自動的に分散投資されるサービス5選!管理の手間を省こう!

投資初心者

「投資先って分散させた方がいいのかなぁ?

でもどう分散していいか分からないなぁ〜。

失敗すると嫌だなぁ〜。

自動で分散投資できるサービスとかないかなぁ〜??」


このような疑問にお答えします。

先に結論を記載させていただきます。

どうも、元三井住友系の金融マン、稼ぎ隊のCo.隊長@co_toushi)です。
大手金融機関で10年以上勤めた後退社し、現在は国内株式2000万円ほど運用して、そこから得られる月約10万円で細々と暮らしております。
節約しながら、投資のみで生計成り立つように、自由に生きています。
>>詳細プロフィールはこちら

本記事では、自動的に分散投資される投資サービスについてまとめさせていただきます。
難しいことは全ておまかせできる、とても楽なサービス5つです。

どうぞ、ご参考ください。
それでは、見ていきましょう!

分散投資とは?

分散投資とは、投資対象を1つにするのではなく、性質がなるべく異なる複数の投資先に分散することです。
分散投資により、各資産の価格の動きが打ち消しあい、リスクを減らすことができます。

アメリカでは有名な格言があります。

卵を1つのかごに盛るな

卵を全部同じかごに入れて、もし落としてしまったら、全ての卵が割れてしまいます。
全てを一気に失うリスクを下げるには、いくつもかごに分けて卵を運べばいいんですね。

これはまさに、分散投資が大切であるということを伝えるためにできた格言です。

分散投資のメリット・デメリット

《メリット》
・リスクの低減
・安定的な儲け

《デメリット》
・時間がかかる
・大きく儲からない
・管理の手間がかかる

《メリット》リスクの低減

卵の格言から分かるように、投資先が少なければ少ないほど、万が一何か起きた時のリスクが大きいです。
卵を運ぶかご(投資先)を分散させておけば、1つのかごを落としても、他のものでカバーできるため、リスクを低減できます。

《メリット》安定的な儲け

例えば、1つの銘柄(株)に100万円投資していた場合、投資先の企業が倒産したら0円になるかもしれません。
でも10個の企業に10万円ずつ分散投資していた場合、その内の1つが倒産しても、残りの9社が約15%ずつ値上がれば、トータルではプラスになります。

<例>

銘柄投資額利回り運用後資産
A社10万-100%0万
B社10万+15%11.5万
C社10万+15%11.5万
D社10万+15%11.5万
E社10万+15%11.5万
F社10万+15%11.5万
G社10万+15%11.5万
H社10万+15%11.5万
I社10万+15%11.5万
J社10万+15%11.5万
合計100万+3.5%103.5万

基本的に倒産して0円にまでなる可能性は低いです。
かつそんなリスクがある投資なら、逆に2倍になる銘柄も出てきてもおかしくありません。

万が一のことが起きても、さほどダメージを食らわず、安定的な儲けができるのが分散投資のメリットです。

《デメリット》時間がかかる

分散投資をしても長期的に見なければ効果を傍受できない可能性があります。
短期的でなく、時間がかかってしまうのというのがデメリットです。

《デメリット》大きく儲からない

上記例からも分かるように、1社が倒産しても損をしないようにリスク管理ができる一方、儲けは大きくありません
分散投資はどちらかというと守りの対策です。

《デメリット》管理の手間がかかる

投資先をたくさん分けなければならないので、その分管理の手間がかかってしまいます。
ただ、これは全て個人で行う場合です。

本記事では、この3つ目のデメリットは解消された自動分散投資サービス」をPick Upさせていただきます。

自動的に分散投資されるサービス5選!

自動分散投資サービス

  1. WealthNavi
  2. LINEワンコイン投資
  3. THEO+docomo
  4. トラノコ
  5. 投信工房

WealthNavi(ウェルスナビ)

投資種別 ロボアドバイザー
(おまかせ運用)
最小投資金額 10万円〜
想定利回り 年率7.6%〜18.6%
手数料 0.9〜1.0%[税込1.1%]
特徴 ✔ロボアドバイザー預かり資産・運用者数No.1
✔長期割引で最大0.9%[税込0.99%]まで手数料割引

WealthNavi(ウェルスナビ)ロボアドバイザー投資で預かり資産・運用者数No.1のサービスです。

ロボアドバイザー投資とは?

あなた自身で考える必要なく、AI(人工知能)を活用したロボアドバイザー側で投資先を決め、自動的に資産運用をしてくれるサービスです。
ノーベル賞受賞者が提唱する理論に基づくアルゴリズムで運用され、効率的な資産運用がされるサービスです。

WealthNaviの口座に預けておけば、あとはロボットが自動で分散投資してくれます。
私のWealthNaviでの分散投資先はこちらです。(投資額100万円)
WealthNaviの口座に入金したら、自動的に投資先がこのように分散され、すぐに運用が始まります。
あとは、基本放置なので、とても楽です。
2019.12.27時点だと+1%くらい(1万円)の儲けです。(開始1ヶ月)

WealthNaviでは簡単な質問に答えるだけで、自分の運用プランを無料診断できます。
ご興味あれば、公式サイトでご確認ください。

LINEワンコイン投資

投資種別 ロボアドバイザー投資
(おまかせ運用)
主な投資先 海外ETF
(世界経済)
最小投資金額 500円〜
想定利回り 3.0〜5.0%
手数料 1.00%(税抜)
→2020年4月まで無料!!
特徴 ✔500円から始められるお手軽投資
手数料無料キャンペーン中
(2020年4月末まで)

LINEワンコイン投資」はLINE社とオンライン証券会社のFOLIOが組んで展開しているロボアドバイザー投資サービスです。
週次の積み立て式で、なんと500円から始められます。

LINEワンコイン投資の投資先はこんな感じです。(投資額1万円)
債券に60%近く投資されているので、かなり保守的な運用がされるサービスと捉えていいでしょう。
こちらもLINE Payから引き落とされたら、それが自動的に分散投資され、運用が開始されます。

こちらもwealthnaviと同じくらい、+1.3%の運用益になっています。(2019.12.27時点)

LINEワンコイン投資は、2020年4月末まで手数料無料です。
とても簡単に少額から始められますので、ご興味あれば、公式サイトご覧ください。

THEO+docomo

投資種別 ロボアドバイザー投資
(おまかせ運用)
主な投資先 海外ETF
(世界経済)
最小投資金額 1万円〜
想定利回り 年率8.4%
(THEOシミュレーション)
手数料 0.65%〜1.00%(税抜)
特徴 ✔1万円から運用可能
✔dポイント貯められる
✔dカード利用で、おつりの積立可能
✔dカードGOLDを持って、条件満たせば手数料割引

THEO(テオ)+docomoは、ベンチャー企業「お金のデザイン」とNTT docomoが協同して作ったロボアドバイザー投資サービスです。

THEO(テオ)単体でもロボアドバイザー投資としてサービス提供されてますが、THEO+docomoではドコモの特典を数多く受けられるのが特徴です。
投資初心者のドコモユーザーと相性が良いでしょう。

私の投資先を見ても、かなり多くの金融商品に国際分散投資されます。

<THEO+docomo分散投資先例>

この分散投資数はもはや職人です…w
ここまで色々な投資先に分散するなんて、初心者にはできません。

しかも毎月その配分が見直され、自動で再配分(リバランス)までしてくれます。
リバランスに関してはこちらの記事をご参照ください。

リバランス効果が得られる投資サービス3選!長期投資に必須です

2020年1月5日

THEO+docomoでは5つの質問に回答するだけで投資の無料診断が可能です。
口座開設も、もちろん無料です。
ご興味ある方は、どうぞ公式サイトご覧ください。

トラノコ(おつりで投資)

投資種別 投資信託
(トラノコファンド)
主な投資先 海外ETF
(世界経済)
最小投資金額 5円〜
想定利回り 年率7.0%〜12.0%
手数料 月額利用料:300円(税込)
運用報酬:0.3%(税抜)/年
特徴 ✔業界最小金額5円から投資OK!!
✔手数料体系が明確
✔単純明快な3つのトラノコファンド

トラノコは「おつりで投資」をコンセプトにしている投資サービスです。
家計簿アプリと連携して、お釣りと判断したものが自動で投資にまわる仕組みです。

こちらはトラノコファンドという、独自の投資信託3つを運用しています。

分散投資先はこのように開示されています。

投資先はここまでご紹介した3つのサービスと似ていますが、ロボアド運用でなく、あくまで株式会社トラノコが運営する形です。
それが将来に渡って、どういう差になるか未知数なのですが、現状は利回り7%を超えるケースもあるようです。

トラノコは5円から投資が可能です♪
ご興味あれば、公式サイトご覧ください。

投信工房(松井証券)

投資種別 投資信託
主な投資先
(投資信託による)
最小投資金額 100円〜
想定利回り
(投資信託による)
手数料
(投資信託による)
特徴 ✔ロボアドバイザーが投資信託を提案してくれるサービス
✔歴史ある松井証券の無料サービス

最後は松井証券が手がける投信工房です。
あなたに合いそうな投資信託をロボアドバイザーが提案してくれます。

同じロボアドバイザーという言い方をしていますが、運用が自動化された他のサービスと異なり、こちらはアドバイスするのみのサービスです。

投資信託は様々な投資先がパッケージ化されたものなので、どれを選んでも分散投資されるでしょう。
ただ手数料体系が他のサービスより複雑なので、十分ご注意ください。

松井証券で投資信託を買う際の手数料に関しては、こちらの記事をご参照ください。

【松井証券】投資信託の販売手数料無料!【でも注意です】

2019年12月3日

投信工房による運用プランの提案機能は無料です。

ご興味あれば、サクッと診断してみてください。

自動的に分散投資されるサービス5選!管理の手間を省こう!のまとめ

いかがでしたでしょうか?
自動的に分散投資されるサービスについて理解深まりましたでしょうか?

個人的にロボアドバイザー投資がどれも今のところ調子良さそうなので、おまかせ投資はロボアド系にシフトしつつあります。
本記事でご紹介したロボアドバイザー投資3社(WealthNaviLINEワンコイン投資THEO+docomo)の私の運用実績公開しています。
どうぞ、ご参考ください。

【実績公開】ロボアドバイザー投資徹底比較!儲かるのはどこ?

2021年3月1日

1人でも多くの方が投資を始め、日本の経済活性化につながることを願っています。

最後までご愛読いただき、ありがとうございました。

投資判断は自己責任のもと行うようお願い致します。m(_ _)m

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ABOUTこの記事をかいた人

様々な副業に挑戦する『稼ぎ隊』のCo.隊長です。三井住友カード(株)で10年以上勤めた後退社し、現在は国内株式2000万円ほど運用して、そこから得られる月約10万円で細々と暮らしております。節約しながら、投資のみで生計成り立つように、様々な投資にトライし、有益な情報をシェアしようと思います♪