「株取引アプリのSTREAM(ストリーム)が気になるなぁ〜。
手数料無料と引き換えに何かデメリットはあるのかなぁ?
注意すべき点あれば、知っておきたいなぁ〜。」
このような疑問にお答えします。
先に結論記載させていただきます。
- 会社の信頼性低い
- システムの安全性危惧
- 高額取引向き
- 丁寧な情報提供なし
- 初心者なら他サービスでも手数料ほぼ無料
本記事では、手数料無料の株取引アプリ「STREAM(ストリーム)」のデメリットについてまとめさせていただきます。
ストリームでの株式投資をご検討中の方、どうぞご参考ください。
STREAM(ストリーム)とは?
投資種別 | 株式投資 |
投資先 | 国内株式 |
最小投資金額 | 通常100株単位 |
手数料 | 無料 |
特徴 | ✔ずぅーっと手数料が0円 (ダークプールを利用したSMART取引採用のため) ✔コミュニティ機能付き |
STREAM(ストリーム)は、日本初の従来型の株式委託手数料がいつでも・何回取引しても無料の株取引アプリです。
通常の取引は東京証券所で行われますが、STREAM(ストリーム)はダークプールと呼ばれる、証券所外での取引を行うことで相場より少し安い価格で売買を成立させます。
<STREAM売買のイメージ>
安い売買を成立させた際の差額を、自社の利益に充てるため、利用者からすると株取引手数料は常に無料となります。
手数料がずっ〜と無料というのがSTREAM最大のメリットです。
STREAM(ストリーム)での口座開設も無料です。
ご興味あれば、公式サイトご覧ください。
STREAM(ストリーム)のデメリット5選【株初心者×】
株取引アプリ「STREAM(ストリーム)」のメリットは手数料無料である点です。
ただそれと引き換えに、株初心者にとっては、下記のようなデメリットがあります。
- 会社の信頼性低い
- システムの安全性危
- 高額取引向き
- 丁寧な情報提供なし
- 初心者なら他サービスでも手数料ほぼ無料
1つずつ順にご説明させていただきます。
①会社の信頼性低い
一番気になるのは、会社の信頼性です。
STREAMの運営会社は「株式会社スマートプラス」です。
主な情報はこちらです。
※引用:株式会社スマートプラスHP
<株式会社スマートプラス概要>
会社名 |
株式会社スマートプラス |
金融商品取引業者 |
関東財務局長 |
加入協会 |
日本証券業協会 |
所在地 |
〒102-0073 |
資本金 |
6,623,611,000円 |
事業内容 |
第一種金融商品取引業 |
設立 |
2017年3月 |
直近開示されてる自己資本規制比率は1911.9%で、健全といえます。
※140%を下回ると、内閣総理大臣への届出が必要
<自己資本比率>
また親会社にFinatextホールディングスを持つ、次世代の金融企業です。
<組織図>
これらの情報を踏まえると、決して危険な企業ではありません。
ただ次世代の金融企業だけあって、SBI証券、楽天証券、など大手の安心感がありません。
イメージだけにはなりますが、安心・信頼のイメージがついてこないとお金が集まらないのも事実です。
現状はまだ会社としての露出が少なく、ブランディングができていないため、他の証券会社と比較すると信頼性が低いと言わざるを得ないでしょう。
②システムの安全性危惧
安心・信頼を得るために、大切なシステム運営ですが、過去にシステム障害が発生しております。
この時に巻き込まれた利用者から落胆の声があがっていました。
STREAMは長時間のメンテナンスでログイン不可とかやるんだからちゃんとしたシステムにしてよね!
— ZOOの部屋 (@zooroom) September 21, 2019
度重なる不具合で、株の取引自体ができなくなるなんて、存在意味がないよ?
stream、システムエラーで今日一日株の売買できなくなってたのか
— 朝方空 (@asagatasora) September 18, 2019
証券口座のシステムトラブルは怖い
やはり証券会社にとってのシステムエラーは非常に大きいものがあります。
③高額取引向き
STREAM(ストリーム)は、単元取引が基本です。
単元取引というのは、100株など決められた単元数でないと売買ができない取引です。
100株単位のため、たとえ1株1000円の株価であっても、最低購入金額に10万円(1000円×100株)必要になります。
最近は、1株から売買できるサービスが数多く登場していますので、株初心者にとっては大きなデメリットと言えるでしょう。
1株(単元未満)から売買できるサービスについては、こちらの記事でまとめてますので、よかったらご覧ください。
また手数料無料の恩恵をたくさん受けるためには、高額取引でなければ意味がありません。
リスクを抑えた少額取引をしたい方にSTREAMは、向きませんのでご注意ください。
④丁寧な情報提供なし
STREAM(ストリーム)では、利用者に向けた情報提供サービスはあまり期待できません。
大手ネット証券会社で提供されてる「決算前通知」や「株主優待情報通知」などはありません。
株関連の情報は自分で調べて、あくまでコストをかけずに売買だけする場所と捉えた方が良いでしょう。
株初心者向けの情報取集アプリについては、こちらの記事でまとめております。
よかったら、ご覧ください。
⑤初心者なら他サービスでも手数料ほぼ無料
STREAM(ストリーム)の最大の魅力は「手数料無料」です。
ただ少額取引から始める初心者にとっては、他のサービスでもほとんど手数料かかりません。
具体的な商品を2つ(ネオモバ と LINE証券)ご紹介します。
ネオモバ(SBIネオモバイル証券)
投資種別 | 株式投資 |
投資先 | 国内株式、ETF等 (上場企業ほぼ全銘柄対象) |
最小投資金額 | 100円台〜 (1株・1口単位) |
手数料 | サービス利用料月額200円(税抜) [約定金額50万円まで取引放題] ※毎月200円分のTポイント貰える |
特徴 | ✔大手企業運営の信頼性 (SBI証券 × CCC) ✔Tポイントが株式投資に使える ✔手数料もほぼ無料 (得られるポイントと相殺) ✔1株IPOサービスも展開(2019.11.30〜) ✔ネオモバFXサービス(2020.4.25〜) |
SBIネオモバイル証券は、ネット証券大手の「SBI証券」とTポイント運営会社「CCC」が協働して作った株取引サービスです。
日本初、Tポイントを使って株式購入・FXトレードができる点が大きな特徴です。
運営会社の信用もあり、手数料も安く、操作性も良いので、株の少額投資を始めるならネオモバがいいでしょう。
1株単位で買えるので、みずほFGなどの株価が安い銘柄は100円台から購入可能です。(2019.10.29時点)
ネオモバは、月間50万円までの売買の場合、手数料は月額200円(税抜き)です。
ただ、それと引き換えに毎月200Tポイント得られますので実質、手数料はほぼ無料です。
このように月間50万円までの売買であれば、実質20円/月の手数料です。
初心者でいきなり月間50万円も取引する人は少ないでしょうから、わざわざSTREAM(ストリーム)を利用する必要はありません。
ご興味あれば、公式サイトご覧ください。
LINE(ライン)証券
投資先 | 国内ETF:15銘柄 国内株式:300銘柄 投資信託:28銘柄 ※外国株式は取扱対象外 |
最小投資金額 | 100円台〜 (1株・1口単位) |
手数料 | 取引手数料無料 ただし、スプレッドコストあり (日中取引0.05%、夜間取引0.5%) |
メリット | ✔大手企業運営の信頼性 (LINE Financial株式会社と野村ホールディングス株式会社の協同サービス) ✔取引可能時間が長い |
デメリット | ✔手数料が分かりづらい ✔買えない株がある ✔証券取引所での取引でない |
LINE証券は「LINE Financial株式会社」と「野村ホールディングス株式会社」が協働で作った新スマホ投資サービスです。
LINEポイントを使って株を買える点とリアルタイム取引が特徴です。
LINE証券は証券取引所での取引でなく、相対取引となっています。
要は、LINEが一旦買いとってある株を注文者に売るというイメージです。
そのため、少額株式投資の最大のデメリットである「リアルタイム取引」を唯一実現してるサービスです。
LINEポイントも使えますので、LINEのヘビーユーザーならLINE証券と相性が良いでしょう。
LINE証券は口座開設無料です。
ご興味あれば公式サイトご覧ください。
ネオモバとLINE証券で徹底比較されたい方は、こちらの記事をご参照ください。
STREAM(ストリーム)のデメリット5選【株初心者×】のまとめ
いかがでしたでしょうか?
株取引アプリ「STREAM(ストリーム)」のデメリットについて理解深まりましたでしょうか?
- 会社の信頼性低い
- システムの安全性危惧
- 高額取引向き
- 丁寧な情報提供なし
- 初心者なら他サービスでも手数料ほぼ無料
STREAM(ストリーム)利用者のツイートを見ても、初心者の利用はほぼありません。
株式投資経験者が、他のサービスと併用してるケースがほとんどです。
STREAMの評判・口コミについてはこちらの記事をご覧ください。
逆に既に株式投資をしていて、手数料が気になる方には向いてる商品かもしれません。
STREAM(ストリーム)での口座開設も無料です。
ご興味あれば、公式サイトご覧ください。
1人でも多くの方が投資を始め、日本の経済活性化につながることを願っています。
最後までご愛読いただきありがとうございました。
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大手金融機関で10年以上勤めた後退社し、その後は好きなことだけやりながら月約10万円で細々と暮らしております。
※2019年は株2000万円運用で月10万円の生活費を捻出してました。
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