「少額株取引のLINE証券が気になるなぁ〜。
株主優待とか貰えるのかなぁ?
どうやれば、優待貰えるか知りたいなぁ〜。」
このような疑問にお答えします。
先に結論記載させていただきます。
- 優待のある銘柄を単元数購入
(原則1株NG) - 権利確定日過ぎるまで保有
- 数ヶ月後にLINE証券登録住所に送られる
本記事では、LINE(ライン)証券で株主優待をGETする方法についてまとめさせていただきます。
株主優待目的で株取引を始めるなら、LINE証券はおすすめではありません。
理由について、1つずつ整理していきますので、どうぞご参考ください!
それでは、見ていきましょう!
LINE(ライン)証券とは?
投資先 | 国内ETF:15銘柄 国内株式:300銘柄 投資信託:28銘柄 ※外国株式は取扱対象外 |
最小投資金額 | 100円台〜 (1株・1口単位) |
手数料 | 取引手数料無料 ただし、スプレッドコストあり (日中取引0.05%、夜間取引0.5%) |
メリット | ✔大手企業運営の信頼性 (LINE × 野村証券) ✔取引可能時間が長い |
デメリット | ✔手数料が分かりづらい ✔買えない株がある ✔証券取引所での取引でない |
LINE証券は「LINE」と「野村ホールディングス」が協働で作った新スマホ投資サービスです。
LINEポイントを使って株を買える点とリアルタイム取引が特徴です。
LINE証券は証券取引所での取引でなく、相対取引となっています。
要は、LINEが一旦買いとってある株を注文者に売るというイメージです。
そのため、少額株式投資の最大のデメリットである「リアルタイム取引」を唯一実現してるサービスです。
取扱銘柄数も当初の100社から215社、そして300社まで拡大してきてるので、非常に使い勝手が良くなりました!
LINEポイントも使えますので、LINEのヘビーユーザーならLINE証券と相性が良いでしょう。
LINE証券は口座開設無料です。
ご興味あれば公式サイトご覧ください。
LINE(ライン)証券で株主優待をGETする方法
株主優待をGETする方法は、サービス提供会社によりません。
LINE証券のヘルプページに記載あるように、LINE証券でも問題なく株主優待をGETすることができます。
ちなみに、LINE(ライン)証券であれ、ネオモバであれ、ネット証券口座であれ、株主優待をGETする条件はどれも同じです。
- 優待のある銘柄を単元数購入
(原則1株NG) - 権利確定日過ぎるまで保有
- 数ヶ月後にLINE証券登録住所に送られる
①優待のある銘柄を単元数購入
まず、株主優待のある銘柄を見つけなければなりません。
これは今のところ、LINE証券内では探すことができませんので、他のサービスを使って確認する必要があります。
ここでは無料のYahooファイナンスアプリをご紹介します。
Yahooファイナンス
株式投資始めるなら、優待に関わらずダウンロードしておくべきです。
>>パソコンやWEB版希望の方はこちら
アプリのトップ画面右下のメニュー画面を開きます。
真ん中にある「株主優待」ボタンを押下。
各月ごとにまとめられた優待あり銘柄がバッーと表示されます。
右側のタブを押せば、対象月を変えることができます。
試しに4月が優待対象月の「伊藤園」の情報を見ると、こんな感じです。
こういった形で、「伊藤園の株主優待は自社製品なんだ!」ということが分かります。
Yahooファイナンスは株初心者必須アプリです。
まだの方は、GETしておきましょう。
またYahooファイナンス以外にも、株初心者おすすめアプリをまとめた記事ございますので、よかったらこちらもご覧ください。
②権利確定日過ぎるまで保有
株主優待は、各企業ごとに決められた権利確定日に株を保有していなければなりません。
原則、権利確定日の1日(企業によっては年に複数回)だけ保有してれば、優待をGETできます。
したがって、優待が欲しいなら、権利確定日をチェックして、その日までに必ず株を購入している必要があります。
具体例を1つ見ていきましょう。
上述の伊藤園の場合、権利確定月は4月末日です。
つまり4月末時点で株を保有していればいいのですが!
株の受け渡し(株主名簿に名前が載るの)は通常2営業日後になります。
よって、4月末までに受け渡しを完了させる場合、2営業日前までに購入する必要があります。
その日を権利確定日と呼んでいます。
2020年4月の権利確定日は4月27日(月)です。
権利確定日は曜日の関係によって、毎月異なりますので、優待を狙う場合は必ず事前にチェックしておきましょう。
下記のようなサイトを参考にするのも良いかと思います。
>>権利確定日カレンダー|楽しい株主優待&配当
このように、権利確定日までに株をちゃんと買ってることが2つ目の条件です。
③数ヶ月後にLINE証券登録住所に送られる
権利確定日を過ぎたら(権利落ち日)いつでも売却してOKです。
権利はGETできているので、2〜3ヶ月待っていればLINE証券に登録してある住所に株主優待が送られてきます。
※株主名簿に名前や住所が載るので、当該住所に自動的に送られてくる仕組みです。
このような3STEPで株主優待をGETすることができます^^
LINE(ライン)証券で株主優待をGETすべきでない理由
勘の良い方はお気付きかもしれませんが、株主優待狙いの取引の場合、LINE証券は不向きです。
- 優待対象銘柄の選定困難
- 優待GETするには大金必要
(手数料高くなる)
①優待対象銘柄の選定困難
LINE証券内で情報をまとめてくれていないため、Yahooファイナンスなど他のサービスを併用しなければいけません。
LINE証券はおそらく、株の売買体験に重きを置いていて、優待には注力していません。
ちなみに、同じく少額投資サービスの「ネオモバ」は株主優待にも注力しております。
毎月、優待の対象となる銘柄をPick Upしてトップ画面に表示されます。
<ネオモバ株主優待画面>
手軽な株式投資で、優待も興味ある方は、ネオモバの方が相性が良いかもしれません。
ネオモバ(SBIネオモバイル証券)
投資先 | 国内株式、ETF等 (上場企業ほぼ全銘柄対象) |
最小投資金額 | 100円台〜 (1株・1口単位) |
手数料 | サービス利用料月額200円(税抜) [約定金額50万円まで取引放題] ※毎月200円分のTポイント貰える |
メリット | ✔大手企業運営の信頼性 (SBI証券 × CCC) ✔Tポイントが株式投資に使える ✔手数料もほぼ無料 (得られるポイントと相殺) |
デメリット | ✔株検索機能が充実していない ✔S株注文(1株/少額)だと成行の売買しかできない ✔成行の売買の時差が大きい |
SBIネオモバイル証券とは、ネット証券大手の「SBI証券」とTポイント運営会社「CCC」が協働して作った株取引サービスです。
日本初、Tポイントを使って株式購入ができる点が大きな特徴です。
LINE証券同様、運営会社の信用もあり、手数料も安く、操作性も良いので、株初心者にとても優しい商品です。
月間50万円までの売買の場合、手数料は月額200円(税抜)です。
ただ、それと引き換えに毎月200Tポイント得られますので手数料も実質ほぼ無料です。
ご興味あれば、公式サイトご覧ください。
②優待GETするには大金必要
LINE証券は1株から購入可能なのですが、株主優待の権利をGETするには、100株以上必要な銘柄がほとんどです。
その場合、多くの銘柄は10万円以上必要になってくるでしょう。
結果、LINE証券だと手数料(取引コスト)が高くなってしまいます。
<LINE証券の手数料>
0.05%は安いですが、金額が大きくなるとその恩恵も小さくなります。
LINE証券は商品設計上、月間1万円までの少額投資に向いているというのが私が比較・検証して出した結論です。
詳しくはこちらの記事でまとめてますので、よかったらご覧ください。
月間1万円以上の取引する場合は、上述のネオモバの方が良いでしょう。
月間50万円の取引まで手数料ほぼ無料です。
【注意】LINE証券で株主優待をGETする方法【ムズイです】のまとめ
いかがでしたでしょうか?
LINE証券で株主優待をGETする方法とその注意点、参考になりましたでしょうか?
- 優待のある銘柄を単元数購入
(原則1株NG) - 権利確定日過ぎるまで保有
- 数ヶ月後にLINE証券登録住所に送られる
LINE証券は月間1万円未満の超少額株取引に向いています。
これくらいの取引金額で株を始めたい方なら、とてもオススメです。
口座開設も無料です。
詳細は公式サイトをご覧ください。
ただ株主優待狙いの場合は、類似サービスのネオモバの方がオススメです。
主な理由は、①株主優待取引を想定して情報をまとめられている点と、②数十万円規模の取引でも手数料が安い点です。
手軽な株取引で、優待も興味ある方はネオモバを検討してみると良いかと思います。
詳細は公式サイトご覧ください。
サービスには二面性があります。
使い方によって、良し悪しが分かれますので、あなたにあったサービスを選んでいただければと思います!
1人でも多くの方が投資を始め日本の経済活性化につながることを願っています。
最後までご愛読いただきありがとうございました!
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大手金融機関で10年以上勤めた後退社し、その後は好きなことだけやりながら月約10万円で細々と暮らしております。
※2019年は株2000万円運用で月10万円の生活費を捻出してました。
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