「自動で資産運用してもらえるロボアドバイザー投資が気になるなぁ〜。
手数料安いとこはどこなんだろう?
注意すべき点とかないのかなぁ〜。」
このような疑問にお答えします。
先に結論記載させていただきます。
- 1位 LINEワンコイン投資
2020年4月末まで無料→終了
(通常資産額の1%) - 2位 THEO+docomo
0.65%〜1.0% - 3位 WealthNavi
0.9%〜1.0% - 4位 Folioおまかせ投資
1.0%
どうも、元三井住友系の金融マン、稼ぎ隊のCo.隊長(@co_toushi)です。
大手金融機関で10年以上勤めた後退社し、現在は国内株式2000万円ほど運用して、そこから得られる月約10万円で細々と暮らしております。
節約しながら、投資のみで生計成り立つように、自由に生きています。
>>詳細プロフィールはこちら
本記事では、ロボアドバイザー投資の手数料ランキングについてまとめさせていただきます。
各サービスごとの注意点も踏まえたうえで、手数料を安く抑えましょう!
ロボアドバイザー投資とは?
あなた自身で考える必要なく、AI(人工知能)を活用したロボアドバイザー側で自動的に資産運用をしてくれるサービスです。
ノーベル賞受賞者が提唱する理論に基づくアルゴリズムで運用され、効率的な資産運用がされるサービスです。
運用まで自動化されているロボアドバイザー投資は、『LINEワンコイン投資』、『THEO+docomo』、『WealthNavi』、『Folioおまかせ投資』があります。
この他にもロボアドバイザーを名乗る投資サービスはたくさんありますが、どのような投資信託を買えばいいかアドバイスしてくれるタイプが多いです。
ロボアドバイザー投資の魅力は「おまかせ」できる点かと思いますので、本記事では、運用まで自動化されているタイプに絞らせていただきます。
ロボアドバイザー投資全般に関する評判・口コミをまとめた記事もございます。よかったらご覧ください。
ロボアドバイザー手数料ランキング!
ロボアドバイザー投資の手数料は、預かり資産額に対して発生します。
業界標準の手数料は年率1%(税抜)です。
ただ、キャンペーンや割引条件を上手く活用することで、これよりも安く抑えることができますので、その点を踏まえたランキングをまとめさせていただきます。
現在の手数料ランキングはこちら!
1位 LINEワンコイン投資(無料→キャンペーン終了)
2位 THEO+docomo(0.65%〜1.0%)
3位 WealthNavi(0.9〜1.0%)
4位 Folioおまかせ投資(1.0%)
※預かり資産に対する年率(税抜)
1位 LINEワンコイン投資
主な投資先 | 海外ETF・債券 (世界経済) |
最小投資金額 | 500円〜 |
想定利回り | 3.0〜5.0% |
手数料 | →2020年4月まで無料!! |
特徴 | ✔500円から始められるお手軽投資 ✔手数料無料キャンペーン中 (2020年4月末まで) |
「LINEワンコイン投資」はLINE社とFOLIO社が組んで展開しているロボアドバイザー投資サービスです。
LINEワンコイン投資は週次の積み立て式で、なんと500円から始められます。しかも、2020年4月末まで手数料無料キャンペーン中です。
- 2020年5月以降は通常手数料(年率1%)
- 想定利回りが他のロボアドバイザー投資より低い
- 週次積立式のため、大金運用困難
2020年5月以降は通常手数料(年率1%)
キャンペーンが延長される可能性もありますが、今告知されている内容は2020年4月末までです。
それまでは無料ですが、それ以降も継続運用すれば、2020年5月から年率1%(税抜)の手数料が発生します。
想定利回りが他のロボアドバイザー投資より低い
LINEワンコイン投資は、運用リスクの設定など個人が行う手間が一切ありません。
銀行口座に預けたら、それが自動で運用される感覚の超おまかせ投資です。
したがって、めちゃめちゃ安全(低リスク)運用がされています。
<私のLINEワンコイン投資の投資先>
とても安全な投資先の債券に58%以上投資されています。
非常に安全なのですが、儲けについても他のロボアドバイザー投資より少ないでしょう。
週次積立式のため、大金運用困難
週次の積立額が500円〜100,000円で設定できます。
逆に言うと、一気に大金を入金して運用してもらうことは、想定されていません。
月間投資額が最大40〜50万のため、それ以上の大金運用したい方向けにはサービス設計されていません。
以上の注意点を踏まえると、LINEワンコイン投資は少額で初めて投資を始める初心者をターゲットに作られているサービスかと思います。
手数料無料で、かなり安全運用されるので、全く投資したことないという初心者の方は、とりあえずLINEワンコイン投資を始めてみるのはアリかと思います。
ご興味あれば、詳細は公式サイトをご覧ください。
2位 THEO+docomo(テオプラスドコモ)
投資種別 | ロボアドバイザー投資 (おまかせ運用) |
主な投資先 | 海外ETF (世界経済) |
最小投資金額 | 1万円〜 |
想定利回り | 年率8.4% (THEOシミュレーション) |
手数料 | 0.65%〜1.00%(税抜) |
特徴 | ✔1万円から運用可能 ✔dポイント貯められる ✔dカード利用で、おつりの積立可能 ✔dカードGOLDを持って、条件満たせば手数料割引 |
THEO(テオ)+docomoは、ベンチャー企業「お金のデザイン」とNTT docomoが協同して作ったロボアドバイザー投資サービスです。
THEO+docomoでは、条件を満たせば、最大0.65%まで手数料を引き下げることができます。
- dカードゴールド会員の方
- 対象期間内に出金がない
- 毎月、通常積立をしてる
- おつり積立を設定してる
これらの条件を満たすと、運用額に応じて、手数料が割引されます。
ロボアドバイザー投資の平均手数料率は1%(税抜)で、恒常的な手数料割引があるのはTHEO+docomoくらいではないでしょうか?
運用額によっては大きなメリットになりますので、まだ持ってない人もご検討してもいいかもしれません。
私の投資先を見ても、かなり多くの金融商品に国際分散投資されます。
<THEO+docomo分散投資先例>
この分散投資数はもはや職人です…
ここまで色々な投資先に分散するなんて、初心者にはできません。
しかも毎月その配分が見直され、自動で再配分(リバランス)までしてくれます。
リバランスに関してはこちらの記事をご参照ください。
THEO+docomoでは5つの質問に回答するだけで投資の無料診断が可能です。
口座開設も、もちろん無料です。
ご興味ある方は、どうぞ公式サイトご覧ください。
第3位 WealthNavi(ウェルスナビ)
主な投資先 | 海外ETF (世界経済) |
最小投資金額 | 10万円〜 |
想定利回り | 年率7.6%〜18.6% |
手数料 | 0.9〜1.0%(税抜) |
特徴 | ✔ロボアドバイザー預かり資産・運用者数No.1 ✔長期割引で最大0.9%まで手数料割引 ✔預かり資産2,900億円・口座数33万口座 (2020年9月2日時点) |
WealthNavi(ウェルスナビ)はロボアドバイザー投資の預かり資産、預かり口座数No.1のサービスです。
WealthNaviでは長期割というものがあり、適用されれば0.9%まで下げられます。
割引条件達成難しく、割引率も小さい
割引条件達成難しく、割引率も小さい
WealthNaviはTHEOよりも割引条件の達成が難しい上に、割引率も大きくありません。
WealthNaviを利用する場合は、あまり割引を期待しない方がいいかもしれません。
どの業界も、実績や信頼があるサービスはあまり値下げしないのと一緒で、WealthNaviの魅力は手数料ではなく、ロボアドバイザー投資の圧倒的な実績です。
<WealthNaviとTHEO比較>
WealthNavi | THEO | |
預かり資産 | 2900億円 | 360億円 |
口座数 | 33万口座 | 7万口座 |
主な提携先 | SBI証券、住信SBIネット銀行、JAL、ANA、ソニー銀行、横浜銀行など | docomo、各種地銀など |
※WealthNaviは2020年9月2日時点
手数料の安さならTHEOで、ロボアドバイザーNo.1の実績に魅力を感じるならWealthNaviを選ぶという感じかと思います。
両者の具体的な比較記事もありますので、よかったらご覧ください。
WealthNaviもTHEO同様、簡単な質問に答えるだけで運用プランを無料診断してもらえます。
ご興味あれば、公式サイトにて診断してみてください。
第4位 Folioおまかせ投資
主な投資先 | 海外ETF (世界経済) |
最小投資金額 | 10万円〜 |
想定利回り | 年率5.0〜10.0% |
手数料 | 1.0%(税抜) |
特徴 | ✔独自のテーマ投資もあり ✔LINEと提携してサービス展開中 |
Folioおまかせ投資は、オンライン証券会社のFolioが提供するロボアドバイザー投資です。
本記事1位のLINEワンコイン投資の運用をしている会社でもあります。
Folio単体で手がけるロボアドバイザー投資は特に手数料割引やキャンペーンはありませんので、業界平均の1%(税抜)になります。
LINEワンコイン投資と併用利用不可
LINEワンコイン投資と併用利用不可
LINEワンコイン投資は、オンライン証券会社のFolioと協働して提供しているサービスです。
Folioの証券口座を開設して運用されますので、Folio独自で提供している「Folioおまかせ投資」と併用してサービス利用することができません。
LINEワンコイン投資で運用している中、Folioおまかせ投資にも申し込もうとするとLINEワンコイン投資の解約を促されます。
LINEワンコイン投資では、リスク許容度の設定や、大金運用がしづらいので、LINEワンコイン投資利用者がステップアップしたい場合にFolioおまかせ投資を利用する感じでしょうか?
同じ証券口座なので、移行はスムーズに行えますからね。
詳細は公式サイトご覧ください。
ロボアドバイザー手数料ランキング!注意点踏まえ安く抑えよう!のまとめ
いかがでしたでしょうか?
ロボアドバイザー投資の手数料について理解深まりましたでしょうか?
1位 LINEワンコイン投資(無料)
2位 THEO+docomo(0.65%〜1.0%)
3位 WealthNavi(0.9〜1.0%)
4位 Folioおまかせ投資(1.0%)
※預かり資産に対する年率(税抜)
ロボアドバイザー投資の手数料は預かり資産額に対して発生します。
したがって、手数料の割引がないのであれば1社に絞るより複数社に分けて運用する方がリスク分散ができて賢明かもしれません。
投資の世界に100%はありえませんので、何事も1つに絞るとリスクがつきまといます。
最初だけ少し手間がかかりますが、大事な資産を守るためです。
少しの手間は惜しまず、対応した方が安全かと思います。
アドバイスするだけのロボアドバイザーサービスを含めたAI活用した投資サービス記事はこちらです。ご興味あれば、合わせてご覧ください。
1人でも多くの方が投資を始め、日本の経済活性化につながればと願っています。
最後までご愛読いただきありがとうございました。
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