「長期投資してみようかなぁ?
でも失敗したらどうしよう??
注意すべき点とかあれば、知っておきたいなぁ〜。」
このような疑問にお答えします。
先に結論記載させていただきます。
- 長期で成長する投資先を選ぶ
- 一括投資せず積み立てる
- 分散投資する
- 手数料を安く抑える
- 大儲けは狙わない
本記事では、長期投資で失敗しないポイントについてまとめさせていただきます。
私自身、自分の資産を長期・分散・積立の原則にしたがって運用していますので、どうぞご参考ください。
それでは、見ていきましょう!
長期積立とは?
長期投資とは、数十年先を見据えて投資に取り組むスタイルです。
投資先は、株式投資、投資信託、不動産、ロボアドバイザーなど様々ありますが、本記事では最もメジャーな株式を例に整理させていただきます。
長期的に見れば、株式投資が最も儲かる投資であることは歴史が証明しています。
<超長期的な投資別リターン>
※上から小型株・大型株・米国債・T-Bills(米国短期債)・インフレです。
※ibbotson investment chart(2017)
数十年単位で株を保有すれば、債券に比べて圧倒的に値上がりしています。
企業が成長したり、配当が出たりしますので、右肩上がりになるケースが多いです。
有名な橘玲さんの著書「臆病者のための億万長者入門」という本でも、長期・分散・積立投資こそ堅実な運用方法と明記されています。
ブログ記事でもまとめてますので、よかったらご覧ください。
本記事でご紹介させていただく長期投資で失敗しないポイントは、この著書および私の実体験を元に整理させていただきます。
また、長期投資をするなら、手数料の安いネット証券口座は必須です。
ネット証券No.1はSBI証券です。
口座開設も無料ですので、ご興味あれば公式サイトご覧ください。
【鉄則】長期投資で失敗しない5つのポイント
長期投資で失敗しないポイントは、下記の通りです。
- 長期で成長する投資先を選ぶ
- 一括投資せず積み立てる
- 分散投資する
- 手数料を安く抑える
- 大儲けは狙わない
1つずつ順に補足させていただきます。
①長期で成長する投資先を選ぶ
長期投資する場合は、必ず長期的に成長が見込まれる投資先を選びましょう。
例え配当が多くても、長期的に株価が右肩下がりとなれば、儲かりません。
理論的には、資本主義経済が続く限り、株式市場は右肩上がりになると予想されます。(多くの企業が成長し続けるため)
長期株式投資は、ゼロサムゲーム(儲ける人と損する人がいる取引)ではなく、プラスサムゲーム(全員儲かる)です。
長期で成長する株式市場全体に投資すれば、このポイントを解決できます。
米国全体、全世界株式など、優良なETF(上場投資信託)が多いので、これらを選べばOKです。
バンガード トータル ワールド ストックETF(VT)とは、米国を含む全世界の先進国株式市場および新興国株式市場を投資対象とし、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(同インデックス)に連動した投資成果を目指すETFです。全世界の大型、中型、小型株の市場パフォーマンスを測定し、先進国や新興国市場を含む約47ヵ国の約8,000銘柄で構成されています。
>>VT商品説明ページ|SBI証券
②一括投資せず積み立てる
一括投資すると、例え長期投資でも失敗する場合があります。
こちらは日経平均と連動するインデックスファンドの基準価格推移ですが、A地点とB地点で大きくさがあります。
平均して見れば、右肩上がりですが、Aのタイミングで一括購入していた人は、B地点(コロナショック後)で含み損を抱えているかもしれません。
積立投資をすることで、この点を解決できます。
<積立投資がリスク低減につながる理由>
初心者が長期投資で失敗しないためには、一括購入せず、積立投資しましょう。
③分散投資する
投資に100%はあり得ませんので、1つの投資先に絞るのはリスクが高すぎます。
卵は1つのかごに盛るな
こんな格言があります。
一般的に、25〜30銘柄以上に分散すれば、変動幅が小さくなりリスクを下げられます。
<分散数とリスク軽減率の関係>
手堅く長期投資するのであれば、分散投資も心掛けましょう。
④手数料を安く抑える
手数料を安く抑えなければ、儲かるものも儲かりません。
投資の世界では、継続して年利3〜5%で運用できれば良い方です。
そのような中、手数料が年利1%以上取られると非常に苦しくなります。
総合証券口座を使ったり、銀行の商品は手数料が高いものが多いので気を付けましょう。
私も過去に、銀行の窓口で投資信託を購入して失敗したことがあります。
記事でもまとめてますので、ご興味あればご覧ください。
手数料を抑える意味でも、ネット証券口座を利用しなければ話になりません。
⑤大儲けは狙わない
株と聞くと、資産が何倍にもなるイメージをお持ちかもしれませんが、それはギャンブル性の高い短期投資の場合がほとんどです。
世界一の投資家ウォーレン・バフェットの投資成績も年平均に直すと約20%です。
世界一で年間20%ですから、一般投資家は3〜5%が良いところです。
欲を出して大きく儲けようとすると、リスクを取りすぎていることがありますので注意しましょう。
「FOLIO ROBO PRO」はAIを活用したロボアドバイザー投資です。未来の相場をAIが予測して、毎月最適な投資先と配分に変更されます。長期投資だけでなく短期的な利益も追求したい場合は、資産の一部を充てても良いかもしれません。コロナショックでも上手く投資先を変更して乗り切った実績があります。
>>【無料口座開設】FOLIO ROBO PRO
【対策】長期投資で失敗しない具体的な方法
長期投資で失敗を避ける具体的な方法(対策)をご紹介させていただきます。
実際に私が利用してる投資手法ですので、どうぞご参考ください。
日本株の場合は「ネオモバ」を使う
投資種別 | 株式投資 |
投資先 | 国内株式、ETF等 (上場企業ほぼ全銘柄対象) |
最小投資金額 | 100円台〜 (1株・1口単位) |
手数料 | サービス利用料月額200円(税抜) [約定金額50万円まで取引放題] ※毎月200円分のTポイント貰える |
特徴 | ✔大手企業運営の信頼性 (SBI証券 × CCC) ✔Tポイントが株式投資に使える ✔手数料もほぼ無料 (得られるポイントと相殺) ✔株の定期買付サービスあり ✔1株IPOサービスも展開(2019.11.30〜) ✔ネオモバFXサービス(2020.4.25〜) |
ネオモバ(SBIネオモバイル証券)は、ネット証券大手の「SBI証券」とTポイント運営会社「CCC」が協働して作った株取引サービスです。
日本初、Tポイントを使って株式購入ができる点が大きな特徴です。
日本株で長期・分散・積立投資したいなら、ネオモバ一択です。
- 1株から株が買える(大金なくても分散投資可能)
- 株の定期買付サービスあり(自動積立!)
- 手数料激安(ほぼ無料)
①1株から株が買える
1株単位で買えるので、みずほFGなどの株価が安い銘柄は100円台から購入可能です。(2019.10.29時点)
少額から買えることで、大金を持っていなくても分散投資ができ、リスクを低減できます。
②株の定期買付サービスあり
ネオモバでは、日本株を定期買付することができます。
設定しておけば、自動的に購入されるので、手間が全くかかりません。
投資信託では、このような自動買付サービスを提供している会社が多いですが、株では少なく、さらに1株から対応してるのは、私の知る限りネオモバのみです。
- 1設定:1銘柄5日間まで
※1銘柄を毎日買い付けたい場合は、4〜5設定必要 - 上限設定:50
- 買付設定日が土日祝日の場合、翌営業日にまとめて買付
- 1回あたりの買付は金額指定
- 買付は成行
私の場合、各銘柄において1つずつ設定しました。(月4回、毎週購入)
合計23設定になりましたが、上限は50設定なので、まだまだ銘柄を増やすこともできます。
<私の定期買付設定状況(一部)>
③手数料激安(ほぼ無料)
ネオモバは、月間50万円までの売買の場合、手数料は月額200円(税抜き)です。
ただ、それと引き換えに毎月200Tポイント得られますので実質、手数料はほぼ無料です。
投資において、手数料は非常に重要な点ですが、ネオモバは非常にフェアな手数料体系です。
ご興味あれば、公式サイトご覧ください。
米国株の場合は「SBI証券」
投資種別 | 株式(国内・海外)/投資信託/FX/債券他 ほぼ全ての投資可能 |
特徴 | ✔ネット証券のNo.1 ✔幅広い投資ジャンルを扱う ✔投資信託にTポイント利用可能(ポイント貯めることも!) ✔少額株式投資「ネオモバ」も提供(別申込) ✔海外ETF定期買付サービスあり |
SBI証券は、ネット証券No.1の証券会社です。
大切な金融情報を何十年にも渡って、守ってきた実績は大きく、ネット証券No.1の地位を築いています。
- 米国株は元々1株から購入可能なため大手が安心(ネット証券No.1)
- 株の定期買付サービスが充実
- 米国株の手数料も業界最安値
米国株は元々1株から購入可能なため大手が安心(ネット証券No.1)
100株単位が基本の日本株と異なり、米国株は1株から購入可能です。
したがって、ネオモバのような少額投資サービスを利用することなくネット証券をそのまま使って投資可能です。
ネット証券の中であれば、利用者数No.1のSBI証券が最も安心して使えます。
※楽天証券でもOKですが、定期買付サービスがSBI程充実していませんので長期投資という観点ではSBI証券の方が良いでしょう。
1株よりも少額で米国株取引をしたい場合は、One Tap BUY(ワンタップバイ)というサービスがあります。こちらは1銘柄1000円から投資可能ですので、お試しで米国株取引に挑戦したい方は、こちらのサービスを使った方が良いかもしれません。
>>【無料口座開設】少額米国株ならOne Tap BUY
定期買付(積立)サービスが充実
SBI証券は定期買付(積立)サービスが充実しています!
定期買付(積立)は、購入タイミングのリスクを分散させる効果があります。
いつが割高か割安かの判断が難しいので、常に一定額を購入して、購入金額を平準化させています。
どの証券会社にも積立機能はありますが、SBI証券は細かく設定可能です。
<SBI証券積立設定画面>
「毎日」「毎週」「毎月」「複数日」「隔月」と選択可能です。
長期投資で失敗しないポイントの1つは”積立”です。
SBI証券なら、細かな積立設定が可能です。
米国株の手数料も業界最安値
米国株取引が可能なネット証券会社3社は、どこも手数料が同じくらい低くなっています。
約定金額の0.45ドルが業界最安値(最低取引金額0ドル)ですので、この点からもSBI証券で問題ないでしょう。
SBI証券での口座開設は無料です。
ご興味あれば、公式サイトご覧ください。
私はSBI証券で、アメリカ株(個別銘柄)と米国ETFを購入しています。
具体的な保有銘柄、運用実績は下記記事でまとめてますので、よかったらご覧ください。
【鉄則】長期投資で失敗しない5つのポイント【対策あり】のまとめ
いかがでしたでしょうか?
長期投資で失敗しないポイント、参考になりましたでしょうか?
- 長期で成長する投資先を選ぶ
- 一括投資せず積み立てる
- 分散投資する
- 手数料を安く抑える
- 大儲けは狙わない
長期投資は、手堅く資産を増やす方法です。
短期的な大儲けはできませんが、将来に備えた手堅い投資に興味ある方は、是非始めましょう。
1人でも多くの方が投資を始め、日本の経済活性化につながることを願っています。
最後までご愛読いただき、ありがとうございました。
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大手金融会社で10年以上勤めた後退社し、その後は好きなことだけやりながら月約10万円で細々と暮らしております。
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