「ロボアドバイザー投資のWealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO+docomo(テオプラスドコモ)ってどんな違いがあるんだろう?
両方とも同じような商品に見えるなぁ〜。
どんな違いがあるか知りたいなぁ〜。」
このような疑問にお答えします。
先に結論申し上げます。
こちらが私の考える両サービスの評価です。(各項目5点満点)
- 信用重視ならWealthNavi
- 手数料割引条件を満たせるならTHEO+docomo
- 運用の評価は難しい。予算を2つに分けて両方で運用するのが現実的!?
本記事では、ロボアドバイザーの2強、WealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO+docomo(テオプラスドコモ)どちらか悩んでいる方向けに、3つの観点から比較して、簡単にまとめさせていただきました。
両方で運用している私の実績も交えて整理しましたので、どうぞご参考ください。
それでは、具体的に見ていきましょう。
WealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO+docomo(テオプラスドコモ)
WealthNavi(ウェルスナビ)とは?
投資種別 | ロボアドバイザー (おまかせ運用) |
最小投資金額 | 10万円〜 |
想定利回り | 年率7.6%〜18.6% |
手数料 | 預かり資産の1% (現金部分を除く、年率・税別) |
特徴 | ✔ロボアドバイザー預かり資産・運用者数No.1 ✔長期割引で最大0.9%まで手数料割引 ✔︎預かり資産2,900億円・口座数33万口座 (2020年9月2日時点) |
WealthNavi(ウェルスナビ)はロボアドバイザー投資で預かり資産・運用者数No.1のサービスです。
あなた自身で考える必要なく、ロボアドバイザー側で投資先を決め、自動的に資産運用をしてくれるサービスです。
ノーベル賞受賞者が提唱する理論に基づくアルゴリズムで運用され、効率的な資産運用がされるサービスです。
資産を預けておくだけで、自動的に世界経済に投資・運用されるイメージです。提携先に大企業も多く、現在投資家から多くのお金が集まっています。
WealthNaviでは、リスク別に自分の運用プランを決めることができます。
口座開設ももちろん無料ですので、ご興味あれば、公式サイトをご確認ください。
THEO+docomo(テオプラスドコモ)とは?
投資種別 | ロボアドバイザー投資 (おまかせ運用) |
主な投資先 | 海外ETF (世界経済) |
最小投資金額 | 1万円〜 |
想定利回り | 年率8.4% (THEOシミュレーション) |
手数料 | 0.65%〜1.00%(税抜) |
特徴 | ✔1万円から運用可能 ✔dポイント貯められる ✔dカード利用で、おつりの積立可能 ✔dカードGOLDを持って、条件満たせば手数料割引 |
THEO(テオ)+docomoは、ベンチャー企業「お金のデザイン」とNTT docomoが協同して作ったロボアドバイザー投資サービスです。
お金を入金すれば、自動的に分散投資され、運用が始まります。
<私のTHEO+docomo投資先例>
かなり細かく分散投資されるのもTHEO+docomoの特徴です。THEO+docomoでは5つの質問に回答するだけで運用の無料診断ができ、口座開設も無料です。
ご興味ある方は、どうぞ公式サイトご覧ください。
WealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO+docomo(テオプラスドコモ)の3点比較!
信用重視ならWealthNavi(ウェルスナビ)
信用とは、会社としての安定性をさします。
金融を営む業者は基本的に財務基盤しっかりしていますが、過去の山一證券倒産など100%安全という世界はどこにもありません。
万が一、経営が危なくなるリスクは排除したいですね。
いずれの会社も安定していますが、やはりWealthNaviの規模は大きいです。
WealthNavi | THEO+docomo | |
預かり資産 | 2900億円 | 600億円 |
口座数 | 33万口座 | 11万口座 |
主な提携先 | SBI証券、住信SBIネット銀行、JAL、ANA、ソニー銀行、横浜銀行など | docomo、各種地銀など |
※WealthNaviは(2020年9月2日時点)
やはり財務基盤の安定性という意味では、ロボアドバイザー投資No.1のWealthNaviに軍配が上がります。
とは言え、THEO+docomo全国の地銀と提携していますので、決して信用がないというレベルではございません。
何よりも信用重視したい方は、WealthNaviの方が相性が良いでしょう。
手数料割引条件を満たせるならTHEO+docomo
ロボアドバイザー投資の手数料は年利1%(税抜き)が業界平均です。
この2社だけでなく、他のロボアドバイザー投資(LINEワンコイン投資、FOLIO ROBO PROなど)の手数料も年利1%です。
ただこの2社の手数料は、条件を満たすことで割引されます。
WealthNavi | THEO+docomo | |
手数料 (税抜き) |
0.9%〜1.0% | 0.65%〜1.0% |
補足 | 運用資産額や 期間などにより 最大0.9%まで割引 |
運用資産額や |
3000万円を超える部分は0.5% | 3000万円を超える部分は0.5% |
WealthNaviの長期割
このような条件で6ヶ月ごとに割引が適用されていき、最大0.1%割り引かれ、年率0.9%まで下がるというものです。
THEO+docomoの割引制度
THEO+docomoでは、このような条件を満たすことで、最大0.65%まで手数料を引き下げることができます。
- dカードゴールド会員の方
- 対象期間内に出金がない
- 毎月、通常積立をしてる
- おつり積立を設定してる
これらの条件を満たすと、運用額に応じて、下記のように手数料が割引されます。
割引条件を全て満たすのは、少しハードルが高いですが、長期的にTHEO+docomoで運用するなら手数料割引は大きいです。
こちらの記事で、もう少し詳しく触れてますので、よかったらご覧ください。
運用の評価は難しい
両方ともロボアドバイザーによる運用です。
いずれもノーベル賞の考え方により、効率的に運用する点を強調しています。
ノーベル賞受賞者が提唱する理論に基づいた金融アルゴリズムで、お客様一人ひとりに合ったポートフォリオ(資産の組み合わせ)を自動で組み、リスクを抑えながらリターンの最大化を目指します。
WealthNavi
ノーベル経済学賞を受賞した「現代ポートフォリオ理論」と「資産価格の実証分析」の2つの理論を用いて運用アルゴリズムが作られています。
THEO
これでは、本当に違いが分かりません。
リバランス(投資先配分の見直し)を細かくするのはTHEO+docomoの方ですが、それが必ずしも良い方向に働く保証はありません。
リバランスについては、こちらの記事をご覧ください。
※2020年7月追記
現に、2020年7月時点の私の運用実績を比較すると、細かい運用するTHEO+docomoの方が少しだけ悪い結果になっています。
- WealthNavi
2,854,831円
(-245,169円/-7.9%) - THEO+docomo
2,704,820円
(−345,180円/−11.3%)
手数料の違いのように、わかりやすく違いが見える化されているものでないと、本当の意味での比較は難しいです。
両方のサービスの口コミをまとめた記事も書きましたが、一概にどっちが儲かっているという傾向は読み取れませんでした。
したがって、この点はいずれも4点の評価とします。
おすすめはどっち?→両方始めよう
ここまでの比較をまとめると、総合的には同じという評価になります。
ただ、人によって重視する点が違いますので、このように考えてOKかと思います。
- 信用重視ならWealthNavi
- 手数料割引条件を満たせるならTHEO+docomo
でもやっぱり”運用”が気になる
そのような方は投資金額を2つに分けてWealthNaviとTHEOそれぞれで運用することをおすすめします。
というのは、手数料は運用金額に応じて発生しますので、2つに分けようが大きなデメリットはありません。
むしろ、リスクヘッジができて賢明な投資判断に思えます。
口コミの記事内にもありますが、両方に分けて運用してる人も少なくありません。
ちなみに、1つにまとめて運用するメリットがある人は以下の人です。
(3000万円以上運用する人や割引テーブルの境界線の運用額の人)
したがって、ほとんどの人は1社にまとめる必要ないのではないでしょうか?
まとめると、WealthNavi、THEO+docomoどっちにする?という比較は不要で、これが正解かと思います。
あきらかに運用に差があれば1社に集約してもいいですし、あまり変わらなければ両方で運用を継続すればいいでしょう。
私たちは何かと1つに決めないといけないと思いがちですが、1つにするメリットが大きくないのなら2つ以上選べばいいだけです。
今回のロボアドバイザーサービスが正にそのケースかと思います。
どちらも口座開設無料です。
(類似商品紹介)LINEワンコイン投資
投資種別 | ロボアドバイザー投資 (おまかせ運用) |
主な投資先 | 海外ETF・債券 (世界経済) |
最小投資金額 | 500円〜 |
想定利回り | 3.0〜5.0% |
手数料 | 1.00%(税抜) |
特徴 | ✔500円から始められるお手軽投資 ✔SNS最大手LINEが手がける投資サービス |
「LINEワンコイン投資」はLINE社とオンライン証券会社のFOLIOが組んで展開しているロボアドバイザー投資サービスです。
週次の積み立て式で、なんと500円から始められます。
銀行口座に預け得る感覚で、勝手に運用される完全おまかせ投資です。
LINEワンコイン投資は、初心者向きに設計されており、かなり手堅く運用されています。
<私のLINEワンコイン投資先>
60%が値動きの小さい国債などの債券です。
ロボアドバイザー投資の中でも最もリスクが低いサービスと考えて良いでしょう。
LINEワンコイン投資の口座開設は無料です。
とても簡単に少額から始められますので、ご興味あれば、公式サイトご覧ください。
WealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO+docomo(テオプラスドコモ)徹底比較!!【両方アリ?】のまとめ
いかがでしたでしょうか?
WealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO+docomo(テオプラスドコモ)の違い参考になりましたでしょうか?
- 信用重視ならWealthNavi
- 手数料割引条件を満たせるならTHEO+docomo
- 運用の評価は難しい。予算を2つに分けて両方で運用するのが現実的!?
本記事は判断しやすいように、できる限り内容をシンプルにしました。
もう少し細かく知りたい方は、他のロボアドバイザー投資も含めて比較したこちらの記事をどうぞご覧ください。
1人でも多くの方が投資を始め、日本の経済活性化につながればと思っています。
最後までご愛読いただき、本当にありがとうございました。
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大手金融機関で10年以上勤めた後退社し、その後は好きなことだけやりながら月約10万円で細々と暮らしております。
※2019年は株2000万円運用で月10万円の生活費を捻出してました。
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