「分散投資って本当に意味あるのかなぁ?
自分にとっては意味ないように感じるけど、どうなんだろう?
分散投資すべき理由について知りたいなぁ〜。」
このような疑問にお答えします。
先に結論記載させていただきます。
- リスク低減につながる
- 投資知識が深まる
- 手数料もかからないケースも
本記事では、『分散投資は意味ない?→大アリです!3つの理由』というテーマでまとめさせていただきます。
分散投資すべきかお悩みの方、どうぞご参考ください。
それでは、見ていきましょう!
分散投資とは?
分散投資とは、投資対象を1つにするのではなく、性質がなるべく異なる複数の投資先に分散することです。
分散投資により、各資産の価格の動きが打ち消しあい、リスクを減らすことができます。
卵を1つのかごに盛るな
アメリカではこのような有名格言があります。
卵を全部同じかごに入れて、もし落としてしまったら、全ての卵が割れてしまいます。
全てを一度に失うリスクを下げるには、いくかのかごに分けて卵を運びましょうという内容です。
分散投資することで、リスクを低減できます。
一方デメリットとしては、手間がかかったり、手数料が多くなってしまうこともあります。
《メリット》
・リスクの低減
・投資知識深まる
《デメリット》
・大きく儲からない
・管理の手間がかかる
・手数料が多くなる可能性あり
※手数料はサービスを上手に利用すれば対処可能
分散投資に関する詳しいメリット・デメリットはこちらの記事で、詳しくまとめてますのでよかったらご覧ください。
分散投資は意味ない!?→大アリです!3つの理由!
分散投資すべき理由は、下記3つです。
- リスク低減につながる
- 投資知識が深まる
- 手数料もかからないケースも
1つずつ順に補足させていただきます。
①リスク低減につながる
分散投資の最大のメリットは、リスク低減です。
投資に絶対はありませんので、例え安全な投資先であっても、1つだけに投資していたら、何かあった際に資産を大幅に失いかねません。
極端な例をあげると、下記のようになります。
1つの銘柄(株)に100万円投資していた場合、投資先の企業が倒産したら0円になるかもしれません。
でも10個の企業に10万円ずつ分散投資していた場合、その内の1つが倒産しても、残りの9社が約15%ずつ値上がれば、トータルではプラスになります。
<例>
銘柄 | 投資額 | 利回り | 運用後資産 |
A社 | 10万 | -100% | 0万 |
B社 | 10万 | +15% | 11.5万 |
C社 | 10万 | +15% | 11.5万 |
D社 | 10万 | +15% | 11.5万 |
E社 | 10万 | +15% | 11.5万 |
F社 | 10万 | +15% | 11.5万 |
G社 | 10万 | +15% | 11.5万 |
H社 | 10万 | +15% | 11.5万 |
I社 | 10万 | +15% | 11.5万 |
J社 | 10万 | +15% | 11.5万 |
合計 | 100万 | +3.5% | 103.5万 |
こんなに単純ではありませんが、投資では全てで儲けるという考えではなく、トータルでプラスにするという考えが非常に大切です。
リスクを抑えながら、プラス運用するには分散投資は必要不可欠です。
②投資知識が深まる
分散投資には大きく2つの考えがあります。
- 同一ジャンル内での分散投資
- 様々なジャンルへの分散投資
いずれの分散投資も重要で、それぞれ対応すれば多くの投資知識が身に付きます。
同一ジャンル内での分散投資
例えば株式投資の場合、1つの銘柄(企業)に絞って全額投資するのは、非常に危険です。
最悪の最悪、企業が倒産したら0円になりますので、これでは投資ではなく投機(ギャンブル)です。
同一ジャンル内での分散投資とは、株式投資の中で、投資先銘柄を分けることです。
銘柄を分けるだけでなく、業界も分けると安定性が増すでしょう。
<私の業界別・日本株投資銘柄>
こんな感じで分散すれば、1つの業界が低迷しても他でカバーできる可能性があります。
2020年のコロナ禍がいい例かもしれません。
リアル店舗系ビジネスは壊滅的でしたが、ネット系ビジネスは好調でした。
様々な業界・企業について勉強する必要があるため、分散投資をしようとすると必然と知識が身に付きます。
私の日本株投資銘柄は、こちらの記事で公開してますので、よかったらご参考ください。
様々なジャンルへの分散投資
また株式投資内だけでなく、投資ジャンルを分けることも大切です。
不動産投資、債券、金など色々ありますので、可能な範囲で分散すればするほど良いでしょう。
様々なジャンルの勉強をすることになりますので、さらに知識が増します。
最近では、自動的に世界中の様々な投資先に、分散投資してくれるロボアドバイザー投資も登場しています。自分自身で勉強するのがきつい方は、サービス利用を検討してもいいかもしれません。業界No.1はWealthNavi(ウェルスナビ)で、多くの個人資産が集まっています。(預かり資産2900億円。2020年9月時点)
>>【無料口座開設】ロボアドバイザーNo.1のWealthNavi
<私のWealthNavi投資先例>
③手数料もかからないケースも
分散投資すれば、リスクが低減できますが、それだけ手数料が多く発生してしまったら意味がありません。
逆に言えば、手数料が追加で発生しないのなら、リスク面を考慮すれば分散投資した方が良いことになります。
サービスや投資方法によって手数料を増やすことなく、分散投資可能です。
簡単な例をご紹介します。
- 株式投資
▶︎『ネオモバ』利用
月額50万円の取引まで手数料ほぼ無料
金額の範囲内で、銘柄分散し放題 - ロボアドバイザー投資
▶︎色々なサービスに分散しても手数料同じ
預かり資産の1%(税抜)が業界平均手数料
預かり資産に比例するので、分散しても手数料は変わらない
株式投資なら『ネオモバ』利用
投資種別 | 株式投資 |
投資先 | 国内株式、ETF等 (上場企業ほぼ全銘柄対象) |
最小投資金額 | 100円台〜 (1株・1口単位) |
手数料 | サービス利用料月額200円(税抜) [約定金額50万円まで取引放題] ※毎月200円分のTポイント貰える |
特徴 | ✔大手企業運営の信頼性 (SBI証券 × CCC) ✔Tポイントが株式投資に使える ✔手数料もほぼ無料 (得られるポイントと相殺) ✔株の定期買付サービスあり ✔1株IPOサービスも展開(2019.11.30〜) ✔ネオモバFXサービス(2020.4.25〜) |
ネオモバ(SBIネオモバイル証券)は、ネット証券大手の「SBI証券」とTポイント運営会社「CCC」が協働して作った株取引サービスです。
日本初、Tポイントを使って株式購入ができる点が大きな特徴です。
『少額・分散・積立』投資をするなら、ネオモバが最も適しています。
1株単位で買えるので、みずほFGなどの株価が安い銘柄は100円台から購入可能です。(2019.10.29時点)
またネオモバは、月間50万円までの売買の場合、手数料は月額200円(税抜)です。
ただ、それと引き換えに毎月200Tポイント得られますので実質、手数料はほぼ無料です。
ネオモバの手数料体系は、非常にフェアです。
ご興味あれば、公式サイトご覧ください。
『ロボアドバイザー投資』
分散しても手数料変わらない
投資種別 | ロボアドバイザー |
主な投資先 | 海外ETF (世界経済全体) |
最小投資金額 | 500円〜 |
想定利回り | 年利5〜10% |
手数料 | 年利1%[税別](業界標準) |
特徴 | ✔ロボアドバイザー活用した自動運用 ✔人件費抑制により手数料も抑えられている(業界標準 年1%) |
ロボアドバイザー投資の業界平均手数料は、預かり資産の1%(税抜)です。
1社使おうが、2社、3社に分けようが手数料は変わりません。
ロボアドバイザー自体、分散投資するサービスですが、運用会社によって、実績が異なりますので、信用できる1社がない場合は、分けて投資すると良いでしょう。
分散投資は意味ない!?→大アリです!3つの理由!のまとめ
いかがでしたでしょうか?
「分散投資は意味ない!?→大アリです!3つ理由」参考になりましたでしょうか?
- リスク低減につながる
- 投資知識が深まる
- 手数料もかからないケースも
分散投資は、投資の基本です。
どんな投資家も、分散していない人はいないでしょう。
もしいるとしたら、それは投資家ではなく投機家(ギャンブラー)です。
投資先を絞ってしまうと、ハイリスク・ハイリターンになりますので、くれぐれもご注意ください。
1人でも多くの方が堅実な投資を始め、日本の経済活性化につながることを願っています。
最後までご愛読いただき、ありがとうございました。
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大手金融機関で10年以上勤めた後退社し、その後は好きなことだけやりながら月約10万円で細々と暮らしております。
※2019年は株2000万円運用で月10万円の生活費を捻出してました。
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