「Tポイント投資に興味があるなぁ〜。
ポイントで投資すれば安全なんだよね?
もしデメリットあるなら、知っておきたいなぁ〜。」
このような疑問にお答えします。
先に結論記載させていただきます。
- Tポイント利用に制限がある
- サービス料がかかる
- リアルタイム株取引不可
本記事では、Tポイント投資のデメリットについてまとめさせていただきます。
お手持ちのTポイントを使い、リスクを抑えて投資しようとご検討されている方、どうぞご参考ください。
それでは見ていきましょう!
Tポイント投資とは?
Tポイントとは、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が展開する日本最大級のポイントサービスです。
コンビニだとファミリーマート、携帯はソフトバンク、さらにYahooと戦略的提携しているので、幅広いシーンで貯めることも使うことも可能です。
- 会員数:7000万人以上
- 提携店舗:17万店以上
- 1ポイント1円で利用可能
- 100円or200円で1ポイント貯まる
※キャンペーンなど除く
このTポイントを使って、投資することを「Tポイント投資」と呼びます。
お買い物などで貯めたTポイントをそのまま投資に回せるので、現金を失うリスクを抑えることが可能です。
現在Tポイントを使って買うことのできる主な金融商品は以下の通りです。
Tポイント使って、投資信託を購入する場合はSBI証券が良いですが、それ以外はSBIネオモバイル証券の「ネオモバ」を利用することになります。
ネオモバ(SBIネオモバイル証券)
投資先 | 国内株式・ETF・FX (上場企業ほぼ全銘柄対象) |
最小投資金額 | 100円台〜 (1株・1口単位) |
手数料 | サービス利用料月額200円(税抜) [約定金額50万円まで取引放題] ※毎月200円分のTポイント貰える |
特徴 | ✔大手企業運営の信頼性 (SBI証券 × CCC) ✔Tポイントが株式投資に使える ✔手数料もほぼ無料 (得られるポイントと相殺) ✔ネオモバFX取引開始(2020.4.27〜) |
SBIネオモバイル証券とは、ネット証券大手の「SBI証券」とTポイント運営会社「CCC」が協働して作った株取引サービスです。
日本初、Tポイントを使って株式・ETF購入・FX取引ができる点が大きな特徴です。
株の購入画面にて、利用ポイントを入力するだけです。
※Amazonや楽天でポイント利用するのと同じです。
<ポイント利用画面>
1株単位で買えるので、みずほFGなどの株価が安い銘柄は100円台から購入可能です。(2019.10.29時点)
月間50万円までの売買の場合、手数料は月額200円(税抜き)です。
ただ、それと引き換えに毎月200Tポイント得られますので手数料も実質ほぼ無料です。
2020年4月から取引開始されたネオモバFXにおいても、初心者向けネオモードであればTポイントが利用できます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
Tポイントを使った投資は、基本的にネオモバを利用する必要があります。
ご興味あれば、公式サイトをご覧ください。
Tポイント投資のデメリット3選!
Tポイント投資のほとんどは「ネオモバ」になりますので、本記事でまとめさせていただくデメリットも「ネオモバ」での利用を想定して整理させていただきます。
主なデメリットは下記の通りです。
- Tポイント利用に制限がある
- サービス料がかかる
- リアルタイム株取引不可
①Tポイント利用に制限がある
⑴種類別制限
Tポイントには2種類あります。
通常のTポイントは特に制限なくネオモバでも利用可能です。
一方、期間固定ポイントは、ポイントを取得した提携先企業でしか使えません。
あなたの保有してるTポイントが、制限付きの期間固定ポイントでないか確認しておきましょう!
ネオモバで毎月付与されるTポイントも期間固定Tポイントです。
これはネオモバ内での投資にしか使えません。
⑵利用可能先制限
Tポイントには利用できるものとそうでないものがあります。
下記のものはTポイント利用できませんので、注意しましょう。
- 月額サービス料
- ネオモバFXのプロモード
小さなところではありますが、毎月付与されるTポイントをサービス料には当てられません。
現金にする場合は、株やETFを購入してから売却する必要があります。
またネオモバFXでは2つのモードがあるのですが、初心者向けのネオモードでのみTポイント利用可能です。
プロモードは対象外ですので、認識しておきましょう!
②サービス料がかかる
ネオモバを利用する場合、最低でも月額200円(税抜)のサービス利用料がかかります。
ただし、これとは引き換えに期間固定Tポイントが毎月200円分付与されますので、そのポイントで株を買えば、ほぼ手数料は無料(月額差分の20円)になります。
<参考:ネオモバ手数料図>
月間50万円の売買まで、ほぼ手数料無料ですので、通常の株取引では考えられないほど手数料が安いです。
ただサービス料にはTポイントが利用できませんので、完全に現金0円で始めることはできません。
③リアルタイム株取引不可
ネオモバで1株単位で株式投資する場合、売買に時差が生じます。
これは、単元未満株(ミニ株)全体に共通するルールですが、短期売買をメインに考えてる人には大きなデメリットです。
<ネオモバ売買ルール>
もし少額株式投資にリアルタイム性を持たせたい場合は、LINE証券を利用しましょう。
LINE証券であれば、リアルタイムで株の売買が可能です。
当然、Tポイントは利用できませんが、LINEポイントは利用可能です。
ご興味あれば、ネオモバとLINE証券の比較記事をご覧ください。
Tポイント投資のデメリット3選!【引っかかるな!】
いかがでしたでしょうか?
Tポイント投資のデメリットについて理解深まりましたでしょうか?
- Tポイント利用に制限がある
- サービス料がかかる
- リアルタイム株取引不可
ポイントを使って投資するという意味ではリスクは限りなく低いです。
ただ利用できないケースもありますので、予め認識しておきましょう!
1人でも多くの方が素敵な投資ライフの1歩を踏み出していただければ幸いです。
最後までご愛読いただきありがとうございました。
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大手金融機関で10年以上勤めた後退社し、その後は好きなことだけやりながら月約10万円で細々と暮らしております。
※2019年は株2000万円運用で月10万円の生活費を捻出してました。
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