「投資したいけど、貯金も持っておかないとまずいよなぁ〜。
どれくらい投資に回して大丈夫だろうか?
貯金と投資の最適割合について知りたいなぁ〜。」
このような疑問にお答えします。
先に本記事の結論を書かせていただきます。
- 『貯金』=生活費3ヶ月分
- 『投資』=それ以外すべて
どうも、元三井住友系の金融マン、稼ぎ隊のCo.隊長(@co_toushi)です。
大手金融機関で10年以上勤めた後退社し、現在は国内株式2000万円ほど運用して、そこから得られる月約10万円で細々と暮らしております。
節約しながら、投資のみで生計成り立つように、自由に生きています。
本記事では、『貯金』と『投資』の最適配分についてまとめさせていただきます。
これから本格的に投資を検討されている方、是非参考にしていただければと思います。
それでは見ていきましょう!
貯金は±0でなく『マイナス』
まずは投資未経験者の多くが勘違いしている点についてまとめます。
貯金はマイナス!時間とともに価値が下がる!!
貯金は増えない反面、減りもしないと勘違いをしていませんでしょうか?
資本主義経済が順調に成長すれば、物価が上昇しますので相対的に貨幣価値は下がります。
ペットボトルの水が今100円であっても、30年後は150円になってしまうとします。
この場合、物価が30年で1.5倍になります。
にも関わらず、あなたが持っている金額が変わらなければ、実質資産は減っているのと同じです。
このような変化は少しずつ変わるので、普段何気なく生活していたら気付かないかもしれません。
ただ、過去と現在でこのような物価上昇が現に起きています。
このような点に関して、詳細はこちらの記事でまとめますので、よかったらご覧ください。
お金持ちになる唯一の式
(収入-支出)+(資産×運用利回り)
この式を最大化させることがお金持ちになる唯一の方法です。
つまり最大化させるためにはこの3つの方法しかありません。
- 収入を増やす
- 支出を減らす
- 資産を効率的に運用する(投資)
貯金だけして、投資をしないということは3つ目の条件を放棄する形なのでお金持ちにはなれません。
『貯金』と『投資』の最適配分は?
『貯金額』=生活費3ヶ月分
『投資額』=それ以外すべて
これが“最終的に”目指すべき最適配分です。
“最終的”と書いたのは、投資初心者が最初からこの割合したらリスクが高すぎますので気をつけましょう。
※投資のため、戦略的に現金を持つ場合は『投資額』の方に含めます。
(株が下がった時に一気に買うための現金など)
お金持ちになる式にあるように、できる限り多くの資金を投資に回すことが大切なので、生活に支障が出ない最低限の貯金額(生活費3ヶ月分)以外は投資に回しましょう。
最初はいくらから投資始めればいいの?
『貯金』と『投資』の最適配分は、あくまで将来的に目指せばOKです。
では、最初はいくらから投資をスタートするか?
私はこのように考えます。
無くなってもいい”少額投資“でとりあえずスタート
投資において一番大切なことは行動を起こすことです。
ただその場合、大概損をしてしまうでしょう。普通です。
したがって、損をしてもいいくらいの少額で始めるのがベストです。
損しても勉強になったと思えば、むしろコスパいいと思います。
1回の飲み会代金(3000円)もあれば始められる投資アプリもいくつかあります。
よかったらこちらの記事ご覧ください。
さすがに生活費3ヶ月分の貯金だけじゃこわい…
もしかしたら、このように感じる人もいるかもしれません。
その場合は、“資金拘束されない投資”を検討するといいでしょう。
資金拘束されないというのは、現金に換えたかったら簡単に換えられるということです。
そのような投資を最後にいくつかご紹介します。
資金拘束されないオススメ投資3選
投資の中には一定期間解約ができないものがあり、急に現金が必要になった時に困ってしまうかもしれません。
いつでも自由に現金に換えられるオススメ投資を3つご紹介いたします。
株式投資
株式投資は市場が開いている平日の15時までなら自由に売ることができます。
取引完了した2営業日には現金となって証券口座に振り込まれるので、かなり資金の流動性が高い投資と言えます。
少額で株式投資を始めてみたい方は是非こちらのまとめ記事ご参照ください。
ロボアドバイザー投資
ロボアドバイザー投資とは、あなた自身で考える必要なく、ロボアドバイザー側で自動的に資産運用をしてくれるサービスです。
海外ETFなどの世界経済に分散投資される最近流行っている投資です。
こちらも運用額をいつでも出金申請でき、だいたい3営業日くらいで現金として戻ってきます。(サービス提供会社による)
主なロボアドバイザー投資4社についてまとめております。
よかったら、こちらの記事ご覧ください。
運用期間の短いソーシャルレンディング
ソーシャルレンディングとは『お金を借りたい人、企業』と『お金を貸したい人、企業』をネット上で結びつける融資仲介サービスです。
1年以上資金拘束をされる案件も多いのですが、中には運用期間が4ヶ月ほどの商品もあります。
4ヶ月であれば、資金拘束されてもそれほどデメリットはないかもしれません。
ご興味あれば、こちらのまとめ記事ご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
『貯金』と『投資』の最適配分について理解は深まりましたでしょうか?
- 『貯金』=生活費3ヶ月分
- 『投資』=それ以外すべて
この考え方は、そもそも効率的に運用できることが必須です。
そうでなければ、資産は減り、逆効果となってしまいます。
投資初心者はまず少額投資を始め、効率的に運用できるあなたなりの勝ちパターンを見つけましょう。
そして、ある程度リスクが受け入れられるようになったら徐々に投資の割合を増やし、最終的に最適配分を目指しましょう。
私の場合は株式投資がメインですが、これは比較的簡単に換金できるので、今の所そんなに問題を感じてません。
タイに住んでて、支出もほぼないからかもしれませんが…
1人でも多くの方が投資を始め、日本の経済活性化につながることを願っています。
最後までご愛読いただき、ありがとうございました。
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