「お金持ちになるために、《金持ち父さん貧乏父さん》って本がいろんなところでオススメされてるんだけど、どんな内容なんだろう?
怪しくないのかなぁ?
本の内容と具体的に何をすればいいか知りたいなぁ〜。」
このような疑問にお答えします。
本日は本をPick Up!!
投資をやっている人ならほとんど読んだことあるのではないでしょうか?
私もこの本を読んだ数年前から、きちんと資産運用について考えるようになりました。そして、まさにこの本の内容通りに生活しています。(後述)
本記事ではこの本の内容の根幹であり最重要な1点をご紹介し、それを踏まえてあなたの生活をどう変えるべきかについて一緒に考えてみたいと思います。
《金持ち父さん貧乏父さん》概要
本の主人公はロバート・キヨサキ(著者)さんです。
彼は小さいころ2人のお父さんがいました。1人は本物のお父さん。そしてもう一人は本当のお父さんでなく、親友マイクのお父さんです。
親友マイクのお父さんこそが「金持ち父さん」。
著者にお金についてのルールを色々教えてくれた人のようです。
そして、著者は小さい頃からお金について様々なことを学び、お金持ちとなっていった。
本当にざっくり言うと、こんな内容です。
では、お金持ちになるための最重要な「お金の使い方に関する」内容は!?
ズバリこちら!
お金は”お金を生むもの”にまず使え
これは個人的な感想ですが、この本を一言で表すなら私はこれにつ尽きると思います。
具体的に掘り下げていきます。
お金は”お金を生むもの”にまず使え
“お金を生むもの”とは何か?
本当に文字通りそのままです。世の中にはこのような金のなる木が普通に存在しているんですが、改めて著者から言われないと気づかないですよね?
著者はこれこそを”資産”と呼んでいます。
具体的には下記のものです。
- 株
- 債券
- ファンド(投資信託)
- 不動産 など
あくまでもお金を生むものが”資産”です。
株であれば、株価の上昇(キャピタルゲイン)や配当による収入(インカムゲイン)が得られます。不動産も価値があがったり、貸し出すことによって家賃収入が得られたりします。このように”お金を生むもの”を資産と考えるのです。
したがって、マイホームは”資産”でなく”負債”となる場合が多いと著者は言い切っています。要は売却した場合、買ったお金より金額が上がるなら”資産”だが、価値が下がるならそれは”負債”。そして新築なんかを買った場合は買った翌日には中古扱いで値段が下がるので、大概”負債”となっていると。
初めて読んだ時は超納得しました。
著者は当たり前のことを当たり前に言ってくれているだけなのに、今まで全くそれを意識して生きていなかったからです。
本当に日本はお金に関する教育が皆無なので、自ら情報を取りに行かない限り入ってこなかったです。
細かく読みたい方は是非フルで読んでみてください。非常に面白いです。
お金持ちと貧乏を分けるポイント
上述の通り、「お金は”お金を生むもの”にまず使え」をできるか否かで、将来的な金持ちか貧乏かが分かれます。
こちらがイメージ図です。
同じようにお金を消費する(自分のために使う)にしても、この違いがあります。
お金持ち:お金が入ったら、一回資産を買い、資産が生み出すお金を消費に回します
貧乏:お金が入ったら、すぐに消費する
本当にこれだけだと思います。何度も記載申し訳ありませんが、大事なので書きます。
お金持ちは入って来るお金をそのまま使わず、一回資産を経由させます。
このようにお金の流れを変えるだけでいい話なのです。
金持ち父さんの著者の奥さんもたしか不動産を購入し、そこから得られた売却益か家賃収入が入ったから、そこでやっと自分たちへのご褒美として高級車を買ったそうです。
今でもこの内容が鮮明に私の記憶に残っています。貧乏人はお金が貯まったら、「イェイ!ポルシェ買おう!」としてしまうのです。
そうではありません。自分が贅沢品として使ってもいいお金は「資産が産み出したお金のみ」と考え方を変えれば永遠にお金が減らずお金持ちになれるということです。
こちらの記事で詳しくまとめてますので、よかったらご覧ください。
初心者の実践方法
とりあえず本のエッセンスから、お金が入ったら、何も考えずにそれを自分の使いたいものに使うのはNGということがわかったかと思います。
まず、お金を生み出す資産を買うのです。当然、最初から全額投資に回して生活ができなくなるってのもNGです。生活費は必須です。それ以外の余剰資金をできる限り全額資産に回していくのです。
それを徐々に大きくしていって、資産から生み出される資金>生活費 となれば見事ラットレースから抜け出せます。10年以上のスパンは通常かかりますので長期的に意識して行動しましょう。
では、みなさんはどのような資産を買いますか?
私は株が一番、情報を見ていて面白かったので株メインですが、著者は「自分の興味あるものがいい」と言っていました。
本当にその通りだと思います。
ということで、実際にみなさんが実社会で実践しやすいように初心者向け投資サービスをご案内させていただきます。
また実際に始める前にこちらの関連記事もご覧ください。
株に興味ある場合
初心者が株取引を始めるなら、SBIネオモバイル証券のネオモバがいいと思います。
ネオモバは日本初Tポイントを使った投資サービスです。
操作性が簡単。手数料もほぼ無料。Tポイントも使える。1株単位で売買可能。細かくまとめた記事は下記をご参照ください。
債権・ファンド(投資信託)に興味ある場合
これらの商品をそのまま買うというのはオススメしていません。
というのは手数料が高かったり、投資先が不透明すぎたりするためです。
したがって、これらのものに興味ある方は今の時代からはロボアドバイザーによる世界的な分散投資がいいと思います。
日経平均、海外ダウ、債権、金などあらゆるものに分散されて運用されます。
しかもAI活用により手数料が抑えられているのが特徴です。
預かり資産(1500億円)、申込件数(22万口座)で一番成長しているのはこちらです。
だいたい年利5%くらいで回るのでは?という予測が立てられています。
不動産に興味ある場合
いきなり、不動産を買うのは結構ハードルが高いです。
どんなに安い物件でも数百万円はしますし、通常借金して運用していきます。チャレンジャーであればいいと思うのですが、もし初心者であるなら少額からスタートできるこちらがいいと思います。
1つ1つの物件が見える化されているのが特徴です。株を買うように物件の一部に投資できるサービスです。
最後に
“金持ち父さん貧乏父さん”の内容は、私にとって衝撃でした。これはいわば資本主義のルールです。そのルールを知らずに今まで生きてきたと思うとおそろしいです。ということで、それ以降私はルールを最大限意識して効率よく生きることにしました。
またこの本を自分の周りの人に色々薦めたのですが、やはり人から押し付けられるものって全然響かないようで、本を読まされた人は全然投資なんか始めず未だに会社で四六時中働いています。
そうなんです!この内容は本当に当たり前のことを当たり前に書いているだけなのであまり価値がないと思っています。一番の価値はあなたが自発的に投資ライフを始められるか!?という点です。
そういう意味でも、お金を出してこの本を買うってのは全然アリな気がします。(内容はネット上にいくらでも出回っていますので)お金を出して買うのは、内容というより本気度の表れなので、無料で本や情報をもらった人より動き始めると思います。2000円弱なので、私は今振り返っても全然得したと感じています。
是非、一人でも多くの方が資産運用を開始し、日本経済が活性化されることを期待しております。
最後までご愛読ありがとうございました。
【初心者向けオススメ記事】
大手金融機関で10年以上勤めた後退社し、その後は好きなことだけやりながら月約10万円で細々と暮らしております。
※2019年は株2000万円運用で月10万円の生活費を捻出してました。
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