「FOLIO ROBO PROとウェルスナビってどっちの方がいいだろう?
2つのサービス特徴を簡単に知りたいなぁ〜。
比較検討して、自分に合ってるロボアドバイザー投資を始めたいなぁ〜。」
このような疑問にお答えします。
先に結論記載させていただきます。
<FOLIO ROBO PROとウェルスナビ3点比較>
本記事では、ロボアドバイザー投資のFOLIO ROBO PROとウェルスナビを3点で比較させていただきました。
私自身、両方のサービスを使って運用していますので、体験談を交えつつ整理させていただきます。
どうぞご参考ください。
FOLIO ROBO PROとウェルスナビ(WealthNavi)
FOLIO ROBO PRO
投資種別 | ロボアドバイザー投資 (おまかせ運用) |
主な投資先 | 海外ETF (世界経済) |
最小投資金額 | 10万円〜 |
想定利回り | 年率8.5% |
手数料 | 1.0%(税抜) |
特徴 | ✔進化したロボアドバイザー ✔AIをより活用した投資先調整 |
FOLIO ROBO PRO(フォリオロボプロ)とは、FOLIOが提供する進化したロボアドバイザー投資です。
AlpacaJapanのAI技術を元に設計され、短期的な目線においてもAIを活用しているのが特徴です。
投資種別
FOLIO ROBO PROは、本格的にAIを活用したロボアドバイザー投資です。
金融機関のみに提供されていたAI技術によるマーケット予測と、ダイナミックな運用を掛け合わせ、積極的な利益の追求や損失の軽減を目指しています。
投資先
主な投資先は他のロボアド投資と同じ、海外ETFが中心です。
時期によって投資先配分を変えて、利益調整するのがFOLIO ROBO PROの特徴です。
利回り
公式サイトには、過去5年間の収益率シミュレーションが8.5%と明示されています。
もちろん、シミュレーションなので、保証される年率ではありませんが、AIを用いた積極運用が期待できます。
手数料
FOLIO ROBO PRO(フォリオロボプロ )の手数料は、預かり資産の1%(税抜)です。
これはロボアドバイザー業界の標準的な手数料なのですが、FOLIO ROBO PROの場合、資産の売買回数が多いにも関わらず、この手数料を維持してくれているので、考え方によってはお得かもしれません。
FOLIO ROBO PROの口座開設は無料です。
ご興味あれば、公式サイトご覧ください。
ウェルスナビ(WealthNavi)
投資種別 | ロボアドバイザー投資 (おまかせ運用) |
主な投資先 | 海外ETF (世界経済) |
最小投資金額 | 10万円〜 |
想定利回り | 年率7.6%〜18.6% |
手数料 | 預かり資産の1%[税込1.1%] (現金部分を除く、年率) |
特徴 | ✔ロボアドバイザー預かり資産・運用者数No.1 ✔長期割引で最大0.9%[税込0.99%]まで手数料割引 |
投資種別
ロボアドバイザー投資は、人間の代わりにロボットが資産運用を自動的に行うため、手数料安く効率的に運用されるのが特徴です。
ノーベル賞受賞者の理論に基づいて、運用していると訴求しています。
WealthNaviの資産運用は、ノーベル賞受賞者が提唱する理論に基づいています。
資産運用の王道「長期・積立・分散」による、お客様の資産形成をサポートします。
※WealthNavi
投資先・利回り
主な投資先は海外ETFで、基本的に世界経済と連動すると考えられます。
ウェルスナビで開示されている利回りのシミュレーションはこちら。
手数料
ロボアドバイザー業界の標準的な手数料は1%(税抜)ですが、長期割を使えば最大0.9%まで下げられます。
とはいえ、長期割が適用されるまでには時間がかかりますので、ウェルスナビを利用する際には年率1%の運用手数料がかかると考えておいた方がいいでしょう。
ウェルスナビでは6つの簡単な質問に答えるだけで、運用プランを無料診断できます。
口座開設ももちろん無料です。
ご興味あれば、公式サイトご覧ください。
【体験談】FOLIO ROBO PROとウェルスナビ3点比較!
まず、私の運用実績は次の通りです。
- FOLIO ROBO PRO
599,171円(+26,938/+4.7%) - ウェルスナビ(WealthNavi)
99,578円 (+3,811円/+3.9%)
こちらはあくまで2020.12時点です。
詳しくは下記記事で毎月更新していますので、ご参考ください。
どっちの方が儲かるか?というのは一概に言い切れません。
私の運用実績では、どちらも同じくらいのパフォーマンスを示しています。
※投資先はどちらも海外ETFです。
したがって、本記事ではサービス特徴の違いを分かりやすく3点比較させていただきます。
どちらを選択するかチェックいただき、2点以上取った方があなたに向いてるサービスでしょう。
1つずつ補足させていただきます。
①投資期間
まず、どちらのロボアドバイザー投資も基本的に「長期投資」です。
長期的に見れば、同じような結果に落ち着くと仮定しましょう。
ただ、FOLIO ROBO PROは短期的な利益も追求します。
要は、少しでも含み損を抱えることを避ける感じです。
<私のFOLIO ROBO PRO運用実績推移>
年月 | 資産額 | 追加資金 | 含み損益 |
2020年12月 | 599,757円 | – | +27,524 (+4.8%) |
2020年11月 | 593,830円 | – | +21,597円(+3.8%) |
2020年10月 | 595,886円 | 302,233円 | +23,653円(+4.1%) |
2020年9月 | 306,719円 | – | +36,719円(+13.6%) |
2020年8月 | 292,829円 | – | +22,829円(+8.5%) |
2020年7月 | 278,277円 | 70,000円 | +8277円 (+3.1%) |
2020年6月 | 208,075円 | – | +8075円 (+4.0%) |
2020年5月 | 200,000円 | 200,000円 | +0円 (+0.0%) |
含み損益が開始来、常にプラスです。
※コロナショック後からスタートしたのでタイミングにもよります。
短期的なマイナスで一喜一憂しない人なら、ウェルスナビで全然OKかと思います。
ただ、含み損を抱えたら落ち込んだり、売却を検討してしまう人はFOLIO ROBO PROの方が良いかもしれません。
あなた自身がどのように投資結果と向き合えるか?
この点が1つ目のチェックポイントです。
②運用方針
FOLIO ROBO PROとウェルスナビ、運用先は似ていますが、運用方針が明確に違います。
- FOLIO ROBO PRO
AI活用 - ウェルスナビ
現代ポートフォリオ理論
FOLIO ROBO PROのAI活用
FOLIO ROBO PROは、AlpacaJapanのAI技術を元に設計され、短期的な目線においてもAIを活用しているのが特徴です。
現在、日本でAIを活用しているロボアドバイザー投資はFOLIO ROBO PROくらいです。
過去の値動きを読み込みAIに機械学習させて、未来の値動きを予測します。
短期的な値動きも予測するため、1ヶ月に1回投資先配分のバランスが見直されます。
極点な話、来月暴落が起きるとAIが予測すれば、暴落時に強い「金」への投資割合が増やされます。
逆に株が調子良いと予想されれば、株への投資比率が向上します。
サービス開始の2020年1月以降、ざっくり下記のように投資先割合が変化してきました。
ウェルスナビの「現代ポートフォリオ理論」
一方、ウェルスナビはAIを使った未来予測はしません。
ノーベル賞受賞した「現代ポートフォリオ理論」に基づいて、定期的に投資先配分を見直します。
<ウェルスナビの運用方針(WhitePaper)>
こちらの理論はざっくり言うと「分散投資」です。
「分散投資を長期的に続ければ、リスクを抑えて運用益は出せる」という証明された理論に基づき、機械的に運用します。
暴落を避けるのではなく、暴落が起きたら、最適な配分に直して長期・分散・積立投資を続けるのがFOLIO ROBO PROとの違いです。
③投資方法
投資方法による違いもあります。
- FOLIO ROBO PRO
一括投資OK - ウェルスナビ
積立投資推奨
FOLIO ROBO PROは一括投資OK
その時々に最適な投資先に配分されますので、FOLIO ROBO PROは一括で投資してOKです。
投資可能資金が既に手元にあって、早く運用したい人はFOLIO ROBO PROが良いでしょう。
2021.4追記 FOLIO ROBO PROも積立機能が実装されました!
ウェルスナビは積立投資推奨
投資先を頻繁に変えないのであれば、積立した方が、購入タイミングによるリスクを低減できます。 (ドルコスト平均法)
ウェルスナビで運用する場合は、定期的に積み立てた方が良いでしょう。
- 月1回定額
- 月5回定額
- 複数回定額
- カスタム
自由度高く、いろんな積立設定が可能です。
毎月の給料の一部を運用に回す方は、ウェルスナビの方が相性が良いかもしれません。
【体験談】FOLIO ROBO PROとウェルスナビ3点比較!のまとめ
いかがでしたでしょうか?
FOLIO ROBO PROとウェルスナビ3点比較!、参考になりましたでしょうか?
この3点でどちらを選択するか判断して、2点以上取った方があなたに向いてるサービスでしょう。
どうしても甲乙つけ難い場合は、どちらも運用するのアリです。
手数料はいずれも、運用額に応じて1%(税抜)ですので、2つに分けるデメリットは特にありません。
※それぞれ最低投資金額の10万円は必要
口座開設はいずれも無料です。
ご興味あれば、公式サイトご覧ください。
1人でも多くの方が投資を始め、日本の経済活性化につながればと願っています。
最後までご愛読いただきありがとうございました。
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大手金融機関で10年以上勤めた後退社し、その後は好きなことだけやりながら月約10万円で細々と暮らしております。
※2019年は株2000万円運用で月10万円の生活費を捻出してました。
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