「楽天証券が気になるなぁ〜。
でもデメリットとかあるのかなぁ?
初心者が注意すべき点あれば、知っておきたいなぁ〜。」
このような疑問にお答えします。
先に結論記載させていただきます。
- 口座開設に時間がかかる場合あり
- コールセンターのサポート体制が良くない
- 楽天ユーザーでないとメリット小さい
- 積立サービスが弱い
- 少額株式投資ができない
本記事では、楽天証券のデメリットについてまとめさせていただきます。
初心者がネット証券を開設する際に、注意すべき点に特化して整理させていただきますので、是非ご参考ください。
それでは、見ていきましょう!
楽天証券とは?
投資種別 | 株式(国内・海外)/投資信託/FX/債券他 |
特徴 | ✔楽天系列の大手ネット証券会社 ✔幅広い投資ジャンルを扱う ✔投資信託に楽天ポイント利用可能(ポイント貯めることも!) ✔手数料も業界最低水準 ✔豊富な情報提供 |
楽天証券は、楽天が手掛けるネット証券会社です。
ネット証券No.1のSBI証券と同じくらい人気で、株式投資をやってる人だったら口座を持っていない人はいないのではないでしょうか?
主なメリットはこちらです。
- ネット証券大手の安心感
- 楽天ポイントが使える&貯められる
- 楽天関連サービスとの相性Good
- 楽天独自の金融商品あり
- 日経新聞が読める特典あり など
ネット証券大手の安心感
楽天証券の口座数は410万口座で、ネット証券No.1のSBI証券の540万口座と肩を並べるほど人気です。(2020年3月末時点)
ほとんどの方が、最初に開設するネット証券口座を楽天かSBIで検討しています。
楽天ポイントが使える&貯められる
投資信託や株式の購入に楽天ポイントが使えます。
また、楽天カード経由で投資信託を積み立てれば、ポイントを貯めることもできます。(積立上限:月5万円)
楽天関連サービスとの相性Good
楽天の手掛けるポイントプログラム(SPU)のポイントアップ対象になっています。
楽天証券で500円以上のポイントを投資をすれば、ポイント付与率が1%UPになります。(様々な楽天サービスとかけ合わせれば、ポイント付与率は10%以上にもなります。)
また、楽天銀行との紐付けで、金利がお得になったり、資金移動がしやすくなったりするメリットもあります。(マネーブリッジ)
楽天独自の金融商品あり
全米株式に投資する、VTIという有名な海外ETFがありますが、楽天は独自にカスタマイズして提供しています。
<楽天VTI>
日経新聞が読める特典あり
楽天証券のアプリ内から、遷移すれば当日の日経新聞が読めます。
ツイッターの評判では、この特典が意外と好評でした。
利用者のリアルな声はこちらの記事でまとめてますので、よかったらご覧ください。
楽天証券の口座開設は無料です。
ご興味あれば、公式サイトご覧ください。
楽天証券のデメリット5選!【初心者が気にすべき点はコレ】
初心者が注意すべき、楽天証券のデメリットは下記の通りです。
- 口座開設に時間がかかる場合あり
- コールセンターのサポート体制が良くない
- 楽天ユーザーでないとメリット小さい
- 積立サービスが弱い
- 少額株式投資ができない
1つずつ補足させていただきます。
デメリット①
口座開設に時間がかかる場合あり
楽天証券では、状況により口座開設に時間がかかることがあります。
公式サイトにも記載されています。
<楽天証券|口座開設状況>
※楽天証券|お知らせページより
申込者からも「遅い!」との声もあがってます。
<楽天証券申込者の声>
デメリット②
コールセンターのサポート体制が良くない
この点も、評判が悪かった点の1つです。
<楽天証券利用者の声>
ツイートでは繋がらないという不満が多いですが、私の場合はつながった後の対応もあまりよくなかったです。
オペレータ側も投資に関しては無知だったりしますので、ちょっと難しい内容はあまり良い回答がもらえませんでした。
楽天証券に限らず、楽天のサービスは全般的に電話対応を重視していないように感じます。
楽天カードの評判でも同じような声があがってました。
楽天は無駄と判断したものは、徹底してコストカットしてます。
コールセンターも、その1つと考えられますので、電話による手厚いサポートは期待しない方がいいかもしれません。
デメリット③
楽天ユーザーでないとメリット小さい
メリットと相反しますが、楽天ユーザーでなければポイントによるメリットも少ないので、楽天証券を選ぶ理由がないかもしれません。
サービス内容や手数料は、ほとんどSBI証券と同じか少し劣る感じです。
楽天証券を利用するなら、楽天経済圏に移行して、ポイントプログラム(SPU)まで駆使しないとお得感がないでしょう。
デメリット④
積立サービスが弱い
積立投資は、タイミングによるリスクを低減させる上で、とても大切な考えです。
長期に渡って、定期的に積立することで、買付価格が標準化されます。(ドルコスト平均法)
<ドルコスト平均法の具体例>
一括購入ではなく、時間をずらしながら、積立購入した場合は、このようになります。
購入タイミングも分けて買えば、手堅い資産運用ができる!という考えです。
毎日や毎週積立可能なサービスが多い中、楽天証券は「毎月」の積立しかサービス提供していません。
積立間隔が短ければ短いほど良いかは別議論になりますが、個人的には最低でも「毎週」という選択肢は欲しいです。
デメリット⑤
少額株式投資ができない
(ミニ株・単元未満株なし)
ミニ株(単元未満株)とは、通常の購入単位をさらに分割して、少額で買う株のことです。
ほとんどの株は100株単位での売買ですが、ミニ株は1株から購入することができます。
ライバルのSBI証券ではミニ株の新規購入を取り扱ってますが、楽天証券では、イレギュラーなケースでの対応しかできません。
少額で株式投資をしたい場合には、使い勝手が悪いので注意しましょう。
少額株式投資なら「ネオモバ」
投資種別 | 株式投資 |
投資先 | 国内株式、ETF等 (上場企業ほぼ全銘柄対象) |
最小投資金額 | 100円台〜 (1株・1口単位) |
手数料 | サービス利用料月額200円(税抜) [約定金額50万円まで取引放題] ※毎月200円分のTポイント貰える |
特徴 | ✔大手企業運営の信頼性 (SBI証券 × CCC) ✔Tポイントが株式投資に使える ✔手数料もほぼ無料 (得られるポイントと相殺) ✔株の定期買付サービスあり ✔1株IPOサービスも展開(2019.11.30〜) ✔ネオモバFXサービス(2020.4.25〜) |
ネオモバ(SBIネオモバイル証券)は、ネット証券大手の「SBI証券」とTポイント運営会社「CCC」が協働して作った株取引サービスです。
日本初、Tポイントを使って株式購入ができる点が大きな特徴です。
1株単位で買えるので、みずほFGなどの株価が安い銘柄は100円台から購入可能です。(2019.10.29時点)
ネオモバでは、日本株を定期買付することができます。
株の定期買付サービス
1株から買えるにも関わらず、さらに定期買付が可能です。
予め購入したい銘柄と金額を設定しておけば、自動的に買付が行われます。
投資信託では、このような自動買付サービスを提供している会社が多いですが、株では少なく、さらに1株から対応してるのは、私の知る限りネオモバのみです。
- 1設定:1銘柄5日間まで
※1銘柄を毎日買い付けたい場合は、4〜5設定必要 - 上限設定:50
- 買付設定日が土日祝日の場合、翌営業日にまとめて買付
- 1回あたりの買付は金額指定
- 買付は成行
希望銘柄を毎日(全営業日)購入する場合、1銘柄で4設定(20営業日÷5日間)必要です。
設定上限は50ですので、それでも10銘柄以上購入することができます。
私は現在、2銘柄「伊藤忠商事」と「日本たばこ産業」で毎日購入設定をしています。
<私の定期購入画面>
ちょうど1銘柄が買える範囲の金額を指定していますので、毎日1銘柄ずつ積立されます。
どのような銘柄を積み立てるかご検討されたい方は、こちらの記事をご参照ください。
手数料激安(ほぼ無料)
ネオモバは、月間50万円までの売買の場合、手数料は月額200円(税抜き)です。
ただ、それと引き換えに毎月200Tポイント得られますので実質、手数料はほぼ無料です。
投資において、手数料は非常に重要な点ですが、ネオモバは非常にフェアな手数料体系です。
ご興味あれば、公式サイトご覧ください。
楽天証券のデメリット5選!【初心者が気にすべき点はコレ】のまとめ
いかがでしたでしょうか?
楽天証券のデメリット、参考になりましたでしょうか?
- 口座開設に時間がかかる場合あり
- コールセンターのサポート体制が良くない
- 楽天ユーザーでないとメリット小さい
- 積立サービスが弱い
- 少額株式投資ができない
楽天証券やSBI証券のネット証券口座は、投資をする人なら誰しも必要かと思います。
ただ、もし株式投資をするのであれば、ネオモバやSBI証券のミニ株で少額スタートが良いかと思います。
逆に楽天サービスを既にご利用の方は、楽天証券にて、楽天ポイントを使ったり、貯めたりするのはアリでしょう。
口座開設は無料ですので、ご興味あれば、公式サイトご覧ください。
1人でも多くの方が投資を始め、日本の経済活性化につながることを願っています。
最後までご愛読いただきありがとうございました。
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大手金融会社で10年以上勤めた後退社し、その後は好きなことだけやりながら月約10万円で細々と暮らしております。
※2019年は株2000万円運用で月10万円の生活費を捻出してました。
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