個人年金保険は入るな!おすすめしない5つの理由!

個人年金保険検討者

「個人年金保険って入らない方がいいのかなぁ?

おすすめしない!って話も聞くしなぁ〜。

どんなデメリットがあるか知りたいなぁ〜。」


このような疑問にお答えします。

先に結論記載させていただきます。

個人年金保険デメリット
  • 保険会社の倒産リスクあり
  • 資金拘束期間が長い
  • 途中解約すると損する
  • 低すぎる利率
  • iDeCoの方が圧倒的にお得

Co.隊長
どうも、元三井住友系の金融マン、稼ぎ隊のCo.隊長@Co_Keio)です。
大手金融機関で10年以上勤めた後退社し、その後は好きなことだけやりながら月約10万円で細々と暮らしております。
※2019年は株2000万円運用で月10万円の生活費を捻出してました。
>>詳細プロフィールはこちら

本記事では、「個人年金保険は入るな!おすすめしない5つの理由」というテーマでまとめさせていただきます。
個人年金保険に入ろうかご検討中の方、どうぞご参考ください。

それでは、見ていきましょう!

個人年金保険とは?

商品 個人年金保険
平均掛け金 月約15,000円
特徴 ✔4種類の年金保険から選択
✔貯金が苦手でも積立可能
✔年金受け取り前に死亡しても、死亡給付金が受けられる
✔iDeCo(個人型確定拠出年金)に様々な面で劣る

個人年金保険とは、公的年金や会社の企業年金等で、不足する老後資金を自分で用意する私的年金のことです。
老後2000万円不足するという金融庁の報告を受け、興味を持たれた方もいるかもしれません。

個人年金保険は「終身年金」「確定年金」「変額年金」「外貨建て年金」の4種類から選ぶのが基本です。

個人年金の種類

  • 「終身年金」…被保険者が亡くなるまで年金を受け取れる年金
  • 「確定年金」…被保険者の生死にかかわらず、契約時に確定した一定期間において年金を受け取れる保険
  • 「変額年金」…変額年金は将来の給付金額を確定しておらず、保険料の運用実績によって受け取れる年金
  • 「外貨建て年金」…外貨を活用して運営する個人年金保険

どの商品も老後に向けて積み立て、60〜65歳から受け取り始めるケースが多いです。
個人年金保険メリットは、下記の通りです。

個人年金保険のメリット

  1. 貯蓄が苦手でも、老後資金の形成可能
  2. 契約次第では、保険料に対し所得控除が受けられる
  3. 年金受け取り前に被保険者が死亡しても、死亡給付金が受けられる

個人年金保険に加入するには、保険会社にて商品を購入する必要があります。
各保険会社のサイトにて詳細ご確認ください。

✔︎個人年金ならiDeCoの方がお得

iDeCo(個人型確定拠出年金)とは、安定した老後生活を過ごすために国が定めた年金制度です。iDeCoに回した金額は、所得税の課税対象外になる上、運用益も非課税になるので、個人年金より非常にお得です。
>>【無料資料請求】ネット証券No.1!SBI証券のiDeCo

SBI証券のiDeCo(イデコ)がおすすめな理由5つ!

2020年3月24日

個人年金保険は入るな!おすすめしない5つの理由!

個人年金保険をおすすめしない理由は、下記の通りです。

個人年金保険のデメリット

  1. 保険会社の倒産リスクあり
  2. 資金拘束期間が長い
  3. 途中解約すると損する
  4. 低すぎる利率
  5. iDeCoの方が圧倒的にお得

一言でまとめると、ハイリスク・ローリターンです。
マイナス面の方が多いということになります。

1つずつ補足させていただきます。

おすすめしない理由①
保険会社が倒産リスクあり

まず大前提として、抑えておかなければならないのが保険会社倒産リスクです。
保険会社が倒産した場合はどうなるかご存知でしょうか?

※保険比較総合サイト|WillNavi

もちろん、全額なくなるなんてことはありませんが、“保険契約は継続されるものの、契約条件が不利になったり、年金額が減少する場合もあります。”と記載あるように、損することはあっても得することはありません。

過去にも普通に、保険会社は倒産しています。

<倒産した保険会社>

倒産した保険会社
1997年 日産生命
1999年 東邦生命
2000年 千代田生命
2000年 第百生命
2000年 協栄生命
2000年 大正生命
2001年 東京生命
2008年 大和生命

数年間の運用ならまだしも、数十年に渡ってお金を積み立てますので、当然倒産リスクも高まります。
まずはこのようなリスクがあることを認識しておきましょう。

<保険会社倒産時の減額(例)>
※保険相談|niaeru

おすすめしない理由②
資金拘束期間が長い

年金全般に言えることですが、60歳まで引き出せないものがほとんどです。
あなたの年齢が何歳かにもよりますが、数十年は資金拘束されるのではないでしょうか?

その間、「急にお金が必要なった!」という事態は絶対にないと、言い切れますでしょうか?
これだけ不確実性が高くなった社会で、数十年単位で物事を言い切るのは難しいかと思います。

おすすめしない理由③
途中解約すると損する

そもそも60歳以降まで解約しない契約ですので、途中解約すると損してしまいます
「数十年間、絶対に解約しません!」と言い切って契約して、解約したらお金が減るって、かなり分が悪くないでしょうか?

数十年先にどんな事態があるかなんて誰にもわかりません。
現在お勤めの会社から、同じように給料が貰えてるとも限りません。

そんな中、長期解約不可契約、契約を破ったら減額返金というのは、保険会社にとって有利な契約でしかないでしょう。

<途中解約時の返金率(例)>
※保険相談|niaeru

おすすめしない理由④
低すぎる利率

保険会社倒産リスクがあり、長期資金拘束され、途中解約すると減額返金という縛りがあるからには、それだけのリターンがあれば納得できます。
ただ実際に積み立てたお金の利率は、10年で7%と、低すぎるリターンです。
(年換算すると、年利0.7%)

元本保証型で、年利0.7%なら良いと捉える人もいるかもしれませんが、これでは物価上昇にも耐えられない可能性があります。

お金を増やしたいという目的であるなら、個人年金保険ではなく投資が最適解です。
個人年金保険で増やそうとするのは、目的と手段が合っていないことになります。

本サイトでは、初心者でも簡単に始められる少額投資サービスをまとめています。
よかったら、こちらの記事もご覧ください。

逆に積み立てるだけなら、通常の貯金で良いでしょう。
数十年も資金拘束されることもなく、使い勝手が良いです。

おすすめしない理由⑤
iDeCoの方が圧倒的にお得

ここまでご覧いただいても尚、個人年金に興味がある方は、国の定めたiDeCo(イデコ)という制度を利用しましょう。

iDeCo(イデコ)とは、個人で加入する年金の「3階建て」部分になります。
加入者が掛金を拠出して、自らがその資産を運用して、将来の年金受取額が決まる制度です。

<年金イメージ>※常陽銀行|確定拠出年金とは?

iDeCoの主なメリットは下記2つです。

  1. 運用益が非課税
  2. 運用額が課税対象外で節税につながる

国が作ったお得な制度がありますので、まずはiDeCoを検討するのが先でしょう。
運用商品を選ばないといけませんが、全世界株式や債券などに分散して、世界経済の成長に合わせれば、リスクを下げることができます

<参考:私のiDeCo運用商品>

私は株式ばかりですが、よりリスク下げたい方は債券などとバランスを取って下さい。

iDeCoの手続きは資料請求の上、書類で行う必要があります。
長期運用が前提ですので、大手が安心です。

ネット証券No.1のSBI証券のiDeCoの資料請求は無料です。
ご興味あれば、公式サイトをご覧ください。

iDeCo(イデコ)の評判は!?ツイッターの口コミ20選!

2020年9月4日

個人年金保険は入るな!おすすめしない5つの理由!のまとめ

いかがでしたでしょうか?
個人年金保険は入るな!おすすめしない5つの理由」、参考になりましたでしょうか?

個人年金保険デメリット
  • 保険会社の倒産リスクあり
  • 資金拘束期間が長い
  • 途中解約すると損する
  • 低すぎる利率
  • iDeCoの方が圧倒的にお得

iDeCoも登場していますので、個人年金保険の魅力はほぼありません
不安を煽られて、どこかのタイミングで契約してしまう人が多いので、お気をつけ下さい。

人生で頼れるものは1つ!あなた自身です。
保険商品に頼るのではなく、自分自身で老後の資産形成について動くことが大切です。

面倒かもしれませんが、少しずつで良いので資産運用を始めることをオススメします。
今では、少額で始められるサービスも数多く登場していますので、是非最初の一歩を踏み出して下さい♪

1人でも多くの方が投資を始め、日本の経済活性化につながることを願っています。
最後までご愛読いただき、ありがとうございました。

投資判断は自己責任のもと行うよう御願い致します。m(_ _)m

〔使用画像〕Designed by Freepik

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様々な副業に挑戦する『稼ぎ隊』のCo.隊長です。三井住友カード(株)で10年以上勤めた後退社し、現在は国内株式2000万円ほど運用して、そこから得られる月約10万円で細々と暮らしております。節約しながら、投資のみで生計成り立つように、様々な投資にトライし、有益な情報をシェアしようと思います♪