
「おつり投資気になるなぁ〜。
簡単そうだけど、デメリットとかないのかなぁ?
注意点あるなら、知っておきたいなぁ〜。」
このような疑問にお答えします。
先に結論記載させていただきます。
- 家計簿アプリ、カードと連携が必要
- 実際のおつりじゃない
- すぐに投資に回らない
- 手数料が高くなるケースあり
- 運用で損するリスクがある

本記事では、おつり投資のデメリットについてまとめさせていただきます。
「おつり投資」という名前ながら、本当の意味で”おつり”ではなかったりしますので、どうぞご参考ください。
それでは、見ていきましょう!
「おつり投資」とは?

投資種別 | おつり投資 |
主な投資先 | 海外ETF (世界経済全体) |
最小投資金額 | 5円〜 |
想定利回り | 年利5〜10% |
手数料 | 年利1%[税別](業界標準) ※サービス毎に異なる |
特徴 | ✔家計簿アプリやカードと連動して、おつり判定されたものが投資に回る仕組み ✔投資した資金はロボアドバイザーなどによって自動運用 ✔一定金額に達しないと、投資されないサービスも |
「おつり投資」とは、通常のお支払いでおつりと判定された金額を投資に回すサービスです。
おつり判定するため、一般的に家計簿アプリやカードと連動して使用します。
おつり設定:100円 の場合
273円の支払いがあったら、
300円(100円×3枚)- 273円 = 27円
がおつりに回る。
おつり設定:500円 の場合
273円の支払いがあったら、
500円(500円×1枚)- 273円 = 227円
がおつりに回る。
おつりと判定された金額は、合算されて投資に回ります。
(月1回引き落としの場合が多い。)
家計管理ができる上、おつりは自動的に投資に回せるので、投資初心者に人気のサービスです。
- マメタス by WealthNavi
ロボアドバイザー最大手のWealthNaviが提供するおつり投資サービス。
WealthNaviの口座開設と家計簿アプリとの連携が必要。 - dカードおつり積立 by THEO+docomo
THEO+docomoが提供するおつり投資サービス。
THEO+docomoの口座開設、docomoユーザー、dカード保有者の3つの名義が全て一致した人のみ利用可能。 - トラノコ
おつり投資サービスの元祖。
最低投資金額が業界最小の5円から。
信託報酬とは別に、月額手数料300円(税込)がかかる。
詳しくは、こちらの記事でまとめてます。
よかったら、ご覧ください。
おつり投資のデメリット5選!【実際のおつりじゃないです】

おつり投資のデメリットは、以下の通りです。
- 家計簿アプリ、カードと連携が必要
- 実際のおつりじゃない
- すぐに投資に回らない
- 手数料が高くなるケースあり
- 運用で損するリスクがある
1つずつ順に補足させていただきます。
デメリット①
家計簿アプリ、カードと連携が必要
おつり投資を利用するには、家計簿アプリやカードと連携しなければなりません。
口座を開設すれば、自由に投資できる他のサービスと違って、初期設定が少し面倒です。
- マメタス by WealthNavi
家計簿アプリ「Moneytree」との連携必要。 - dカードおつり積立 by THEO+docomo
「dカード」との連携必要。
※dカードは年会費無料です。 - トラノコ
家計簿アプリ「Moneytree」、「Zaim」、「Money Forward」などと連携必要。
連携するだけでなく、日常の支払いのほとんどにこれらを使わなければなりません。(家計簿アプリに計上される支払いをしたり、支払いは全てdカードで払ったりなど。)
家計管理ができるという点でメリットかもしれませんが、慣れるまでは手間の方が大きいでしょう。
デメリット②
実際のおつりじゃない
「おつり投資」として投資に回る金額は、実際にはおつりではありません。
家計簿アプリ上で、あなたが「おつりと判定したもの」が資産運用されます。
273円の支払いがあったら、
300円(100円×3枚)- 273円 = 27円
がおつりに回る。
「おつり投資」と聞くと、現金で払って、ジャラジャラした小銭が邪魔になるので、それをポイッと投資できるのかな?と勘違いしてしまいそうですが、実際は現金のやりとりは全くありません。
むしろ、全てキャッシュレス管理になるため、おつりの概念すらないと言っても過言ではないでしょう。
デメリット③
すぐに投資に回らない

おつり投資と聞くと、お支払いの都度「おつり」と判定された金額が投資に回るイメージですが、実際にはすぐに投資されません。
1ヶ月間ずっと「おつり」と判定された金額が貯まり、月に1回合計金額が引き落とされるのが一般的です。
また、「マメタス」や「dカードおつり積立」では、おつり合計金額が1万円未満の場合、投資に回されず、1万円を超えるまで貯め続ける必要があります。
都度都度引き落とされれば、知らぬ間にお金が貯まってラッキーと感じる人もいるでしょうが、月に1回、1万円以上の金額がドカッと引き落とされますので、家計管理的に痛いかもしれません。
デメリット④
手数料が高くなるケースあり
おつり投資の中でも、「トラノコ」は1ヶ月の合計金額が1万円未満でも引き落としされ、資産運用に回ります。
ただし、「トラノコ」の場合は、信託報酬以外に月額300円(税込)のサービス料がかかります。
少額運用のために、月額300円の手数料を払ってしまうと、手数料が非常に高くなります。
デメリット⑤
運用で損するリスクがある
投資に回ったものは、必ずしも増えるとは限りません。
投資先や投資タイミングによっては損する可能性もありますので、予めリスクを受け入れましょう。
また、手数料が割高なため、損する可能性が高くなることもあります。
年利3〜5%で運用すれば上出来にも関わらず、トラノコのように3%の手数料(300円÷10,000円)を取られていては、儲かるものも儲かりません。
いくら運用したら「トラノコ」で儲かるか試算した記事もありますので、よかったらご覧ください。
類似商品「LINEワンコイン投資」がオススメ

投資種別 | ロボアドバイザー投資 (おまかせ運用) |
主な投資先 | 海外ETF・債券 (世界経済) |
最小投資金額 | 500円〜 |
想定利回り | 3.0〜5.0% |
手数料 | 1.00%(税抜) |
特徴 | ✔500円から始められるお手軽投資 ✔SNS最大手LINEが手がける投資サービス |
「LINEワンコイン投資」はLINE社と株式会社FOLIOが組んで展開しているロボアドバイザー投資サービスです。
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ロボアドバイザー投資の中でも最もリスクが低いサービスと考えて良いでしょう。
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LINEワンコイン投資の口座開設は無料です。
とても簡単に少額から始められますので、ご興味あれば、公式サイトご覧ください。
おつり投資のデメリット5選!【実際のおつりじゃないです】のまとめ

いかがでしたでしょうか?
おつり投資のデメリット、参考になりましたでしょうか?
- 家計簿アプリ、カードと連携が必要
- 実際のおつりじゃない
- すぐに投資に回らない
- 手数料が高くなるケースあり
- 運用で損するリスクがある
- 《類似おすすめサービス》
LINEワンコイン投資
「おつり投資」は、初心者が投資を始める良いきっかけのサービスです。
まずは実際に行動することがとても大切ですので、気になるサービスあれば是非スタートしてみてください♪
少額で始めれば、多少失敗しても、全く痛くありません。
1人でも多くの方が投資を始め、日本の経済活性化に繋がることを願っています。
最後までご愛読いただき、ありがとうございました!
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大手金融機関で10年以上勤めた後退社し、その後は好きなことだけやりながら月約10万円で細々と暮らしております。
※2019年は株2000万円運用で月10万円の生活費を捻出してました。
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