」かと思います。
こちらの記事でまとめてますので、よかったら合わせてご覧ください。
是非1人でも多くの方が投資を始め、日本の経済活性化につながることを願っています。
最後までご愛読いただき、ありがとうございました。
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