「ソーシャルレンディングのmaneo(マネオ)が気になるんなぁ〜。
なんか悪い噂も聞くし、やばいのかなぁ??
デメリットがあるなら、把握しておきたいなぁ〜。」
このような疑問にお答えします。
先に結論を記載させていただきます。
- 関東財務局より行政処分を受けた
- 集団訴訟を起こされている
- 延滞発生案件が多い
- 投資資金が大きい
- 評判が悪い
どうも、元三井住友系の金融マン、稼ぎ隊のCo.隊長(@co_toushi)です。
大手金融機関で10年以上勤めた後退社し、現在は国内株式2000万円ほど運用して、そこから得られる月約10万円で細々と暮らしております。
節約しながら、投資のみで生計成り立つように、自由に生きています。
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本記事では、ソーシャルレンディングのmaneo(マネオ)のやばい点、デメリットについてまとめさせていただきます。
ソーシャルレンディング大手だったので、私も投資しようとしたのですが、調べれば調べるほど、「やばい…」という気持ちが大きくなってきたので、記事化したいと思います。
本記事には個人的な見解も少なからず入りますので、あくまでご参考程度にしていただけると幸いです。
それでは、見ていきましょう!
maneo(マネオ)とは?
投資種別 | ソーシャルレンディング |
主な投資先 | 事業性資金支援など |
最小投資金額 | 3万円〜 |
想定利回り | 5〜12% |
運用期間 | 4〜18ヶ月 |
手数料 | 口座開設・運用手数料無料 (入出金手数料のみ個人負担) |
特徴 | ✔日本初のソーシャルレンディング ✔累計融資額ソーシャルレンディング1位 ✔高利回り案件多い |
maneoは日本初のソーシャルレンディングサービスです。
『ネット上でお金を借りたい企業』と『ネット上でお金を貸したい人』を結びつける融資仲介サービスです。
フィンテック(ファイナンス×テクノロジー)の発達で、近年台頭してきたサービスです。
maneoはソーシャルレンディングでトップクラスの預り資産(ローン総額)を誇っています。
成立ローン総額は公式HPに1644億5417万円(約1650億円)と表記されています。
登録ユーザー数も9万人弱なので、こちらも今後の伸び代をすごい感じます。
maneoは口座への入出金手数料は個人負担ですが、口座開設・運用手数料は無料です。
詳しくは、maneo公式サイトをご覧ください。
これはやばいっ!maneo(マネオ)のデメリット5選!
①関東財務局より行政処分を受けた
- 2018年7月
- 株式会社グリ ーンインフラレンディング(GIL)を営業者とするファンドの取得勧誘に問題あり
- 虚偽表示(当初表示していたように資金が使われていなかった)
- 事実と異なる内容を表示のままファンド募集を継続していた
詳細は関東財務局のページをご覧ください。
maneoのプラットフォームを使って、資金を募ったGIL社のチェックが甘かったってことですね。
一番悪いのはGIL社ですが、当然プラットフォームであるmaneo社にも同等の責任があるでしょう。
私たち投資家はmaneo社が公表する内容を信じて、投資するか決めるのですから…
ちなみに、このファンドの出資者数は3,084名、貸付残高は約103億円であったようです。(2017年12月末時点)
本件の進捗
- GIF社のファンド募集停止
- 約15億円回収、投資家へ分配
- 残りは、他案件も売却して返済を目指す
②集団訴訟を起こされている
GIF社の件は「詐欺だ!」という内容で集団訴訟を起こす流れも起きています。
最近はこういうプラットフォームまでできてるんですね。
しかもここで記載されているこの文章も結構やばいです…
こちらの案件はグリーンインフラレンディングに関するものなので、クラウドリースやガイアファンディングなどの他の案件は、新たに立ち上げてください。この案件に追加記入しないようにお願いします。案件内容が複雑多岐になりますと弁護士さんが受任できなくなります。
同様の案件が他にもあるんですね…(やばいっ汗)
③延滞発生案件が多い
こちらが2020年1月3日現在、maneo公式サイトトップページに掲載されている「お知らせ」です。
ちょっと、延滞発生に関するお知らせが多いですね…この点もやばい気が…
maneoの次に大きなソーシャルレンディングの『SBIソーシャルレンディング』の延滞は現在非常に落ち着いています。
こちらの記事でまとめておりますので、よかったらご参照下さい。
④投資資金が大きい
maneo(マネオ)はソーシャルレンディング最大手です。
これはとても良いことだったのですが、行政処分を皮切りに逆回転してしまっているように感じます…
2位の『SBIソーシャルレンディング』に抜かれるのも時間の問題な気がしています。
さらに、その他のソーシャルレンディングサービスが次々に出てきていて、maneoを反面教師にして、人気を博しています。
大きな資金を動かしていたので、問題が起きた時も影響が大きいと言った感じでしょうか。
⑤評判が悪い
①〜④のデメリットがあるので、当たり前なのですが、、、
それにしても、評判が悪すぎる印象です。
maneoの評判については、こちらの記事でまとめております。
- プラス運用の声あるも少数
- 大型案件の遅延により不安な投資家多数
- 元本割れ案件、発生中
- 投資家の信用失われている
- 他の投資サービスへ乗り換える流れ
これまで多くのサービスの評判をまとめてきましたが、ここまで顧客満足度が低いサービスはなかったかもしれないです…
主なソーシャルレディングサービスの評判をまとめた記事は次の通りです。
ご興味あるサービスあれば、どうぞご参照ください。
大手のソーシャルレンディングなら『SBIソーシャルレンディング』
主な投資先 | 太陽光、不動産関連ファンド |
最小投資金額 | 1万円〜 |
想定利回り | 3%〜10% |
運用期間 | 4ヶ月~36ヶ月 |
手数料 | ー (ファンド毎に異なる) |
特徴 | ✔ネット証券大手の参入 ✔過去デフォルト案件数件あり(HP開示) |
SBIソーシャルレンディングは、ネット証券大手のSBI証券が手がけるソーシャルレンディングです。
<案件イメージ>
maneoのローン投資金額は1650億円ですが、2位のSBIソーシャルレンディングは1200億円です。(3位はクラウドバンク の700億円)
450億円ほど差がありますが、maneoにはデメリットが多いです。
一方、SBIソーシャルレンディングは実勢の良い『オーダーメイド型ローンファンド』と『不動産担保ローン事業者ファンド』に絞り始め、人気が高まっています。
早ければ2020年中にソシャレン1位はSBIソーシャルレンディングになるのでは?と個人的に思っています。
投資家登録は無料です。
ご興味あれば、まずはアカウントを作っておきましょう。
これはやばいっ!maneo(マネオ)のデメリット5選!のまとめ
いかがでしたでしょうか?
maneo(マネオ)のデメリットについて理解深まりましたでしょうか?
- 関東財務局より行政処分を受けた
- 集団訴訟を起こされている
- 延滞発生案件が多い
- 投資資金が大きい
- 評判が悪い
投資サービスにはそれぞれの良さがあるので、オススメできないと強く感じるのは少ないのですが、今のmaneoはちょっとやばい気がします…^^;
大儲けできるなら別ですが、高くても年利10%ほどしか儲かりません。
最悪、会社倒産のリスクまであるのにリスクとリターンが割りに合っていません。
今は、少額で始められる、より手堅いサービスがたくさんありますので、いろいろ吟味して、あなたに合ったサービスで始めると良いでしょう。
参考記事載せさせていただきます。
1人でも多くの方が投資を始め、日本の経済活性化につながることを願っています。
最後までご愛読いただき、ありがとうございました。
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