「リバランスって何だろう?
投資するうえで、大事なのかなぁ〜?
リバランス効果が得られる投資サービスは何があるんだろう?」
このような疑問にお答えします。
先に結論を記載させていただきます。
- リバランスとは投資先の再配分
- リバランス効果
-最適なポートフォリオ維持
-リスクの低減
-パフォーマンス改善 - リバランス効果が得られる投資サービス
–LINEワンコイン投資
–THEO+docomo
–WealthNavi
どうも、元三井住友系の金融マン、稼ぎ隊のCo.隊長(@co_toushi)です。
大手金融機関で10年以上勤めた後退社し、現在は国内株式2000万円ほど運用して、そこから得られる月約10万円で細々と暮らしております。
節約しながら、投資のみで生計成り立つように、自由に生きています。
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本記事では、リバランス効果についてまとめさせていただきます。
投資サービスをいろいろ探していると、たまに出てくるワードかもしれません。
誰にでも分かるようにエッセンスだけ簡潔にまとめさせていただきますので、どうぞご参考ください。
それでは見ていきましょう!
リバランスとその効果は?
投資先の配分(バランス)を見直すことです。
分散投資の場合に重要となってくる考えですね。
例えば、株式と債券を50%ずつ投資していた中、株式の価値が上がってしまったため、相対的に投資比率が60%と40%になってしまったとします。
当初は50%と50%が良いと考えていたバランスのため、株式の一部を売却して、逆に債券を少し購入して、また50%ずつに戻す行為のことをリバランスと言います。
<イメージ図>
- 最適なポートフォリオを維持できる
- リスクを低減できる
- パフォーマンス改善の可能性
最適なポートフォリオを維持できる
ポートフォリオとは、株式、債券、不動産、金、現金など、あなたが保有している金融商品の組み合わせ内容です。
先ほどは株式と債券のみの例でしたが、実際の投資では数多くの投資先に分散投資した方が安定性が増します。
数も多ければその分、バランスも崩れてしまう可能性が高いので、リバランスによって、再度元の最適なポートフォリオに戻すことができます。
リスクを低減できる
様々な投資先に分散投資されれば、結果は平準化されリスクを抑えることができます。
卵を1つのかごに盛るな
アメリカのこの格言が、一番分かりやすいと思います。
同じかごで運んでいて、万が一落としてしまったら全てが割れてしまいます。
いくつか割れても、プラス運用になるようにしておくとリスクが低減されますね。
パフォーマンス改善の可能性
リバランスは基本的に、値が上がったものを一部売却して、値が下がったものを買い増すという考えです。
したがって、値が下がって割安になった金融商品が買い増されるのでパフォーマンスの改善の可能性が高まります。
【長期投資に必須】リバランス効果が得られる投資サービス3選!
それでは、このリバランスを自動で行ってくれる主な投資サービスを3つご紹介します。
本記事でご紹介するのは、最近流行のロボアドバイザー投資になります。
あなた自身で考える必要なく、AI(人工知能)を活用したロボアドバイザー側で投資先を決め、自動的に資産運用をしてくれるサービスです。
ノーベル賞受賞者が提唱する理論に基づくアルゴリズムで運用され、効率的な資産運用がされるサービスです。
毎日リバランス?『LINEワンコイン投資』
主な投資先 | 海外ETF・債券 (世界経済) |
最小投資金額 | 500円〜 |
想定利回り | 3.0〜5.0% |
手数料 | 1.00%(税抜) →2020年4月まで無料!! |
特徴 | ✔500円から始められるお手軽投資 ✔手数料無料キャンペーン中 (2020年4月末まで) |
リバランス タイミング |
毎月 (毎日の微調整あり) |
「LINEワンコイン投資」はLINE社とオンライン証券会社のFOLIOが組んで展開しているロボアドバイザー投資サービスです。
週次の積み立て式で、なんと500円から始められます。
LINEワンコイン投資の投資先はこんな感じです。(投資額1万円)
債券に60%近く投資されているので、かなり保守的な運用がされるサービスと捉えていいでしょう。
LINEワンコイン投資を運用しているFolio公式サイトで、リバランスに関してこのように説明されています。
「ワンコイン投資」では、お客様一人ひとりにとって最適な資産運用を実現するため、毎日お客様ごとにポートフォリオの状況をモニタリングし、リバランスなどのメンテナンスを必要に応じて行っています。
Folioワンコイン投資|リバランス
「ワンコイン投資」では、原則として1ヶ月間リバランスが行われていない場合に、お客様のポートフォリオの配分比率を最適な状態に戻すよう調整を行います。
どれだけ間があいても1ヶ月に1回はリバランスしているようです。
LINEワンコイン投資は、2020年4月末まで手数料無料です。
とても簡単に少額から始められますので、ご興味あれば、公式サイトご覧ください。
毎月リバランス!『THEO+docomo』
投資種別 | ロボアドバイザー投資 (おまかせ運用) |
主な投資先 | 海外ETF (世界経済) |
最小投資金額 | 1万円〜 |
想定利回り | 年率8.4% (THEOシミュレーション) |
手数料 | 0.65%〜1.00%(税抜) |
特徴 | ✔1万円から運用可能 ✔dポイント貯められる ✔dカード利用で、おつりの積立可能 ✔dカードGOLDを持って、条件満たせば手数料割引 |
THEO(テオ)+docomoは、ベンチャー企業「お金のデザイン」とNTT docomoが協同して作ったロボアドバイザー投資サービスです。
THEO(テオ)単体でもロボアドバイザー投資としてサービス提供されてますが、THEO+docomoではドコモの特典を数多く受けられるのが特徴です。
投資初心者のドコモユーザーと相性が良いでしょう。
私の投資先を見ても、かなり多くの金融商品に国際分散投資されます。
<THEO+docomo分散投資先例>
この分散投資数はもはや職人です…w
ここまで色々な投資先に分散するなんて、初心者にはできません。
でもロボアドバイザー運用のTHEO公式サイトで毎月リバランスする旨が記載されています。
リバランスは毎月、行っています。
THEO|時価評価額がプラスになったら出金すべき?
そのため、仮にグロース・ポートフォリオの時価評価が上昇し、元々設定したポートフォリオの資産配分に対して比率が高まり過ぎた場合には、リバランス時に値上がりしたETFを売却し、相対的に配分比率の低くなったインカム・ポートフォリオやインフレヘッジ・ポートフォリオの銘柄を購入することでバランスを維持します。
これだけ多くの投資先があるにも関わらず、毎月のリバランスとは結構すごいと思います。
THEO+docomoでは5つの質問に回答するだけで投資の無料診断が可能です。
口座開設も、もちろん無料です。
ご興味ある方は、どうぞ公式サイトご覧ください。
半年に1回リバランス!『WealthNavi』
主な投資先 | 海外ETF (世界経済) |
最小投資金額 | 10万円〜 |
想定利回り | 年率7.6%〜18.6% |
手数料 | 0.9〜1.0%[税込1.1%] |
特徴 | ✔ロボアドバイザー預かり資産・運用者数No.1 ✔長期割引で最大0.9%[税込0.99%]まで手数料割引 |
リバランス タイミング |
原則半年に1回 (5%以上乖離時、前倒し) |
WealthNavi(ウェルスナビ)はロボアドバイザー投資で預かり資産・運用者数No.1のサービスです。
こちらが私のWealthNaviでの投資先です。(投資額:100万円)
リバランスに関しては、このように記載されています。
リバランスは、原則として、半年に一度行われます。
WealthNavi|よくあるご質問
また、お客様のポートフォリオと最適ポートフォリオの配分比率を資産クラスごとに比較し、5%以上乖離している資産クラスがあった場合は、前倒しで行われます。ただし、お客様の資産評価額が50万円未満の場合は、前倒しでのリバランスは行っておりません。
WealthNaviは半年に1回のリバランスです。
とはいえ、リバランスは1年に1回行うべき!と言われているので、半年に1回でも十分かもしれません。
また5%以上の乖離があれば前倒しで行うようなので、日々のモニタリングはきちんとされているんですね。
ただ資産額が50万円の方は前倒しリバランスないので、WealthNaviはある程度まとまった資金を運用する方向けサービスと考えるべきでしょう。
WealthNaviでも簡単な質問に答えるだけで、自分の運用プランを無料診断できます。
ご興味あれば、公式サイトでご確認ください。
リバランス効果が得られる投資サービス3選!長期投資に必須です!のまとめ
いかがでしたでしょうか?
リバランスやその効果について理解深まりましたでしょうか?
分散投資をすればするほど、リスクは低減されますが、管理が煩雑になります。
リバランスという形で自動でメンテナンスを行ってくれるサービスが結構ありますので、気になるものあればどうぞご検討ください。
私もおまかせ投資系は、ほとんどロボアドバイザー投資に放り投げ状態です。
しかもその割合も増やそうと思ってます…^^;
1人でも多くの方が投資を始め、日本の経済活性化につながることを願っています。
最後までご愛読いただき、ありがとうございました。
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