「そろそろ投資始めてみようかなぁ〜。
でも、いろいろな投資法・サービスあって、何をどうやって始めればいいか分からないなぁ。
適当にやったら失敗しそうだなぁ〜。」
このような疑問にお答えします。
先に結論記載させていただきます。
- NG① 生活資金を投資する
- NG② いきなり大金で投資を始める
- NG③ 総合証券会社の利用
- NG④ 周りの意見に流される
- NG⑤ 投資信託の購入
- NG⑥ 信用取引
- NG⑦ FXは投資でなく投機
本記事では、これから投資(株・投資信託など)を検討している方向けに、絶対におすすめしないNG投資についてまとめさせていただきました。
私は投資を始めて最初頃に実際にやってしまったリアルな失敗体験を中心にまとめさせていただきますので、どうぞご参考ください。
それではみていきましょう!
NG投資の定義
まず勘違いしていただきたくないのが、NG投資の定義です。
意味のない失敗
投資は得をすれば、損もする世界です。
そして、トータルで考えて少しずつ得を積み上げていくというのが投資の基本の考えですので、100%損をしない方法などありません。
損失を出すことは、学びを得る上でむしろ重要な要素です。
したがって、本記事では、損を出さない方法ではなく、投資を始める時点での環境や考え方がNGなものを紹介させていただきます。
投資初心者に絶対おすすめしない!NG投資7選!!
NG① 生活資金を投資する
生活資金をまわすのは完全にNGです。
「お金がないから、投資で稼ぐ」という発想ではありません。
プロの投資家となれば、話は別ですが、初心者がこれから始める場合は必ず「余剰資金」で投資を始めましょう。
余剰資金とは、無くなっても生活に支障のない資金のことになります。
一般的には貯金をしていてもお金は増えません。
むしろ、物価上昇により相対的に価値が下がるリスクもあります。
そのようなケースに備え、余剰資金である貯金額の一部を投資に回すのが通常の考えです。
NG② いきなり大金で投資を始める
いきなり大金を投資するのも完全NGです。
それでは投資というより投機(ギャンブル)に近くなります。
投資を自転車に乗ることに例えると分かりやすいですが、転ばずに最初から乗れる人はいません。
最初は必ず、こけます(損します)。
ある程度乗れるようになるまでは小さく失敗することが大切です。
最初に投資する金額は勉強代として捨てるくらいな覚悟で、スタートすのが望ましいです。
今では、かなり少額で投資を始めるサービスがたくさんあります。
もし、「いきなり大手の証券口座開設は作りたくないなぁ」という方はこのようなお手軽投資サービスをご検討ください。
NG③ 総合証券会社の利用
余剰資金が多い方は、普通に証券口座の開設をおすすめします。
ただし、“総合”証券会社の口座はオススメしません。
証券会社には総合証券会社とネット証券会社に分けることができます。
証券会社には野村証券や大和証券などの総合証券と、SBI証券、楽天証券、マネックス証券などに代表されるネット証券の2つに大きく分かれています。総合証券は店舗があり対面営業をしていて、ネット証券の取引は全てネットで完結するようになります。
総合証券とネット証券の違い
総合証券会社は対面サービスやサポートが手厚いという名目で、手数料が高かったり、細かなサービス(私がメインで行っていた”貸株サービス”も)がありません。
「安心できるから〜」と私の親世代(60代以上)は総合証券で運用しています。
しかし、ネットで完結できる取引に対面サービスつけたら、どうしても手数料が高くなってしまいます。
どちらで運用しようが損するリスク、儲かるリスクは変わらないので、手数料が安い証券会社を利用しましょう。
ネット証券No.1は「SBI証券」です。
私も、もちろん利用しています。
口座は開設は無料ですので、ご興味あれば公式サイトご覧ください。
NG④ 周りの意見に流される
まず投資先について⑴自分で考えるか?、⑵自分ではあまり考えないか?によって異なります。
⑴自分で考えて投資をする場合は、周りの意見に流されず自分の考えのみに従って投資してみましょう。
周りが「株価があがる」といってるから「買う」とか完全NGなパターンです
自分で判断できるようにならないと、成功体験の理由を突き止められないので、いつでも大損を食らうリスクがつきまといます。
⑴自分で考える人は、はずれてもいいので「自分で簡単な仮説を立てて投資対象を購入。その経過を見て、自分の中で◯×をつけ→次に活かす。」このような流れが必要です。
最初は少額の余剰資金で行う前提なので、損をしても痛くも痒くもありません。
また⑵自分では考えたくない方は、無理して考える必要はありません。
今ではロボアドバイザー投資などおまかせ運用できる投資もたくさんあります。
おまかせ投資に興味がある方は、こちらの記事をご参照ください。
NG⑤ 投資信託の購入
銀行などの投資信託は全くオススメしません。
最初は、私もとりあえず投資を始めなければと思い銀行の投資信託を買ってしまいました。
結果的に2年ほど預けてトントンくらいでした。
数字上はちょっとプラスな気がしていたのですが、やはり手数料が高く、払い戻してみたらトントン。2年かけて。。
無知な自分が悪かったです。
いい勉強になりました。
この経験から、投資信託についてはこのように考えています。
- 手数料が高い
- 手数料がわかりづらい(商品ごとに違ったり、かかるタイミングも違ったする。)
- 商品自体がわかりづらい
私は解約する前に銀行の窓口に行って、手数料差し引くといくら戻ってくるか聞いたのですが、窓口の人の計算は2回にも3回にも渡って間違える始末でした。
それだけ複雑化していて、販売してる当の本人たちでさえ分かってません。
もし投資信託系を希望するのであれば、手数料が安い投資信託を自分でちゃんと選定できる人だけにしましょう。
NG⑥ 信用取引
初心者の信用取引は言語道断です。
信用取引とは、自分の持っているお金以上の取引を”借金して“行うことです。
儲けも大きくなりますが、損するときも大きくなります。
この取引の最も危険な点はこちらです。
借金を背負う可能性がある
通常の現物取引(持っている金額分で買う取引)では最悪の最悪、株価が0円になったとしても借金を背負うことはありません。(持っている株価が全て0円になることもほぼありえません)
しかし、信用取引では大きな株価下落などがあり、資金も枯渇していた場合強制決済されてしまいます。
強制決済されたら0円になるだけでなく、マイナスとなって決済される可能性もあるため借金の可能性が出てきます。
投資で最もよくないのは、投資の世界から退場してしまうことです。
株価というものは上下しますので退場しなければ、いくらでも復活のチャンスがありますが、退場してしまえば終了です。
NG⑦ FXは投資でなく投機
FXに興味ある方いるかもしれませんが、私はFXを投資と捉えておりません。
投機(ギャンブル)に近いと考えています。
またFXでは自分で設定をきちんとしなければ◯倍というレバレッジをかけて取引されます。
それはいわば、信用取引のことのため、NG⑥にも通じることにもなります。
※FX自体を否定するものではありません。ギャンブル的な要素も了承した上で始めたい方はそれはそれで問題ないと思います。
投資初心者に絶対おすすめしない!NGな投資7選!!のまとめ
いかがでしたでしょうか?
「投資初心者に絶対おすすめしない!NGな投資7選」参考になりましたでしょうか?
- NG① 生活資金を投資する
- NG② いきなり大金で投資を始める
- NG③ 総合証券会社の利用
- NG④ 周りの意見に流される
- NG⑤ 投資信託の購入
- NG⑥ 信用取引
- NG⑦ FXは投資でなく投機
このようなマイナス面を聞くと、「投資をやめよう」という考えも出てきますが、冒頭に書いたように物価上昇リスクもあるので、何もやらないことも実はリスクなのです。
そして、何かを得ようとする場合は、楽しようとせず、きちんと勉強することをオススメします。
もしかすると、「いきなりお金を投資するのは嫌だ」という慎重な人もいるかもしれません。
その方向は、ポイント投資から始めてみてもいいかもしれません。
現金を失うリスクがゼロですので、ご興味あれば、こちらの記事をご参照ください。
1人でも多くの方が、投資を始め、日本の経済活性化につながることを願っています。
最後まで、ご愛読いただきありがとうございました。
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大手金クレジットカード会社で10年以上勤めた後退社し、その後は好きなことだけやりながら月約10万円で細々と暮らしております。
※2019年は株2000万円運用で月10万円の生活費を捻出してました。
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