「REIT(リート)って投資先としてどうなんだろう?
手軽そうだけど、稼げるのかなぁ〜?
デメリットあるなら、知っておきたいなぁ〜。」
このような疑問にお答えします。
先に結論記載させていただきます。
- ①種類が多くて複雑
- ②投資先物件が分かりづらい
- ③手数料が高い
- ④リスクが高い
- 《提案》REITより『不動産投資クラウドファンディング』
・CREAL
・FANTAS funding
本記事では、「REIT(リート)やめとけ!デメリット4選!おすすめしないです」というテーマでまとめさせていただきます。
初心者目線で4つのデメリットをPick Upさせていただきましたので、REITをご検討中の方、どうぞご参考ください。
REIT(リート)とは?
投資種別 | REIT 不動産投資信託 |
最小投資金額 | 3,000円〜25,000円 ※SBI証券で取り扱う国内REIT |
想定利回り | 3.0〜6.0% ※ファンドによる |
手数料 | 0.3〜1.2% ※ファンドによる |
特徴 | ✔実物不動産を買わずに、不動産投資可能 ✔いつでも売買でき、換金性が高い |
REITは、「Real Estate Investment Trust」の略で、投資家から集めたお金で、オフィスビルやマンション・商業施設など複数の不動産を購入し、その賃料収入や売買益を投資家に分配する金融商品です。
要は、不動産の投資信託です。
<REITのイメージ図>
元々、アメリカで生まれた商品なので、日本版はJ-REITとも呼ばれています。
REITは、他の投資信託と同じように証券会社や銀行で買うことができます。
本サイトでは、ネット証券No.1のSBI証券をご紹介させていただきます。
口座開設は無料ですので、まだお持ちでない方は公式サイトをご覧ください。
REIT(リート)やめとけ!デメリット4選【おすすめしないです】
REIT(リート)のデメリットは以下の4つです。
- 種類が多くて複雑
- 投資先物件が分かりづらい
- 手数料が高い
- リスクが高い
投資は本来、将来価値が上がりそうなものを見つけて、投資して、運用して、リターンを待つというシンプルなものです。
ただ不動産投資を計数化してしまったことで、シンプルであったものが複雑化し、様々なデメリットが生まれてしまいした。
1つずつ順にご説明いたします。
①種類が多くて複雑
まずはREITの種類です。
SBI証券で取り扱う国内REITは50個あります。
さらに海外REITは、それとは別に133個もあります。
<SBI証券の投資信託[ファンド分類]>
実物不動産であれば、オフィスだったり、ホテルだったり、商用施設だったりと見た目が異なるので分かりやすいのですが、計数化されてしまったREITはこのように表示されます。
<SBI証券の国内REIT(例)>
当然ながら、何がどう違うか初心者にはさっぱり分かりません。
これはREITに限らず、投資信託という金融商品の欠陥だと思います。
株か投資信託くらいの選択肢しかなかった一昔前までは、良かったのかもしれませんが、最近はより良い金融商品が出てきています。
あえてよく分からない、種類の多い投資信託を買う必要はありません。
投資信託のデメリットについては、こちらでも記事にまとめてますので、良かったらご覧ください。
②投資先物件が分かりづらい
2つ目は「投資先」についてです。
普通の投資であれば「何に?」お金を払うのか、きちんと把握する必要があります。
ただREITは種類が多いだけでなく、1つ1つのREITが何に投資してるのかも分かりづらいです。
運用レポートの一部を見ても、このような報告のされ方です。
<REIT運用レポート(例)>
これで納得の行く人や理解できる人ならいいですが、普通に考えて具体的な投資物件を1つずつ開示すべきじゃないでしょうか?
もっと調べれば出てくるのかもしれませんが、証券会社の提供情報、レポート詳細見ても全然出てきません…
詳しくは後述しますが、最近流行の不動産投資クラウドファンディングでは、このように物件単位で投資するか否か判断できます。
<CREAL投資物件(例)>
不動産投資の代わりというなら、このような物件開示がされなければなりません。
REITの2つ目のデメリットは、投資先が不明瞭な点です。
③手数料が高い
これは投資信託全般に言えることです。
そもそも投資信託は手数料体系が複雑です。
- 購入手数料
- 信託報酬
- 信託財産留保額(解約手数料)
最近各種がアピールし始めた「投資信託の手数料無料!」は購入手数料を指す場合がほとんどです。
メインは信託報酬にも関わらず、まるで全て無料みたいな言い方するのはよくないですね。
それくらい投資信託は分かりにくいんです。
比較しづらいようにファンドごとに手数料体系が異なってますが、全体的に少し高いと考えて良いでしょう。
最近流行のロボアドバイザー投資の業界平均手数料は預かり資産の1%です。
手数料はこの1種類しかないので、とてもシンプルで分かりやすいです。
不動産への投資に強いこだわりがなければ、ロボアドバイザー投資は完全おまかせ運用ができますのでオススメです。
ご興味あれば、こちらの記事をご覧ください。
④リスクが高い
REIT(リート)は株のように計数化されているため、値動きも同じように激しいです。
<大和-ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)値動き>
2020年1月には5000円を超えていたのに、コロナショック時には2500円付近まで下がりました。
1/2まで下がる値動きがあるのは、相当リスクの高い金融商品です。
当然逆の場合もあり得ますが、いずれにせよリスクが高いという点は受け入れなければなりません。
値動きによっては、分配金でもらえる年利数%のリターンが一瞬で吹き飛んでしまいます。
換金性が高い分、実物不動産投資より圧倒的にリスクが高いでしょう。
REIT(リート)より『不動産投資クラウドファンディング』
不特定多数の人が、インターネット経由で不動産物件に投資する行為。
群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語として、クラウドファンディングと呼ばれるようになりました。
資金を集める方法はREITに似ていますが、実際に目に見える物件に投資されますので、REITのデメリットにほぼ対応しています。
- 種類が多くて複雑
→毎月1〜2件の新規案件募集 - 投資先物件が分かりづらい
→賃貸物件を見るかのように細かく開示 - 手数料が高い
→手数料無料 - リスクが高い
→REIT並の値動きはしない
本記事では、主な不動産投資クラウドファンディングサービスを2つご紹介いたします。
CREAL(クリアル )
投資種別 | 不動産クラウドファンディング |
主な投資先 | 不動産物件 |
最小投資金額 | 1万円〜 |
想定利回り | 3〜6% |
運用期間 | 4〜24ヶ月 |
手数料 | 口座開設・運用手数料無料 (入出金手数料は個人負担) |
特徴 | ✔投資先物件の透明性が高い ✔毎月分配金あり |
CREAL(クリアル)は投資先物件の透明性が高いので、最も不動産投資していることを実感できます。
1つ1つの物件がこのように表示され、詳細ページへ行けば「駅徒歩●分」、「賃料いくらで貸し出す」など細かく開示されています。
透明性が高いので、非常にフェアな投資サービスです。
REITでの分配金のように、CREALでも毎月分配金が得られます。
案件によって、面白い特典がある
CREALでの投資では特典がついてくるケースがあります。
<Q Stay and lounge上野>
Q cafeとホステルのご利用金額から、投資金額に応じて割引。
(10%〜50%OFF)
こちらの案件へ不動産投資をすると、下記のような投資金額に応じて割引がGETできました。
投資金額 | 割引率 |
10万円以上投資 | 10%OFF |
30万円以上投資 | 30%OFF |
100万円以上投資 | 50%OFF |
私も特典に魅力を感じてしまい、100万円投資しました^^
実際に物件に行って、優待も受けてきました^^
CREALでの口座開設は無料です。
ご興味あれば、公式サイトご覧ください。
FANTAS funding
主な投資先 | 不動産 (空き家再生) |
最小投資金額 | 1万円〜 |
想定利回り | 4〜8% |
運用期間 | 4〜12ヶ月 |
手数料 | 口座開設・運用手数料無料 (入金手数料のみ個人負担) |
特徴 | ✔空き家再生で社会貢献につながる投資 ✔運用期間の短い案件多め |
FANTAS fundingは不動産の中でも空き家の再生に特化したソーシャルレンディングです。
空き家を再生して売却するというモデルなので、賃貸収入(インカム重視型)より売却益(キャピタル重視型)をメインとする案件が多いです。
不動産の中でも空き家の再生に興味ある方は、FANTAS fundingの公式サイトを是非ご覧ください。
FANTAS fundingでの口座開設も無料です。
REIT(リート)やめとけ!デメリット4選【おすすめしないです】のまとめ
いかがでしたでしょうか?
REIT(リート)のデメリットについて理解深まりましたでしょうか?
- ①種類が多くて複雑
- ②投資先物件が分かりづらい
- ③手数料が高い
- ④リスクが高い
- 《提案》REITより『不動産投資クラウドファンディング』
・CREAL
・FANTAS funding
REIT(リート)は、実物不動産のデメリットを解消するために1990年代に急速に拡大した金融商品です。
ただ、2020年の今、REITにも数多くのデメリットが出てきました。
『不動産投資クラウドファンディング』という新しい技術の登場で、よりデメリットが浮き彫りになってきています。
REITへの理解が深く、儲け方がある程度イメージできてる人なら良いですが、初心者が不動産投資を始める場合は、CREALやFANTAS fundingでの少額スタートが安全です。
是非、1人でも多くの方が投資を始め、日本の経済活性化につながればと思います。
最後までご愛読いただき、ありがとうございました。
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