「LINEのワンコイン投資を始めてみようかなぁ〜。
でもどんなデメリットがあるんだろう?
実際に始める前に知っておきたいなぁ〜。」
このような疑問にお答えします。
先に結論を記載させていただきます。
✔︎本記事の結論
デメリット① 自分で投資先やリスクを決められない(完全おまかせ)
デメリット② 積立式(毎週引き落とし)
デメリット③ 積立金額に制限あり
デメリット④ LINE Payからの引き落とし
デメリット⑤ FOLIOの口座に入金される
デメリット⑥
※再投資されるようになりました。
デメリット⑦ LINE Payボーナスの利用不可
どうも、元三井住友系の金融マン、稼ぎ隊のCo.隊長(@co_toushi)です。
大手金融機関で10年以上勤めた後退社し、現在は国内株式2000万円ほど運用して、そこから得られる月約10万円で細々と暮らしております。
節約しながら、投資のみで生計成り立つように、自由に生きています。
本記事では、LINEのワンコイン投資の7つのデメリットについてまとめさせていただきます。
サービス利用を検討されている方は、ぜひ参考にしていただければと思います。
LINEワンコイン投資とは?
投資金額 | 500円〜 (ワンコイン) |
投資方法 | 運用は全自動 ロボアドバイザーによる低リスクな分散投資 |
操作方法 |
LINE Payから自動引き落とし! |
手数料 | 年率1.0%(税抜) |
特徴 | LINEの投資サービス |
LINEワンコイン投資とは、LINEが株式会社FOLIOと組んで提供しているサービスです。500円から積立することができ、あとはおまかせ運用。
初心者向けに、究極に簡単にした投資サービスです。
LINEワンコイン投資のデメリット7選
デメリット① 自分で投資先やリスクを決められない(完全おまかせ)
積み立てた金額はロボアドバイザーによる自動運用になり、自分で投資先を決めることができません。内容はAIによる世界の金融資産への自動分散投資とされています。
「ワンコイン投資」において投資対象としているアセットクラスは2018年10月1日時点では以下の通りです。
世界金融商品への分散投資は、AIの台頭と共に主流となってきていますので特段他のロボアドバイザーサービスと変わらないのですが、LINEワンコイン投資ではリスクの選択もできません。
もし取るべきリスクはちょっと自分で決めたいという方は、他のロボアドバイザーサービスの方がいいかもしれません。
おそらく、リスクも平均的な取り方をしていると想定されます。
これがLINE社が提供するシミュレーションです。
デメリット② 積立式(毎週引き落とし)
LINEワンコイン投資は週次の積立式です。
一括で投資で放置という方法ではないので、ご注意ください。
最初の段階で、引き落とし曜日は自動的に表示されています。
デメリット③ 積立金額に制限あり
1週間あたりの積み立て額は500円〜100,000円です。
積立という特性を考えるとこの範囲を超えてくる人はいないのかもしれませんが、この条件であれば理論上、月約40万までの積立となりますね。
デメリット④ LINE Payからの引き落とし
すでにLINE Payを使っている人であれば、大きな問題はないかもしれませんが使っていない人はこのタイミングでLINE Pay登録が必要になります。
銀行口座やクレジットカードからチャージできるように別途LINE Payの対応をしなければなりません。
デメリット⑤ FOLIOの口座に入金される
本サービスはLINEがFOLIOと協働して提供しているサービスです。LINEが窓口になっていますが、運用はFOLIOが担当するため、申込時にはFOLIOの証券口座も開設する必要があります。
そして、このような2社による協働サービスのため入金はLINE Payから行うにも関わらず、資産売却時の出金はFOLIOの口座になります。
基本的に積立しっぱなしであれば、大きな問題ではありませんが一応このような仕組みであることは認識しておいた方がいいかもしれません。
ワンコイン投資を始める際は、いずれにしろFOLIO口座を開設しなければなりませんので、もしこの点が気になる場合は初めからFOLIOのみ使って運用するという方法もあります。
FOLIOの「おまかせ投資」がワンコイン投資と似たようなサービスになります。
デメリット⑥ 分配金が再投資されない
サービス修正により2019年10月以降分配金再投資されるようになりました。
本パートは読み飛ばしてください…
資産運用をしていると株や債券から分配を受け取ることがあります。これがそのまま運用に組み入れられば、いわゆる複利の効果で長期的には雪だるま式に資産が増える可能性がありますが、LINEワンコイン投資の場合は再投資されません。FOLIOの口座に現金が入金されます。
この金額を投資に自分で入れていけば同じようなことにもなるのですが、そもそも手間を省くのがメリットのこのサービスにそこまでする人が出てくるのかが疑問です。
なお、これに関しては運営のFOLIOの「おまかせ投資」同じです。
もし、ロボアドバイザー系のサービスで分配金の自動再投資を希望する場合はWealthNaviなどがいいかもしれません。
WealthNaviはロボアドバイザー系の運用では”預かり資産・運用者数No.1″のため、本格的に投資をすると決めている人にはアリかもしれません。
デメリット⑦ LINE Payボーナスの利用不可
LINEのサービスなので、何かとLINEの他の特典との相乗効果を期待してしまうのですが、LINE Pay ボーナスは投資の方に回せないようです。
ポイントを使って投資できるサービスは既に結構出ています。
まとめ
以上が、ワンコイン投資のデメリット7選です。
いかがでしたでしょうか?
このサービスが向いてそうな人はこのような条件でしょうか?
- 完全に運用おまかせしたい
- 既にLINE Payを使っている
手数料無料キャンペーンを利用したい
そして、まだお悩みの方、このサービスに向いているか診断する記事も書いていますので、よかったらご参考にしていただければと思います。
最後までご愛読いただきありがとうございました。
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