「決済・送金アプリのPayPay(ペイペイ)が気になるなぁ〜。
でもデメリットはないのかなぁ?
注意点あるなら、把握しておきたいなぁ〜。」
このような疑問にお答えします。
先に結論記載させていただきます。
- チャージが面倒
- クレカはチャージ不要も特典対象外
(除くヤフカード) - 三菱UFJ銀行からのチャージ不可
- PayPayマネーの種類が多くて複雑
- 1日の利用制限が5000円の場合あり
- 特典付与システムが複雑&ルール変更多い
- PayPayボーナス運用にたくさんお金を投下できない
本記事では、決済・送金アプリPayPay(ペイペイ)のデメリットについてまとめさせていただきます。
PayPayを利用しようかご検討中の方、どうぞ参考ください。
それでは、見ていきましょう!
PayPay(ペイペイ)とは?
商品名 | PayPay (ペイペイ) |
商品説明 | 送金・決済アプリ |
利用料 | 無料 |
提供会社 | PayPay株式会社
—株主— |
特徴 | ✔利用料無料で始められるお手軽キャッシュレス決済 ✔0.5〜1.5%のポイント還元 ✔実施キャンペーンが多く、お得 ✔利用可能店舗が多い ✔残高の引き出し可能 |
PayPayとは、ソフトバンクグループが提供する決済・送金アプリです。
QRコード決済では、No.1の登録率・利用率です。
PayPayアプリに残高をチャージして使ったり、クレジットカード・デビットカードを紐付けてそのまま利用することができます。
支払方法は2通りあります。
- バーコードを読み取ってもらう
- QRコードを自身で読み取り
利用可能な店舗も多く、一気に普及した勢いのある決済アプリです。
<利用可能店舗(一部)>
利用額に応じて0.5〜1.5%還元されます。
またPayPay残高は銀行引き出しも可能です。
(手数料100円/ジャパンネット銀行は無料)
PayPayのダウンロード・利用料は無料です。
ご興味あれば、公式サイトをご覧ください。
PayPay(ペイペイ)のデメリット7選!【細かなルールあり】
PayPay(ペイペイ)のデメリットは、下記の通りです。
- チャージが面倒
- クレカはチャージ不要も特典対象外
(除くヤフカード) - 三菱UFJ銀行からのチャージ不可
- PayPayマネーの種類が多くて複雑
- 1日の利用制限が5000円の場合あり
- 特典付与システムが複雑&ルール変更多い
- PayPayボーナス運用にたくさんお金を投下できない
1つずつ、順に補足させていただきます。
デメリット①
チャージが面倒
PayPay(ペイペイ)の使い方は2通りあります。
- チャージ式
- クレジットカード・デビットカード紐付け式
チャージしない方法もありますが、基本的には多くの方がSuicaのようにチャージ式で使っています。
チャージ式だと、都度都度作業が発生して非常に面倒です。
オートチャージ機能もありますが、そうすると利用内容が細かく把握できず、家計簿管理に影響してしまいます。
<私の全自動家計簿管理方法>
家計簿管理アプリMoneyForwardの記事について、こちらをご覧ください。
デメリット②
クレカはチャージ不要も特典対象外
(除くヤフカード)
クレジットカード・デビットカードを利用すれば、チャージする必要がありません。
そのままカード決済されますので、クレジットカードであれば後払い、デビットカードであれば銀行口座から即時引き落としされます。
この方法であれば、1つ目のデメリット「チャージが面倒」に対応できるのですが、この場合はPayPayの提供する特典の対象外になります。
<PayPay特典内容(2020.3末までの内容)>
このように、PayPayは利用に応じて特典が付与されますが、対象の支払方法は「PayPay残高」か「ヤフーカード」になります。
つまり、便利さを取るか?特典を取るか?によって、使い方がこのように分けられます。
<支払い別特典対象有無>
便利な方法かつ、特典対象になるには、ヤフーカードを利用するしかありません。
ヤフー系列のサービスなので、当然かもしれませんが、このような仕組みになっています。
デメリット③
三菱UFJ銀行からのチャージ不可
PayPay(ペイペイ)は銀行口座から無料でチャージできますが、なんとメガバンクの三菱UFJ銀行からのチャージは不可です。
銀行口座登録画面でも一番下に赤色で明示されています。
ちなみに、三菱UFJ銀行からチャージはできませんが、三菱UFJ銀行が発行するVISAデビットは利用することができます。
三菱UFJ-VISAデビットについては、こちらの記事をご覧ください。
デメリット④
PayPayマネーの種類が多くて複雑
PayPayには4種類のマネーがあります。
PayPay残高の種類
■PayPayマネー
本人確認後に銀行口座やセブン銀行ATM、ヤフオク!・PayPayフリマの売上金を利用してPayPay残高にチャージした残高です。
出金や、PayPay残高を送る機能、わりかん機能で友だちに送ることができます。■PayPayマネーライト
Yahoo! JAPANカードや、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いを利用してPayPay残高にチャージした残高です。
本人確認前に銀行口座やセブン銀行ATM、ヤフオク!・PayPayフリマの売上金を利用してPayPay残高にチャージした残高もPayPayマネーライトとなります。
PayPay残高を送る機能や、わりかん機能で友だちに送ることができますが、出金はできません。■PayPayボーナス
特典やキャンペーン等の適用に伴い、PayPay残高に進呈された残高です。
出金、PayPay残高を送る機能、わりかん機能では使えません。■PayPayボーナスライト
特典やキャンペーン等の適用に伴い、PayPay残高に進呈された残高です。
出金、PayPay残高を送る機能、わりかん機能では使えません。
また、有効期間が設定されており、有効期間を過ぎると失効します。
なお、Yahoo! JAPANが付与するPayPayボーナスライトを利用する際には、Yahoo! JAPAN IDの連携が必要です。
チャージ方法や受け取り方法によって、ネーミングが異なり、ややこしいです。
普通に買い物で使う分には大きなデメリットはありませんが、送金や割り勘機能を利用する場合は注意が必要です。
デメリット⑤
1日の利用制限が5000円の場合あり
PayPay(ペイペイ)には、利用額の制限があります。
本人確認有無などによって、制限額が異なりますが、何も設定しないと1日5000円の制限がかかってしまいます。
1日5000円だと、流石に不便に感じるシーンが出てくるでしょう。
設定が面倒という新たなデメリットが出てきますが、本人認証の設定はしておいた方が良いかと思います。
デメリット⑥
特典付与システムが複雑&ルール変更多い
PayPay(ペイペイ)には、利用特典として、最大1.5%還元の可能性がありますが、このシステムが非常に複雑になっています。
しかもルール変更も頻繁に行われ、現時点での特典内容は下記のようになっています。
<PayPay特典内容(2020年4月1日〜)>
決済方法や前月の利用回数や利用額が関わってきます。
しかも上限付与金額も決まってますので、条件を満たそうと頑張る程のものではないかもしれません。
デメリット⑦
PayPayボーナス運用にたくさんお金を投下できない
PayPay(ペイペイ)の付随サービスとして、PayPayボーナス運用というものがあります。
PayPayボーナスを使って擬似投資体験ができるサービスです。
PAYPAY(ペイペイ)ボーナス運用とは?
投資種別 | ポイント投資 |
投資先 | 米国株式
チャレンジコース スタンダードコース |
最小投資金額 | 1ポイント〜 |
手数料 | 手数料無料 (信託報酬はファンドによる) |
特徴 | ✔PAYPAYとオンライン証券のOne Tap BUYが協働して提供してるサービス ✔PAYPAYボーナスのみ運用可能 ✔いつでも引き出せて、PAYPAYボーナス残高にチャージ可能 |
2種類のコースを選ぶのみで、あとは自動運用されます。
<PAYPAYボーナス運用のコース>
※PAYPAY公式サイトより
こちらのサービスを利用できるのは、非常に良いのですが、PayPayボーナスしか運用できません。
つまり、投資に興味を持って、「もっとたくさんの金額で運用してみたい!」と思ってもPayPayボーナスを貯めなければ、投資金額を増やすことができないデメリットがあります。
投資っぽいサービスが無料で利用できますが、あくまでお遊びに近いので期待しすぎないようにしましょう。
少額でもいいので、本格的に投資を始めたい方は、こちらの記事をご参照ください。
PayPay(ペイペイ)のデメリット7選!【細かなルールあり】のまとめ
いかがでしたでしょうか?
PayPay(ペイペイ)のデメリットについて、理解深まりましたでしょうか?
- チャージが面倒
- クレカはチャージ不要も特典対象外
(除くヤフカード) - 三菱UFJ銀行からのチャージ不可
- PayPayマネーの種類が多くて複雑
- 1日の利用制限が5000円の場合あり
- 特典付与システムが複雑&ルール変更多い
- PayPayボーナス運用にたくさんお金を投下できない
デメリットはありますが、きちんと理解すれば、メリットの方が大きくなるでしょう。
私自身、デビットカードと紐付けてPayPayを愛用しています。
PayPayのダウンロード・利用料は無料です。
ご興味あれば、公式サイトをご覧ください。
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1人でも多くの方が、お金の知識を高めてスマートな生活を遅れればと思います。
最後までご愛読いただき、ありがとうございました。
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大手金融会社で10年以上勤めた後退社し、その後は好きなことだけやりながら月約10万円で細々と暮らしております。
※2019年は株2000万円運用で月10万円の生活費を捻出してました。
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