「問題提起(疑問)スイングトレードに興味あるけど、どうやればいいんだろう?株価チャート練習帳って本がよくオススメにあがってくるけど、実際どうなのだろう?」
このような内容について記事をまとめさせていただきます。
どうも、元三井住友系の金融マン、稼ぎ隊のCo.隊長(@co_toushi)です。
大手金融機関で10年以上勤めた後退社し、現在は国内株式2000万円ほど運用して、そこから得られる月約10万円で細々と暮らしております。
節約しながら、投資のみで生計成り立つように、自由に生きています。
この度、私もトレードを本格的に始めることいたしました。
現在、こちらの本を読みながら毎日勉強しています。
まだ勉強している最中、そして内容を使いこなしてはいないのでオススメかは分かりません。
ただ私が、勉強していて分かりやすく感じた点、勉強になった点をまとめさせていただきますので、「全部読んでみたい!」という方は是非お買い求めください。一緒に頑張りましょう♪
今回はこの本の中の「スイングトレード」に関する部分を超簡潔にまとめさせていただきます。
それでは見ていきましょう。
スイングトレードをしようと思った経緯
本題に入る前に、私ごとの経緯を共有させていただきます。(不要でしたら読み飛ばしてください。申し訳ございません。)
私は現在約2000万円ほどの国内株式を現物で保有して、その株を貸し出す貸株金利にて生計を立てています。(月10万円でタイ・バンコク暮らし)
扱う銘柄が新興株が多いため、株価が目まぐるしく変わります。
含み益が多くあったにも関わらず、利益確定をしなかったばかりに多くの機会損失をしてしまいました。
最初は長期保有でという気持ちで始めたこの株取引も、それを経験するたびに悔しい思いが募ってきてしまい、限界に達したので本気で始めます。そんな所存です。
今年1月末から、本格的な株取引を始めて現在のキャピタルゲインは約300万円です。(これ以外に毎月10万円の貸株金利を得ています。)
それでも十分と感じるかもしれませんが、多いときは含み益が750万円を超えていたので、どうしてもトレードをしない悔しさの方が大きくなってきてしまいました。
このような経験から、本格的に勉強&実践していきます。
スイングトレードの良さ
本にも記載ある、この点が魅力かと思います。
スイングトレードは株価の動きとパターンを把握し、自動売買機能を使うことで、日中は忙しいサラリーマンにも利益獲得のチャンスが生まれる。
私はもうサラリーマンは辞めているのですが、とはいえ投資だけを極めたいわけではないので、ずっと張り付いているような状況は避けたいと考えています。
よって、サラリーマンと同じようにこの点に魅力を感じたため挑戦しようと思いました。
【簡単3STEP】スイングトレードのコツ
それでは、本に記載されているスイングトレードのコツを見ていきましょう。
STEP1 前日の夜に注文
- 有望な銘柄チェック
- チャートで買いシグナルを確認
- 指値注文、あるいは逆指値注文
まずこのような作業を取引時間に行うようです。
つまり、9時〜15時には基本的に何もしないのです。
STEP2 当日 可能な範囲でチェック
- 仕事でザラ場を見ることができない
- 昼休みにチェックが可能ならば、前場の株価推移を見る
可能だったら、約定していないかを含めて軽くチェックするくらいで、ここでも特にやることはありません。
STEP3 その夜 約定確認&注文
- 約定しているか、していないか確認
- 約定していれば、翌日のために逆指値付通常注文を入れる。
(ロスカット値を入れるのを忘れない) - 約定していない場合は、その日の動きを考慮して再度注文
これが超簡単3STEPです。
「当たり前じゃないか」とお思いでしょうか?
私はこれでさえ、できていなかったのでとても参考になりました。
このSTEPの良いポイントは2つです。
- 売買シナリオを作る
- 自動売買の操作をする
なんとなく買って、なんとなく売るというのが一番よくありません。自分の予想を立て、そしてそれをそのまま自動売買に当て込むので逃げることはできません。ある意味強制です。
でも強制であるため、シナリオを考えないとエントリーできません。適当なトレードをしちゃうのを防いでくれます。
そして、自動売買。これをすることで、大損するリスクはコントロールできます。自分で損きりラインを決めておけばいいのですから。
単純なようですが、初心者がトレードを始めるならとても大切と感じました。
決して、適当に買って適当に売ってはいけないのです。
それを制御してくれるのがこの3STEPです。
身につけなければならないこと
この3STEPを行うにあたり、具体的には下記点を身につけなければなりません。
売買シナリオ作成
- 銘柄選定
- チャートやテクニカルを見て買い、売りのシグナルを見つける
- 約定後の株価波動シミュレーション
- 損きりライン決め
この部分はこの本の第1章などに書かれていますが、実践を通さないと全然分かりません。自分もまだ理解しきれていないため、実績が出てくるまではここで記載するのは控えます。
自動売買の操作
- 逆指値注文
- 逆指値付通常注文
この操作方法は必須となります。
通常の株を買うときは「成り行き」か「指値」です。
株を売買する際、売りたい値段、買いたい値段を指定せずに注文すること。
自分の入手したい価格で注文すること。
ただこの方法だけではスイングトレードではNGのため、下記2つも操作できるようになることが必須です。
注文する銘柄の株価が、あらかじめ指定した価格以上、または以下に到達した場合に、あらかじめ指定した注文を発注すること。
利確、損きりを自動で設定しておくために必要です。
なお、この本では買いの逆指値注文では「指値」で、売りの逆指値注文では「成り行き」をすすめています。理由は高値掴みをしてしまったり、大幅な損失が出るのを防ぐためとのことです。
そして、もう一つの売買方法。
通常の指値注文に逆指値注文を加えた注文方法。はじめに、通常の指値注文が発注され、「市場価格が○○円以上(以下)なら」という条件に達すると注文を訂正し逆指値注文が執行される注文方法。
【例】
楽天証券
保有株の現在値が1,000円とした場合、通常の指値売却注文を1,100円で発注し、市場価格が950円以下となった場合に指値を950円に訂正するといった注文が可能となります。
一度に色々言われて、頭が混乱しますね。
でも一旦ここまでです。
そして、こういうのは頭でわかっても意味がありません。
実際に実践しないと何事も真の意味で理解はできません。
このような取引を行いますので、当然ながらネット証券会社口座で取引を行いましょう。初心者向けサービスでは不可ですので、まだ持っていない場合は口座を開設しましょう。
無難にSBI証券と楽天証券を作るべきかと思いますが、スマホでのチャートの見やすさではSBI証券の方が個人的に気に入っています。
実践!スイングトレード!
上述した通り、頭で分かっていても意味がないので、早速本日実践してみました。
その体験と反省を最後に記載させていただきます。
銘柄選定・買い
一旦、エントリーの基本中の基本「ゴールデンクロス」となった銘柄の中から私の好きな新興株を選定。
「ユーザベース(3966)」を2400円の指値注文。→すぐに約定。
※ユーザベースはNewsPicksとかの運営会社です。
自動売買設定
約定してすぐに2%くらいあがったので、損きりラインを元の値段くらい(2405円)に設定。売りは、デッドクロスまで保有したかったので、一旦設定しませんでした。
正直、今日だけで終わるつもりはなく数日含めて上がるだろうと思って保有するつもりでした。
結果は…
2415円で約定されました。
そう、どうやら、2405円より一瞬だけ下回って、そこから成り行きの売りしたら、2415円で約定されたみたいです。
チャートを見返しても2405円下回った部分は分足では確認できませんでした。本当に一瞬だけ下がったんですね。。。
全然、決済したくなかったのですが、やはりこういう設定をしておかなければ暴落時に対応できないんでしょうか?
これまたいい学びになりました。
- 損切りラインが低すぎてもダメ
- 利確もちゃんと設定する
- もっときっちりシナリオを練らなければならない
きちんと本を読んだにも関わらずできませんでした。
でもこういうリアルな体験を踏まえて成長していくしかありません。
結果的に別に損はしていないので全く問題ありません。
全ては実戦でしか学べないと思っています。
最後に
いかがでしたでしょうか?
私もまさに勉強中ということで、言い切れなくてもうしわけございません。ただ、大事に感じたことがあります。
- ちゃんと勉強しなければならない
- 実践を通してたくさん経験しなければならない
これにつきると思います。
考えずに楽して稼ぎたい人はスイングトレードでなく、ロボアドバイザーなどの自動運用の方がいい気がします。
>>参考:【初心者おすすめ】安心・安全に始めるロボアドバイザー投資
勝つか負けるかのトレードでは、ちゃんと勉強し続けないとダメですね。
でも楽しいです。
トレードも頑張ろうと思う方、是非一緒に頑張りましょう。
この本は、練習問題付きで分かりやすいです。
何よりモチベーションを上げてくれるので、とても楽しく勉強しています。よかったら、どうぞ!
最後までご愛読ありがとうございました。
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