WealthNaviとTHEO+docomo比較【両方アリ?】

ロボアドバイザー運用検討者

「ロボアドバイザー投資のWealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO+docomo(テオプラスドコモ)ってどんな違いがあるんだろう?

両方とも同じような商品に見えるなぁ〜。

どんな違いがあるか知りたいなぁ〜。」


このような疑問にお答えします。

先に結論申し上げます。

こちらが私の考える両サービスの評価です。(各項目5点満点)

本記事の結論
  • 信用重視ならWealthNavi
  • 手数料割引条件を満たせるならTHEO+docomo
  • 運用の評価は難しい。予算を2つに分けて両方で運用するのが現実的!?

Co.隊長
どうも、元三井住友系の金融マン、稼ぎ隊のCo.隊長@Co_Keio)です。
大手金融機関で10年以上勤めた後退社し、その後は好きなことだけやりながら月約10万円で細々と暮らしております。
※2019年は株2000万円運用で月10万円の生活費を捻出してました。
>>詳細プロフィールはこちら

本記事では、ロボアドバイザーの2強、WealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO+docomo(テオプラスドコモ)どちらか悩んでいる方向けに、3つの観点から比較して、簡単にまとめさせていただきました。

両方で運用している私の実績も交えて整理しましたので、どうぞご参考ください。
それでは、具体的に見ていきましょう。

WealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO+docomo(テオプラスドコモ)

WealthNavi(ウェルスナビ)とは?

投資種別 ロボアドバイザー
(おまかせ運用)
最小投資金額 10万円〜
想定利回り 年率7.6%〜18.6%
手数料 預かり資産の1%
(現金部分を除く、年率・税別)
特徴 ✔ロボアドバイザー預かり資産・運用者数No.1
✔長期割引で最大0.9%まで手数料割引
✔︎預かり資産2,900億円・口座数33万口座
(2020年9月2日時点)

WealthNavi(ウェルスナビ)はロボアドバイザー投資で預かり資産・運用者数No.1のサービスです。

ロボアドバイザー投資とは?

あなた自身で考える必要なく、ロボアドバイザー側で投資先を決め、自動的に資産運用をしてくれるサービスです。
ノーベル賞受賞者が提唱する理論に基づくアルゴリズムで運用され、効率的な資産運用がされるサービスです。

資産を預けておくだけで、自動的に世界経済に投資・運用されるイメージです。提携先に大企業も多く、現在投資家から多くのお金が集まっています。

WealthNaviの提携先

WealthNaviでは、リスク別に自分の運用プランを決めることができます。
口座開設ももちろん無料ですので、ご興味あれば、公式サイトをご確認ください。

THEO+docomo(テオプラスドコモ)とは?

投資種別 ロボアドバイザー投資
(おまかせ運用)
主な投資先 海外ETF
(世界経済)
最小投資金額 1万円〜
想定利回り 年率8.4%
(THEOシミュレーション)
手数料 0.65%〜1.00%(税抜)
特徴 ✔1万円から運用可能
✔dポイント貯められる
✔dカード利用で、おつりの積立可能
✔dカードGOLDを持って、条件満たせば手数料割引

THEO(テオ)+docomoは、ベンチャー企業「お金のデザイン」とNTT docomoが協同して作ったロボアドバイザー投資サービスです。

お金を入金すれば、自動的に分散投資され、運用が始まります。

<私のTHEO+docomo投資先例>

かなり細かく分散投資されるのもTHEO+docomoの特徴です。THEO+docomoでは5つの質問に回答するだけで運用の無料診断ができ、口座開設も無料です。
ご興味ある方は、どうぞ公式サイトご覧ください。

WealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO+docomo(テオプラスドコモ)の3点比較!

信用重視ならWealthNavi(ウェルスナビ)

信用とは、会社としての安定性をさします。
金融を営む業者は基本的に財務基盤しっかりしていますが、過去の山一證券倒産など100%安全という世界はどこにもありません。

万が一、経営が危なくなるリスクは排除したいですね。
いずれの会社も安定していますが、やはりWealthNaviの規模は大きいです。

  WealthNavi THEO+docomo
預かり資産 2900億円 600億円
口座数 33万口座 11万口座
主な提携先 SBI証券、住信SBIネット銀行、JAL、ANA、ソニー銀行、横浜銀行など docomo、各種地銀など

※WealthNaviは(2020年9月2日時点)

やはり財務基盤の安定性という意味では、ロボアドバイザー投資No.1のWealthNaviに軍配が上がります。
とは言え、THEO+docomo全国の地銀と提携していますので、決して信用がないというレベルではございません。

何よりも信用重視したい方は、WealthNaviの方が相性が良いでしょう。

手数料割引条件を満たせるならTHEO+docomo

ロボアドバイザー投資の手数料は年利1%(税抜き)が業界平均です。
この2社だけでなく、他のロボアドバイザー投資(LINEワンコイン投資FOLIO ROBO PROなど)の手数料も年利1%です。

ただこの2社の手数料は、条件を満たすことで割引されます。

  WealthNavi THEO+docomo
手数料
(税抜き)
0.9%〜1.0% 0.65%〜1.0%
補足 運用資産額や
期間などにより
最大0.9%まで割引

運用資産額や
期間などにより
最大0.65%まで割引

3000万円を超える部分は0.5% 3000万円を超える部分は0.5%

WealthNaviの長期割

このような条件で6ヶ月ごとに割引が適用されていき、最大0.1%割り引かれ、年率0.9%まで下がるというものです。

THEO+docomoの割引制度

THEO+docomoでは、このような条件を満たすことで、最大0.65%まで手数料を引き下げることができます。

THEO+docomo手数料割引条件

  • dカードゴールド会員の方
  • 対象期間内に出金がない
  • 毎月、通常積立をしてる
  • おつり積立を設定してる

これらの条件を満たすと、運用額に応じて、下記のように手数料が割引されます。

割引条件を全て満たすのは、少しハードルが高いですが、長期的にTHEO+docomoで運用するなら手数料割引は大きいです。
こちらの記事で、もう少し詳しく触れてますので、よかったらご覧ください。

【診断】THEO+docomoとの相性チェック(5問)

2020年3月18日

運用の評価は難しい

両方ともロボアドバイザーによる運用です。
いずれもノーベル賞の考え方により、効率的に運用する点を強調しています。

ノーベル賞受賞者が提唱する理論に基づいた金融アルゴリズムで、お客様一人ひとりに合ったポートフォリオ(資産の組み合わせ)を自動で組み、リスクを抑えながらリターンの最大化を目指します。

WealthNavi

ノーベル経済学賞を受賞した「現代ポートフォリオ理論」と「資産価格の実証分析」の2つの理論を用いて運用アルゴリズムが作られています。

THEO

これでは、本当に違いが分かりません。
リバランス(投資先配分の見直し)を細かくするのはTHEO+docomoの方ですが、それが必ずしも良い方向に働く保証はありません。

リバランスについては、こちらの記事をご覧ください。

リバランス効果が得られる投資サービス3選!長期投資に必須です

2020年1月5日

※2020年7月追記

現に、2020年7月時点の私の運用実績を比較すると、細かい運用するTHEO+docomoの方が少しだけ悪い結果になっています。

私の運用実績比較(2020.7)

手数料の違いのように、わかりやすく違いが見える化されているものでないと、本当の意味での比較は難しいです。
両方のサービスの口コミをまとめた記事も書きましたが、一概にどっちが儲かっているという傾向は読み取れませんでした。

したがって、この点はいずれも4点の評価とします。

おすすめはどっち?→両方始めよう

ここまでの比較をまとめると、総合的には同じという評価になります。

ただ、人によって重視する点が違いますので、このように考えてOKかと思います。

でもやっぱり”運用”が気になる

そのような方は投資金額を2つに分けてWealthNaviとTHEOそれぞれで運用することをおすすめします。

というのは、手数料は運用金額に応じて発生しますので、2つに分けようが大きなデメリットはありません。
むしろ、リスクヘッジができて賢明な投資判断に思えます。

口コミの記事内にもありますが、両方に分けて運用してる人も少なくありません。

ちなみに、1つにまとめて運用するメリットがある人は以下の人です。

1社に投資額をまとめないと手数割引が受けられない人
(3000万円以上運用する人や割引テーブルの境界線の運用額の人)

したがって、ほとんどの人は1社にまとめる必要ないのではないでしょうか?
まとめると、WealthNavi、THEO+docomoどっちにする?という比較は不要で、これが正解かと思います。

投資金額を分けて、それぞれで運用を始める

あきらかに運用に差があれば1社に集約してもいいですし、あまり変わらなければ両方で運用を継続すればいいでしょう。

私たちは何かと1つに決めないといけないと思いがちですが、1つにするメリットが大きくないのなら2つ以上選べばいいだけです。
今回のロボアドバイザーサービスが正にそのケースかと思います。

どちらも口座開設無料です。

(類似商品紹介)LINEワンコイン投資

投資種別 ロボアドバイザー投資
(おまかせ運用)
主な投資先 海外ETF・債券
(世界経済)
最小投資金額 500円〜
想定利回り 3.0〜5.0%
手数料 1.00%(税抜)
特徴 ✔500円から始められるお手軽投資
✔SNS最大手LINEが手がける投資サービス

LINEワンコイン投資」はLINE社とオンライン証券会社のFOLIOが組んで展開しているロボアドバイザー投資サービスです。

週次の積み立て式で、なんと500円から始められます。
銀行口座に預け得る感覚で、勝手に運用される完全おまかせ投資です。

LINEワンコイン投資は、初心者向きに設計されており、かなり手堅く運用されています。

<私のLINEワンコイン投資先>
60%が値動きの小さい国債などの債券です。
ロボアドバイザー投資の中でも最もリスクが低いサービスと考えて良いでしょう。

LINEワンコイン投資の口座開設は無料です。
とても簡単に少額から始められますので、ご興味あれば、公式サイトご覧ください。

WealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO+docomo(テオプラスドコモ)徹底比較!!【両方アリ?】のまとめ

いかがでしたでしょうか?
WealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO+docomo(テオプラスドコモ)の違い参考になりましたでしょうか?

商品性の違い

  • 信用重視ならWealthNavi
  • 手数料割引条件を満たせるならTHEO+docomo
  • 運用の評価は難しい。予算を2つに分けて両方で運用するのが現実的!?

本記事は判断しやすいように、できる限り内容をシンプルにしました。
もう少し細かく知りたい方は、他のロボアドバイザー投資も含めて比較したこちらの記事をどうぞご覧ください。

【初心者おすすめ】ロボアドバイザー投資4選|特徴や評判は!?

2019年7月14日

1人でも多くの方が投資を始め、日本の経済活性化につながればと思っています。
最後までご愛読いただき、本当にありがとうございました。

投資判断は自己責任のもと、行うようお願い致します。m(_ _)m

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ABOUTこの記事をかいた人

様々な副業に挑戦する『稼ぎ隊』のCo.隊長です。三井住友カード(株)で10年以上勤めた後退社し、現在は国内株式2000万円ほど運用して、そこから得られる月約10万円で細々と暮らしております。節約しながら、投資のみで生計成り立つように、様々な投資にトライし、有益な情報をシェアしようと思います♪