【2020年5月】LINE証券で現物取引開始!何が変わる?

LINE証券検討者

「LINE証券が”現物取引”を開始するの?

具体的に何が、どう変わるんだろう??

簡単に内容を知りたいなぁ〜。」


このような疑問にお答えします。

先に結論記載させていただきます。

LINE証券の現物取引
  • 少額取引でない
  • 売買可能な銘柄が増える
  • 手数料体系に注意

Co.隊長
どうも、元三井住友系の金融マン、稼ぎ隊のCo.隊長@co_toushi)です。
大手金融機関で10年以上勤めた後退社し、その後は好きなことだけやりながら月約10万円で細々と暮らしております。
※2019年は株2000万円運用で月10万円の生活費を捻出してました。
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本記事では、LINE証券が2020年5月10日より、新しく始める”現物取引”についてまとめさせていただきます。
具体的に注意すべき3点に絞って整理しますので、どうぞご参考ください!

それでは、見ていきましょう!

LINE(ライン)証券とは?

投資種別 株式投資
投資先 国内ETF:15銘柄
国内株式:300銘柄
投資信託:28銘柄
※単元数以上買う場合は、上場の約3700銘柄売買可能
(2020年5月10日〜)
最小投資金額 100円台〜
(1株・1口単位)
手数料 取引手数料無料
ただし、取引コストあり
(日中取引0.05%、夜間取引0.5%)
※単元数以上買う場合は、売却金額に応じた手数料
(2020年5月10日〜)
特徴 ✔大手企業運営の信頼性
(LINE Financial株式会社と野村ホールディングス株式会社の協同サービス)
✔取引可能時間が長い

LINE証券は「LINE Financial株式会社」と「野村ホールディングス株式会社」が協働で作った新スマホ投資サービスです。
コンセプトは“投資をもっと身近に、もっと手軽に“ 。

1株から買えるにも関わらずリアルタイム取引ができる点と、LINEポイントが使える点が大きな特徴です。
LINE証券の口座開設は無料です。

ご興味あれば、公式サイトご覧ください♪

YouTube動画も撮りましたので、良かったらご覧ください。

【2020年5月】LINE証券で現物取引開始!何が変わる?

少額株取引としてサービスを開始したLINE証券ですが、“現物取引”を2020年5月10日から取扱開始することが発表されました。

<参考記事>LINE証券、現物取引に対応。手数料業界最低水準で約3,700銘柄|Impress Watch

まず抑えておきたいのが、これはサービス拡充であって、サービス変更ではない点です。
今まで中心だった少額株取引とは別に、“現物取引”サービスを加えるイメージです。

したがって、今までの少額株取引サービスへの影響はございません

<LINE証券サービス拡充イメージ>

現物取引が開始される上で、認識しておかなければならない点は下記3点です。

  1. 少額取引でない
  2. 売買可能な銘柄が増える
  3. 手数料体系に注意

①少額取引でない

まず、今回の現物取引は単元数での売買のみを対象にしております。

単元数とは?

通常の株式取引で売買される売買単位のこと。(だいたい1単元=100株)

つまり、通常の株取引がLINE証券で、できるようになるということです。
100株単位で売買するということはつまり、少額取引ではないということです。

(例)みずほFG 123.7円 ※2020年4月29日

1株単位で買う場合は124円で買えるのですが、単元数で買う場合は12,370円必要(123.7円×100株)になります。
少額取引目的だった人にはデメリットかもしれません。

②売買可能な銘柄が増える

LINE証券で少額取引する際のデメリットの一つに、売買可能銘柄数が挙げられます。
上場企業は3700社ある中、LINEが選定した300社の株しか購入ができませんでした。
※2020年4月29日時点

ただ今回の現物取引を利用すれば、取扱銘柄数の制限はなくなるというのがメリットです。
買いたいけど、買うことができなかった銘柄も、単元株数以上であれば、自由に売買できるようになります。

③手数料体系に注意

LINE証券で少額取引する際の手数料は下記の通りです。

<LINE証券の手数料(単元未満株)>

日中の取引コスト0.05%は業界最低水準で、非常に安いですが、現物取引ではまた別の手数料体系になりますので、ご注意ください。

<LINE証券の手数料(単元株)>

買うときは0円で、売るときにだけ金額に応じて手数料が発生する仕組みです。
普通のネット証券会社に比べると、この金額帯でも安いかと思います。

ただ類似商品の「ネオモバ(SBIネオモバイル証券)」と比べると割高かと思います。

<ネオモバの手数料体系>

ネオモバは、月間取引金額が50万円までの手数料は220円(税込)です。
さらに株の購入に使えるTポイントが200円分もらえるので実質20円です…

LINE証券の現物取引は売却時しか手数料がかからないことを加味しても、月間50万円までの取引であればネオモバの方が圧倒的に安いでしょう。
なお、ネオモバはサービス開始当初から現物取引に対応しております。

ネオモバに関してご興味あれば、ぜひ公式サイトご覧ください。

【2020年5月】LINE証券で現物取引開始!何が変わる?のまとめ

いかがでしたでしょうか?
LINE証券が新しく始める”現物取引”について、理解深まりましたでしょうか?

LINE証券の現物取引
  • 少額取引でない
  • 売買可能な銘柄が増える
  • 手数料体系に注意

サービスとしては、決して目新しいものではなく、むしろ普通の証券会社取引になります。
証券会社対比で考えれば、売買手数料が安いかもしれませんが、同じスマホ証券サービスのネオモバと比較すると、少し劣っています。

『では何故、LINE証券はこのようなサービスを拡充させたのか?』

おそらくLINE証券で、少額株取引を始めた方の将来的な受け皿としてサービスを用意しておきたかったから、ではないでしょうか?
一度使い始めたサービスは、継続利用する傾向がありますからね。

またLINEポイントを使える点を重視して、LINE証券利用を継続する人もいるでしょう。
サービスの使い勝手は、利用者の状況によります。

LINE証券とネオモバに関しては、こちらの記事で徹底比較しておりますので、よかったらご参考ください。

【比較】ネオモバとLINE証券両方使った結果!5つの判断基準公開

2020年4月14日

いずれにしろ、LINE証券の”現物取引”はサービス拡充なので、サービスが増えてマイナスになることはありません。
利用するメリットがある方が、各自判断で利用すればOKかと思います。

1人でも多くの方が素敵な投資ライフの1歩を踏み出していただければ幸いです。
最後までご愛読いただきありがとうございました。

投資判断は自己責任のもと、行うようお願い致します。m(_ _)m

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ABOUTこの記事をかいた人

様々な副業に挑戦する『稼ぎ隊』のCo.隊長です。三井住友カード(株)で10年以上勤めた後退社し、現在は国内株式2000万円ほど運用して、そこから得られる月約10万円で細々と暮らしております。節約しながら、投資のみで生計成り立つように、様々な投資にトライし、有益な情報をシェアしようと思います♪