【貸株金利で暮らすプロが比較】貸株サービスにおすすめの証券口座

どうも、元三井住友系の金融マン、稼ぎ隊のCo.隊長@co_toushi)です。
大手金融機関で10年以上勤めた後退社し、現在は国内株式2000万円ほど運用して、そこから得られる月約10万円で細々と暮らしております。
節約しながら、投資のみで生計成り立つように、自由に生きています。

この記事の想定読者は次の通りです。

・ネット証券会社が提供する貸株サービスの利用に興味がある。
・貸株金利を効率的に受け取れるおすすめ証券会社が知りたい。

 

この記事では、証券会社が提供する貸株サービスを利用するうえで、開設しておきたい証券会社口座についてまとめました。貸株サービスを効率良く利用するために、最適な証券会社口座を用意しておきましょう。

先に結論を申し上げます。

貸株サービス目線で証券会社を選ぶのであれば、こちらの3社全ての口座開設をおすすめします。


その理由について下記に後述させていただきます。

貸株サービスとは?

貸株サービスとは、私たちが保有している株を証券会社に貸し出すことで、相応分の金利が受け取れるサービスです。

簡単に言うと、株のレンタル料が日割りでもらえるイメージです。

※参考:SBI証券サイト

貸し出した株は、証券会社を経由して機関投資家にさらに貸し出されます。これらのは一般的に空売り(先に売って、後で買い戻す)に使われます。

したがって、貸株金利が高い銘柄は売られる可能性が高く、「株価が下がる可能性が高い」なんて言われていますが、個人的には一概にそう感じていません。

実際に私は貸株金利を月10万円以上得ながら、キャピタルゲインも100万円単位で発生しています。

したがって、私の実体験から貸株サービスは使い方が正しければ非常にお得なサービスと感じています。

貸株サービスの利用でおさえておくべき重要な2点

貸株サービスを利用するうえで注意すべきは攻めと守りの1点ずつ、合計2点。

投資は全てリスクとリターンの関係になります。

細かな注意点は除き、大きな注意点だけに絞れば私はこの2点であると思います。

貸株金利(攻め)

貸株金利は証券会社ごとに異なります。

現在、どの会社でも基本的に最も貸株金利の高いPKSHA Technologyを例にあげますと、SBI証券では10%に対して、楽天証券では15%です。※2019年7月15日時点

利率が5%も異なるって異常じゃないでしょうか?

ただこれは証券会社が決めるものなので、各会社の考えによってこれくらい異なることも珍しくありません。

したがって、攻めの姿勢として抑えておくべきは貸株金利を高く設定してくれる証券会社に株を貸し出すことです。

証券会社倒産リスク(守り)

もう一つは証券会社が安全かという点です。

貸株サービスの最大のリスクは証券会社倒産リスクです。

株を貸し出している間に証券会社が倒産してしまったら、株は返ってこないと考えていいでしょう。(会社が頑張って保証するかもしれませんが、ルール上は返ってこなくても何も言えません。)

したがって、この点は守りの姿勢として抑えておくべき点です。

その他の細かな注意点が気になる方はこちらの記事をご参照ください。

貸株金利で生活する者が明かす!貸株のデメリット5選とその対応法

2019年8月19日

証券会社比較(貸株サービス目線)

上述した2点、①各社の貸株金利、②証券会社倒産リスクがおさえておくべき最重要項目です。その点にしたがい、ネット証券各社を比較したいと思います。銘柄は例として貸株金利が高めの銘柄を適当にピックアップしました。
※貸株金利は2019年7月15日時点。

※参考サイト:信用格付関連 |格付投資情報センター

貸株金利

まずご認識いただきたいのは、株を貸すという全く同じ行為だけなのにこのような形でバラツキがある点です。しかも銘柄ごとに金利が高い証券会社が異なります。今回は5つの銘柄を例にとってますが、これが貸し出し可能な全銘柄において定められております。

この5銘柄においては楽天証券が基本的に高い金利をつけております。ただSBI証券、GMOクリック証券も同じくらいの値をつけていたり、また場合によっては楽天証券を上回る場合もございます。

ASJは来週から楽天証券が12%、GMOクリック証券が14%の予定です。

松井証券は貸株サービスという面では、さすがに他と差がありすぎるためおすすめ対象からははずれます。金利的にはSBI証券、楽天証券、GMOクリック証券くらいまでを抑えておけばいいかと思います。

証券会社倒産リスク

こちらは格付投資情報センターの情報を掲載させていただいております。基本的にどの証券会社も現状は安定していますが、その中でもやはりSBI証券と楽天証券が1つ頭出ているようなイメージです。


〜開設すべき証券会社口座〜

【SBI証券】こちらは楽天と合わせて必須口座です。

SBI証券

【楽天証券】金利・格付共に高く、SBI証券と合わせて必須です。

GMOクリック証券】こちらはサブ用に用意するイメージです。

倒産リスクを考える場合、1社で全て貸株を行うのはリスクが高すぎます。かならず複数個持ちましょう。

そして、運用としては金利の高い証券会社での運用すれば良いかと思います。この考えで行えば、自ずと(現状の貸株金利では)楽天証券での運用額が多くなると思います。ただし、これからもずっと楽天証券の金利の高い保証はありませんので、複数個の口座を持ち流動的に動けるようにしておきましょう。

貸株金利のみで月収10万円でタイ生活している、いわば貸株金利のプロの私も、この3社の口座を持ち、楽天とSBIをメインにしながら運用しています。

また貸株金利は週次で変わるので、金利差があまり大きな場合は証券会社を変えたり微調整を行っています。

<参考>私の生活
株の貸株金利のみでタイで生活している脱サラリーマンです。
2000万円運用で、毎月約10万円の金利を得ています。

最後に

いかがでしたでしょうか?

貸株サービスを始める際の開設すべき証券会社口座を把握できましたでしょうか?

もし貸株にご興味ありましたらご参考になれば幸いです。

また貸株でなく、「より手軽に投資を始めてみたい」という方はこちらの記事もどうぞ♪

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投資判断は自己責任のもと、行うようお願い致します。m(_ _)m

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様々な副業に挑戦する『稼ぎ隊』のCo.隊長です。三井住友カード(株)で10年以上勤めた後退社し、現在は国内株式2000万円ほど運用して、そこから得られる月約10万円で細々と暮らしております。節約しながら、投資のみで生計成り立つように、様々な投資にトライし、有益な情報をシェアしようと思います♪