「決済・送金アプリのKyash(キャッシュ)が気になるなぁ〜。
ポイントが貯まってお得そうだけど、デメリットはないのかなぁ?
注意点あるなら、知っておきたいなぁ〜。」
このような疑問にお答えします。
先に結論記載させていただきます。
- 残高の出金不可
- カード利用できないケースあり
- ポイントの手動チャージ
- チャージ方法に制限あり
- 不正利用の補償なし
本記事では、決済・送金アプリKyashのデメリットについてまとめさせていただきます。
クレジットカード会社で10年以上働いていた知見を活かしつつ、整理しましたので、どうぞご参考ください。
それでは、見ていきましょう!
Kyash(キャッシュ)とは?
商品名 | Kyash(キャッシュ) |
商品説明 | 送金・決済アプリ |
利用料 | Kyash Card Virtual(無料) Kyash Card Lite(¥300) Kyash Card(¥900) |
提供会社 | 株式会社 Kyash |
特徴 | ✔ポイントを貯めやすい(2重取り) ✔プリペイドで安心 ✔Apple Pay / Google Payに対応 ✔Kyashユーザー間同士の送金可能(無料) |
Kyash(キャッシュ)とは、チャージして使える送金・決済アプリです。
インターネット上で使えるバーチャルカードは、数分で登録でき、利用料も無料です。
ポイント還元率別に、2種類のリアルカードを発行することも可能です。
Kyashのメリットは下記の通りです。
- ポイントを貯めやすい(2重取り)
- プリペイドで安心
- Apple Pay / Google Payに対応
- Kyashユーザー間同士の送金可能(無料)
Apple Payに登録できるのは、iPhoneユーザーだと地味嬉しかったりします♪
まずは無料でバーチャルカードが発行できますので、ご興味あれば、公式サイトよりアプリをダウンロードください。
Kyashのデメリット5選!元クレカ社員解説【注意です】
Kyashの主なデメリットは、下記5つです。
- 残高の出金不可
- カード利用できないケースあり
- ポイントの手動チャージ
- チャージ方法に制限あり
- 不正利用の補償なし
1つずつ、順に補足させていただきます。
デメリット①
残高の出金不可
Kyashを利用するには、まずチャージをしなければならないのですが、一度チャージをしたら出金ができないのが最大のデメリットです。
何かあった際に、すぐに出金できなければ、完全なお金として認識しない方がいいでしょう。
<Kyash出金不可イメージ>
未来のことは誰も予測できません。
チャージ金額を必ず使うと思っていても忘れてしまったり、不測の事態で出金したくなったり、色々なケースが想定されます。
最近流行のQRコード決済サービス(Pay PayやLINE Payなど)は、チャージ後の出金に対応しています。
また、銀行口座から直接引き落とされるデビットカードを、それらに紐づけておけばいちいちチャージすることも不要です。
チャージ金額を忘れてしまったりすると“死金”になります。
最後に1回忘れるだけで、それまでに貯めたポイントより損するケースもありますので、私はチャージをできる限りしないように支払いしています。
<私の支払い方法>
資金管理のことを考えると、デビットカードが非常に使いやすいのでおすすめです。
ご興味あれば、関連記事ご覧ください。
チャージした後の解決策は、チャージ額を利用するしかありません。
Kyashのまま残高をきれいに利用するのは難しいので、最後はAmazonギフト券を購入して、アマゾンで利用しても良いかもしれません。
デメリット②
カード利用できないケースあり
Kyashでは、公共料金やスマホ代金など、毎月生じる継続課金系には、基本的に利用できません。
netflixなどのサブスクリプション系も、当然利用できません。
- 公共料金
- 電話料金
- 衛星放送・CATV視聴料
- インターネットプロバイダー利用料
- 保険料
- レンタルサーバ
- 通信教育
- 各種月会費など
依然として、クレジットカードしか利用できない場面もありますので、やはりクレカは最低1枚持っていないと厳しいでしょう。
楽天カードは、年会費も無料で、ポイント還元率も高く、オススメです。
楽天カード
名称 | 楽天カード |
年会費 | 永年無料 |
ブランド | VISA/Master/JCB/AMEX |
ポイント還元率 | 1% |
保険 | 海外旅行傷害保険 |
ポイント還元率も高い上、海外旅行傷害保険もついて、年会費無料です。
ご興味あれば、公式サイトご覧ください。
デメリット③
ポイントの手動チャージ
Kyashのポイントは、Kyashポイントとして付与され、利用するには手動でチャージしなければなりません。
これは今までのクレジットカード各社と同じ方法で、ポイントの有効利用を阻害するシステムです。
しかも有効期限は180日と、結構短く設定されています。
ポイントが魅力であるにも関わらず、ポイント利用に手間をかけさせるのは、ちょっと微妙な気がします。
- マメにポイントの手動チャージする
- 自動キャッシュバックのカードを利用
自動キャッシュバックの「三菱UFJ-VISAデビット」
商品名 | 三菱UFJデビット |
対象ブランド | VISA/JCB |
年会費 | 無料 |
ポイント (VISA) |
毎月ご利用金額の0.2%を自動でキャッシュバック |
三菱UFJ-VISAデビットは、三菱UFJ銀行の発行するデビットカードです。
還元率が0.2%ですが、自動キャッシュバックされますので、知らないうちにメリットを享受することができます。
カード発行も、年会費も無料ですので、既に口座をお持ちの方であれば、ご利用を検討しても良いかもしれません。
詳細は、公式サイトをご覧ください。
デメリット④
チャージ方法に制限あり
Kyashへのチャージには、下記のような制限があります。
- JCBカードからのチャージ不可
- プリペイドカードからのチャージ不可
Kyash自体がプリペイドカードなので、②は理解できますが、①のJCBカードからチャージができないのは少し痛いかもしれません。
Kyashを利用する場合は、あなたのチャージ方法は問題ないか?前もって確認しておくと良いでしょう。
- VISA/MASTERブランドのカードからチャージ
- その他の方法(セブン銀行・コンビニ・銀行ATM)でチャージ
デメリット⑤
不正利用の補償なし
Kyashは他のクレジットカードと異なり、「補償しない」と明示しています。
第5条 盗難等
物理カードの盗難、偽造、紛失等その他の事由(以下、まとめて「盗難等」 といいます。)により物理カードが第三者に不正利用された場合、当該不正利用が次項の通知後か否かにかかわらず、ユーザーに損害が生じた場合であっても、弊社は責任を負わないものとし、ユーザーはその物理カードの利用代金についてすべて支払いの責を負うものとします。
ユーザーは、物理カードが盗難等にあった場合、速やかにその旨を弊社に通知するものとします。弊社への通知は、改めて文書で届け出ていただく場合があります。Kyash Card及びKyash Card Liteに関する特約より
- カード利用にLOCKをかける
- 最小限のチャージ金額にしておく
Kyashには、アプリ内でカード利用をLOCKする機能があります。
<KyashカードLOCK機能>
補償はありませんので、このような機能を駆使して、自己管理する必要がありそうです。
Kyashのデメリット5選!元クレカ社員解説【注意です】のまとめ
いかがでしたでしょうか?
Kyashのデメリットについて、理解深まりましたでしょうか?
- 残高の出金不可
- カード利用できないケースあり
- ポイントの手動チャージ
- チャージ方法に制限あり
- 不正利用の補償なし
Kyashの魅力はポイントの2重取りやポイント還元率の高さです。
ただ、そのメリットを享受するために手間が生じたり、少しリスクが発生するといったところでしょうか?
Kyash利用でメリットの方が大きくなるかは、利用者次第です。
本記事の内容を参考にしていただき、あなたに合いそうな支払い手段か?是非ご判断いただければと思います。
まずは無料でバーチャルカードが発行できますので、ご興味あれば、公式サイトよりアプリをダウンロードください。
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1人でも多くの方が、お金の知識を高めてスマートな生活を遅れればと思います。
最後までご愛読いただき、ありがとうございました。
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大手金融機関で10年以上勤めた後退社し、その後は好きなことだけやりながら月約10万円で細々と暮らしております。
※2019年は株2000万円運用で月10万円の生活費を捻出してました。
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