「ロボアドバイザー投資が気になるなぁ〜。
ロボットに任せれば簡単に儲けられるんだろうかぁ??
デメリットはないのかなぁ〜??
始める前に把握しておきたいなぁ〜。」
このような疑問にお答えします。
先に結論記載させていただきます。
- 大儲けは期待できない
- 運用精度の予測が難しい
- 自分で運用するよりは手数料が高い
本記事では、「ロボアドバイザーはおすすめしない?3つのデメリット徹底解説!」というテーマでまとめさせていただきます。
ロボアドバイザー投資をご検討されている方、どうぞご参考ください。
それでは、見ていきましょう!
ロボアドバイザー投資とは?
投資種類 | ロボアドバイザー投資 |
主な投資先 | 海外ETF (世界経済全体) |
最小投資金額 | 500円〜 |
想定利回り | 3〜10% |
特徴 | ロボアドバイザーを活用した自動運用 人件費抑制により手数料も抑えられている(業界標準 年1%) |
ロボアドバイザー投資とは、あなた自身で考える必要なく、ロボアドバイザー側で投資先を決め、自動的に資産運用をしてくれるサービスです。
ノーベル賞受賞者が提唱する理論に基づくアルゴリズムで運用され、効率的な資産運用がされるサービスです。
ロボアドバイザーはおすすめしない?3つのデメリットとは?
ロボアドバイザーはおすすめか?おすすめしないか?
これは、どのようなスタンスで投資をしようとしているかによります。
下記3つのデメリットを把握して、あなたの投資スタンスに合うかご判断いただければと思います。
それでは見ていきましょう!
デメリット① 大儲けは期待できない
投資には様々な種類があります。
個別銘柄の株式投資では資産が2倍、3倍になるような可能性ありますし、さらにハイリスク・ハイリターン投資では数十倍を狙うようなものもございます。
それに比べ、ロボアドバイザー投資の想定利回りは年率3〜10%です。
もしこの結果が得られれば、投資としてはかなり合格点なのですが、これを少ないと感じる人もいると思います。
ハイリターンを狙いたい人にとっては、おすすめできません。
ハイリスク・ハイリターン投資についてはこちらの記事にまとめておりますので、ご興味あればご覧ください。
ロボアドバイザー運用実績
私は、主なロボアドバイザー投資サービスを複数運用してしています。
運用実績も毎月更新していますので、よかったらご覧ください。
またロボアドバイザー運用をしている利用者の声を見ても、多くは+3〜5%の含み益が出ていそうです。
ツイッターの声を集めた記事で確認いただけますので、よかったらご覧ください。
デメリット② 運用精度の予測が難しい
主なロボアドバイザーサービスは4つございます。
「WealthNavi」「THEO+docomo」「LINEワンコイン投資」「FOLIO」。
手数料や操作性の違いは把握しやすいのですが、運用精度の違いは非常にわかりづらいです。
“ロボットによる自動運用“ということしか分からないので、どっちの自動運用の方が、どれくらい良いのか?というのは判断しづらいです。
同じサービス内でもリスク許容度によって、結果が異なってきます。
したがって、いくつか並行して運用しながら結果が良いもの集約していくのがいいのかもしれません。
※私はそのように運用しています。
ロボアドバイザー投資のサービス比較についてはこちらの記事をご覧ください。
デメリット③ 自分で運用するよりは手数料が高い
さて、最後はもっとも指摘の多い「手数料」に関する点です。
手数料についてはこのようにまとめられます。
その他のおまかせ投資(投資信託など)に比べれば安いけど、自分で全て運用するよりは高い。
この説明に尽きると思います。
ロボアドバイザーの投資先である海外ETF等は各自で購入可能です。
その手数料は0.1〜0.4%に抑えることができますので、あなたに投資知識やスキルがあるなら自分で全て運用してみるというのも1つの手です。
ただ投資先は複数あるので、それぞれの投資割合を決めたり、リバランス(投資配分の変更)したりと手間が生じます。
運用額が大きいと数%の手数料も大きな違いになってきますので、その場合は手間をかけても含み益を増やした方がいいかもしれません。
逆に運用額が小さかったり、投資知識・スキルを徐々に身につける段階では手数料を払って、まずはロボアドバイザーにお願いしてみるのもアリかと思います。
サービスを受けるからには、手数料は必ず発生するので、手数料分の価値があるか、あなたの状況に合わせて判断する必要があります。
(参考)主なロボアドバイザー投資
「LINEワンコイン投資」
投資種別 | ロボアドバイザー投資 (おまかせ運用) |
主な投資先 | 海外ETF (世界経済) |
最小投資金額 | 500円〜 |
想定利回り | 3.0〜5.0% |
手数料 | 1.00%(税抜) |
特徴 | ✔500円から始められるお手軽投資 ✔SNS最大手のLINEが手掛ける投資サービス |
「LINEワンコイン投資」はLINE社とオンライン証券会社のFOLIOが組んで展開しているロボアドバイザー投資サービスです。
週次の積み立て式で、なんと500円から始められます。
LINEワンコイン投資の投資先はこんな感じです。(投資額1万円)
債券に60%近く投資されているので、かなり保守的な運用です。
こちらはLINE Payから週次で引き落としがかかり、それが自動的に世界経済に分散投資されますので、最初に始める投資に向いています。
LINEワンコイン投資の口座開設は無料です。
とても簡単に少額から始められますので、ご興味あれば、公式サイトご覧ください。
WealthNavi(ウェルスナビ)
投資種別 | ロボアドバイザー (おまかせ運用) |
最小投資金額 | 10万円〜 |
想定利回り | 年率7.6%〜18.6% |
手数料 | 0.9〜1.0%[税込1.1%] |
特徴 | ✔ロボアドバイザー預かり資産・運用者数No.1 ✔長期割引で最大0.9%[税込0.99%]まで手数料割引 |
WealthNavi(ウェルスナビ)はロボアドバイザー投資で預かり資産・運用者数No.1のサービスです。
預かり資産額は2300億円を突破している、大規模な投資サービス会社です。
※2020年2月13日時点
預かり資産の多い最新投資会社をこちらの記事でまとめてますが、ウェルスナビが断トツ一位です。
<ウェルスナビの分散投資先>
※2019年12月時点
これが分散投資の一般的な投資先です。
- 株(米国)
- 株(日欧)
- 株(新興国)
- 債券(米国)
- 金
- 不動産
リスク許容度によって、分散投資先の配分を調整します。
リスクを多く取りたい方は必然的に株の割合が高くなり、リスクを抑えたい方は債券の割合が高くなります。
また、ウェルスナビは大手企業との提携も多いです。
WealthNaviでは簡単な質問に答えるだけで、自分の運用プランを無料診断できます。
口座開設ももちろん無料です。
ご興味あれば、公式サイトでご確認ください。
ロボアドバイザーはおすすめしない?3つのデメリット徹底解説!のまとめ
いかがでしたでしょうか?
ロボアドバイザー投資のデメリットについて理解深まりましたでしょうか?
- 大儲けは期待できない
- 運用精度の予測が難しい
- 自分で運用するよりは手数料が高い
上記点を受け入れられない人にとってはロボアドバイザーは向いていないと思います。
ツイッターの声から推測すると、投資知識・スキルがあればあるほどロボアドバイザーに魅力は感じていないようです。
逆に投資初心者にとっては、手数料を取られても数%の運用益を出してくれるなら、サービスとしてWin-Winのように思います。
<ロボアドバイザー投資の活用フロー例>
ロボアドバイザーを検討されている方は、このようなフローで進めれば、途中損することもなくレベルアップしていけるかもしれません。
投資には相性がありますので、ぜひあなたに合った投資をしていただければと思います。
1人でも多くの方が投資を始め、日本の経済活性化につながるとを願っています。
最後までご愛読いただき、ありがとうございました。
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大手金融機関で10年以上勤めた後退社し、その後は好きなことだけやりながら月約10万円で細々と暮らしております。
※2019年は株2000万円運用で月10万円の生活費を捻出してました。
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