「ETF(上場投資信託)が気になるなぁ〜。
手数料安いみたいけど、デメリットはないのかなぁ?
注意点あるなら、知っておきたいなぁ〜。」
このような疑問にお答えします。
先に結論記載させていただきます。
- 内容が分かりづらい
- 銘柄数が多い
- 自分で選定する必要あり
- 複利効果得られない
- リバランスも手動
本記事では、ETF(上場投資信託)のデメリットについてまとめさせていただきます。
証券会社等がまとめるサイトでは、解説が難しいため、本記事では超初心者の方でも分かるように整理させていただきます。
ETFに投資しようかご検討されてる方、どうぞご参考ください。
それでは、見ていきましょう!
ETF(上場投資信託)とは?
ETF(上場投資信託)とは、東京証券取引所などの金融商品取引所に上場している投資信託です。
上場してるので、株と同じように取引することができます。
<ETFのイメージ>
ETFも投資信託も、いずれも投資商品のお弁当パックです。
たくさんの投資先が合わさったパッケージ商品になります。
唯一の違いは、上場してるか?していないか?です。
上場していると株のように、自由に売買ができます。
上場によって何が違うのか?
市場に任せることで管理の手間が少し省かれるため、一般的にETFの方が手数料が安くなります。
- ETF:平均0.36%
- 投資信託:平均1.12%
※2019年2月25日時点
※ETFは東京証券取引所に上場している銘柄、一般的な投資信託は公募株式投信(追加型)の平均値を使用
出所:東京証券取引所、QUICKのデータをもとにアセットマネジメントOne作成
「ETFの方がいいじゃん!」
と思われるかもしれません。
私も基本的にETFの方がいいと思います…
投資信託は、手数料も高く複雑なので、あまりオススメできません。
よかったら、こちらの記事をご覧ください。
ETFは株のように売買できますので、証券会社の口座を持っていれば自由に取引できます。
証券口座は、手数料の安いネット証券会社を利用しましょう。
ネット証券No.1はSBI証券です。
口座開設も無料ですので、まだ開設されていない方は、是非公式サイトをご覧ください。
ETFのデメリット5選【超初心者向けにまとめました!】
手数料の安いETFですが、このようなデメリットがあります。
- 内容が分かりづらい
- 銘柄数が多い
- 自分で選定する必要あり
- 複利効果得られない
- リバランスも手動
1つずつ補足させていただきます。
デメリット①
内容が分かりづらい
投資先が詰め合わさったものは、どうしても分かりづらくなります。
特に海外のETFの名前だけ見たら、最初は訳がわからないのではないでしょうか?
- VTI
- VOO
- HDV
- VYM
- SPYD など
VTIとは、バンガード トータルストックマーケットETFで、米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%をカバーするETFです。
米国株市場全体に投資したい場合、選ばれるとても人気の高い商品です。
経費率(手数料)が年間0.03%と異常に安いのが、人気に拍車をかけています。
このように、1つずつ内容をチェックすれば、ある程度イメージが沸きますが、名前だけ見てると訳が分かりません。
ETFを検討する場合は、必ず1つずつ中身をチェックしていきましょう。
※証券会社が提供する情報で、確認可能です。
<SBI証券のETF情報>
デメリット②
銘柄数が多い
名前が分かりづらいだけでなく、銘柄数も多く、余計混乱を招きます。
<SBI証券のETF検索画面>
こちらSBI証券の海外ETF検索画面では、330件あります。
数千本ある投資信託よりはマシですが、それでも初心者が始める場合は、ちょっと戸惑ってしまうのではないでしょうか?
デメリット③
自分で選定する必要あり
当然ながら、”自分自身で“、分かりづらい名前のETFを調べて、たくさんある中から選ばなければなりません。
株の銘柄選定と同じですが、馴染みある企業が選べる株に比べても、ETFの選定は難しいかもしれません。
要は、おまかせはできませんので、自分自身で調べてリスクを取った行動ができるかがポイントになります。
デメリット④
複利効果得られない
ここからは実際の儲けに関するデメリットです。
長期投資において、とても大切なのが”複利効果“です。
株式投資の配当金などで得た利益を、そのまま再投資し続けることによって、加速度的に資産を増加させるもの。
ETFでは、分配金は再投資されず、現金として戻ってきます。
もし複利効果を得たい場合は、自らその金額を再投資しなければなりません。
また分配金には都度都度税金が課せられますので、最後まで税金が課せられない自動再投資に比べると、パワーが出にくくなります。
複利効果が得られるサービスについては、こちらの記事でまとめますので、よかったらご覧ください。
デメリット⑤
リバランスも手動
リバランスとは、投資先の配分(バランス)を見直すことです。
どれか1つの比重が大きくなると、リスクが高くなってしまうため、定期的にバランスを整えた方が安全です。
このメンテナンス作業についても、自分でやらなければならないのが5つ目のデメリットです。
リバランス効果が得られる投資サービスについても、まとめてる記事ありますので、よかったらご参照ください。
ETFデメリットの対処法!
本記事でご紹介した全てのデメリットに対応する方法が、ロボアドバイザー投資です。
あなた自身で考える必要なく、ロボアドバイザー側で投資先を決め、自動的に資産運用をしてくれるサービスです。
ノーベル賞受賞者が提唱する理論に基づくアルゴリズムで運用され、効率的な資産運用がされるサービスです。
海外ETFを中心に自動で国際分散投資をしてくれる上に、複利効果も得られ、リバランスもしてくれます。
本記事では、ロボアドバイザー投資No.1の「WealthNavi(ウェルスナビ)」をご紹介させていただきます。
WealthNavi(ウェルスナビ)
主な投資先 | 海外ETF (世界経済) |
最小投資金額 | 10万円〜 |
想定利回り | 年率7.6%〜18.6% |
手数料 | 預かり資産の1% (現金部分を除く、年率・税別) |
特徴 | ✔ロボアドバイザー預かり資産・運用者数No.1 ✔長期割引で最大0.9%まで手数料割引 |
WealthNavi(ウェルスナビ)はロボアドバイザー投資の預かり資産、預かり口座数No.1のサービスです。
投資先は海外ETFが中心です。
<私のウェルスナビ投資先(例)>
世界経済全体へ投資しながら、分配金は自動再投資されますので複利効果を得ることができます。
公式サイトにも、きちんとそのような説明がされています。
<WealthNavi複利効果に関する説明>
手数料はロボアドバイザー投資の業界平均1%(税抜)なので、自分でETFを買うよりは当然高くなりますが、一般的な投資信託よりは安いでしょう。
WealthNaviでは、簡単な質問に答えるだけで運用プランを無料診断してもらえます。
また口座開設も無料です。
ご興味あれば、公式サイトにて診断してみてください。
ETFのデメリット5選【超初心者向けにまとめました!】のまとめ
いかがでしたでしょうか?
ETFのデメリットについて、理解深まりましたでしょうか?
- 内容が分かりづらい
- 銘柄数が多い
- 自分で選定する必要あり
- 複利効果得られない
- リバランスも手動
- 《対処法》
ロボアドバイザー投資
WealthNavi等
ETFは手数料が安いので、自分自身で勉強して、運用するのが最も効果的です。
ただ勉強ばかりして、中々投資をスタートできないのも、機会損失です。
手数料による差が大きくなるのは、運用額が大きくなった場合ですので、まずは少額で投資を始め、徐々に自分自身で運用できるようになればいいのかな?と思います。
<ロボアドバイザー投資の活用フロー例>
1人でも多くの方が投資を始め、日本の経済活性化につながることを願っています。
最後までご愛読いただきありがとうございました。
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大手金融会社で10年以上勤めた後退社し、その後は好きなことだけやりながら月約10万円で細々と暮らしております。
※2019年は株2000万円運用で月10万円の生活費を捻出してました。
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