「dポイントで株買える日興フロッギーが気になるなぁ〜。
でもデメリットはないのかなぁ?
注意点あるなら、把握しておきたいなぁ〜。」
このような疑問にお答えします。
先に結論記載させていただきます。
- 手数料が高い
- 株取引ができるのは2つの時間帯のみ
- 株が自分名義にならない
- 証券口座がSMBC日興証券
- 株主優待狙いの場合は、分かりにくい
本記事では、dポイントで株が買える「日興フロッギー」のデメリットについてまとめさせていただきます。
日興フロッギーでポイント投資・少額株式投資をご検討中の方、どうぞご参考ください。
それでは、見ていきましょう!
日興フロッギーとは?
投資種別 | 株式投資 |
投資先 | 国内株式、ETF等 (東京証券取引所上場銘柄) |
最小投資金額 | 100円〜 (金額指定) |
手数料 | (注文金額100万円まで) 買い0%/売り0.5% (注文金額100万円超) |
特徴 | ✔SMBC日興証券とドコモの協働サービス ✔情報メディアと取引メディアが一体化 ✔dポイントで株式投資可能 ✔100万円までの買い手数料無料 |
日興フロッギーとは、SMBC日興証券とNTTdocomoが手掛ける、情報メディアと取引機能が一体化した投資サービスです。
株・投資・お金にまつわる有益な記事が読めて、気になった銘柄があればそのまま購入することができます。
<日興フロッギーメディア(例)>
記事を選択して閲覧。
記事の中に登場する銘柄が気になれば、購入可能。
東証に上場してる銘柄を100円から買うことができ、ドコモのdポイントを使うことも可能です。
また注文金額が100万円までであれば、買いの手数料が0円です。
<日興フロッギーの手数料体系>
日興フロッギーの口座開設は無料です。
ご興味あれば、公式サイトご覧ください。
日興フロッギーのデメリット5選!【手数料高いです…】
日興フロッギーのデメリットは、下記の通りです。
- 手数料が高い
- 株取引ができるのは2つの時間帯のみ
- 株が自分名義にならない
- 証券口座がSMBC日興証券
- 株主優待狙いの場合は、分かりにくい
1つずつ順に、補足させていただきます。
デメリット①
手数料が高い!
この点が、日興フロッギーの最大のデメリットと言えます。
本商品の手数料は、下記の通りです。
<日興フロッギーの手数料体系>
確かに買付時の0%は魅力的ですが、買ったままで終わることはあり得ませんので、売却時に0.5%の手数料が発生します。
他の少額株式投資サービスと比較すると、このような感じです。
- Tポイント投資の『ネオモバ』
50万円まで実質手数料20円(220円-200Tポイント)
実質売買手数料:0.004% - LINEポイント投資の『LINE証券』
スプレッドコスト0.05%
実質売買手数料:0.1%
取引金額や時間帯によって異なってきますので、単純比較はできませんが、普通に考えれば他のサービスの方が手数料が安いと言えます。
たかが手数料とお考えの方もいるかもしれませんが、投資は年数%の世界ですので、この手数料が非常に大きくなってきます。
投資先商品は、見極めることが困難ですが、手数料は誰でも対策することが可能です。
まずは手数料で損しない環境を整えておくのが、投資の大原則です。
デメリット②
株取引ができるのは2つの時間帯のみ
日興フロッギーの株取引時間は下記のように決められています。
<日興フロッギー取引時間>
デイトレードのような、リアルタイム売買はできませんのでご注意ください。
もし少額株式投資でリアルタイム売買したい場合は、LINE証券をご検討ください。
詳しくはこちらの記事でまとめております。
デメリット③
株が自分名義にならない
日興フロッギーは、金額指定で購入するため、株が自分名義になりません。
日興フロッギー側が保有する扱いになりますので、万が一倒産などした場合は保証されない可能性もあります。
通常、証券会社経由で株を購入する場合は、株は自分名義になりますので、証券会社が倒産しても保有株は保証されます。
日興フロッギーで、株を自分名義にするには、単元数(100株)まで購入する必要があります。
ただ単元数まで買う必要がなく、少額でできるのがこのサービスのメリットですので、あまり意味がなくなってしまいます。
少額株式投資で自分名義にしたい場合は、SBIネオモバイル証券のネオモバを利用すると良いかと思います。
1株から自分名義になりますので、無駄なリスクを背負う必要がありません。
ネオモバについては、こちらの記事をご覧ください。
デメリット④
証券口座がSMBC日興証券
日興フロッギーはドコモとSMBC日興証券の協働サービスになります。
したがって、必然的にSMBC日興証券の口座を開設することになります。
日興フロッギーだけに関して言えば、特に問題ないかもしれませんが、その後もっと本格的に株式投資をしたい場合、SMBC日興証券は手数料も安くないので、使い勝手が悪いと言えます。
<主な証券会社の株手数料>
投資を本格的にやるなら、ネット証券会社を利用するのが賢明です。
株以外にも、ほとんどの投資を扱ってますので、口座開設しておいて損はないでしょう。
ネット証券No.1はSBI証券です。
口座開設無料ですので、ご興味あれば公式サイトご覧ください。
デメリット⑤
株主優待狙いの場合は、分かりにくい
株主優待を狙う場合は、基本的に単元数(100株)必要です。
金額指定で購入する場合、何円分保有してるかは分かりやすいですが、何株保有してるかが分かりづらくなります。
株主優待を意識した投資をする場合は、日興フロッギーは向いていません。
せめて1株単位で購入する「ネオモバ」や「LINE証券」の方が使い勝手が良いでしょう。
株式投資以外でも、優待のある少額投資サービスは色々あります。
記事でもまとめてますので、よかったらご覧ください。
手数料の安い少額株式投資!
Tポイント投資の『ネオモバ』
投資種別 | 株式投資 |
投資先 | 国内株式、ETF等 (上場企業ほぼ全銘柄対象) |
最小投資金額 | 100円台〜 (1株・1口単位) |
手数料 | サービス利用料月額200円(税抜) [約定金額50万円まで取引放題] ※毎月200円分のTポイント貰える |
特徴 | ✔大手企業運営の信頼性 (SBI証券 × CCC) ✔Tポイントが株式投資に使える ✔手数料もほぼ無料 (得られるポイントと相殺) ✔株の定期買付サービスあり ✔1株IPOサービスも展開(2019.11.30〜) ✔ネオモバFXサービス(2020.4.25〜) |
ネオモバ(SBIネオモバイル証券)は、ネット証券大手の「SBI証券」とTポイント運営会社「CCC」が協働して作った株取引サービスです。
日本初、Tポイントを使って株式購入ができる点が大きな特徴です。
1株単位で買えるので、みずほFGなどの株価が安い銘柄は100円台から購入可能です。(2019.10.29時点)
ネオモバは、月間50万円までの売買の場合、手数料は月額200円(税抜き)です。
ただ、それと引き換えに毎月200Tポイント得られますので実質、手数料はほぼ無料です。
投資において、手数料はとても重要な点です。
日興フロッギー手数料部分のデメリットに十分対応できています。
ご興味あれば、公式サイトご覧ください。
日興フロッギーのデメリット5選!【手数料高いです…】
いかがでしたでしょうか?
日興フロッギーのデメリットについて理解深まりましたでしょうか?
- 手数料が高い
- 株取引ができるのは2つの時間帯のみ
- 株が自分名義にならない
- 証券口座がSMBC日興証券
- 株主優待狙いの場合は、分かりにくい
各種サービスは一長一短です。
dポイントを使ったポイント投資をする場合は、「日興フロッギー」か「dポイント投資」で選ぶしかありません。
またdポイント以外にも、様々なポイント投資サービスがありますので、ご興味あれば比較・検討ください。
<ポイント投資サービス一覧表>
1人でも多くの方が投資を始め、日本の経済活性化につながることを願っています。
最後までご愛読いただきありがとうございました。
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大手金融会社で10年以上勤めた後退社し、その後は好きなことだけやりながら月約10万円で細々と暮らしております。
※2019年は株2000万円運用で月10万円の生活費を捻出してました。
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