「ポイント投資が気になるなぁ〜。
現金失うリスクなさそうだけど、デメリットはないのかなぁ?
注意点あるなら、把握しておきたいなぁ〜。」
このような疑問にお答えします。
先に結論記載させていただきます。
- 経営破綻時の保証対象外
- 希望額での運用困難
- 手数料が高い
- 現金化不可
- 投資知識が身につかない
本記事では、ポイント投資のデメリットについてまとめさせていただきます。
ポイント投資を始めようかご検討中の方、どうぞご参考ください。
それでは、見ていきましょう!
ポイント投資とは?
ポイント投資とは、お手持ちのポイントを使って、投資する方法です。
ファイナンス技術革新に伴って、近年多くのサービスが出てきました。
ポイント投資には、大きく2つのタイプがあります。
- 実際の投資(お金に換金可能)
- 擬似投資体験(お金に換金不可/ポイントとして還元)
1つ目は、実際の投資をする際に、代金の一部にポイントを使う方法です。
この場合、株や投資信託を売却した際には、現金として戻ってくることになります。
2つ目は擬似投資体験サービスです。
この場合、ポイントが擬似的に運用され、ポイントとして還元されます。
1つ目は実際の投資とも考えられますので、本記事では、2つ目の擬似投資体験ができるポイント投資のデメリットについてまとめさせていただきます。
※下記ポイント投資サービス一覧の赤色部
<ポイント投資サービス一覧>
それでは、具体的なデメリットについて見ていきましょう!
ポイント投資のデメリット5選!【儲けづらいです】
ポイント投資のデメリットは、下記の通りです。
- 経営破綻時の保証対象外
- 希望額での運用困難
- 手数料が高い
- 現金化不可
- 投資知識が身につかない
1つずつ、補足させていただきます。
デメリット①
経営破綻時の保証対象外
証券会社などを利用した通常の投資では、私たちの資産は信託銀行に分別管理されるため、証券会社が経営破綻しても、私たちの資産は保護されます。
一方、ポイント投資ではそのような仕組みになってませんので、気付きにくいですが、裏側のリスクは大きくなっています。
この点を加味すると、当然ながら本格的な資産運用として利用するのは控えた方が良いでしょう。
デメリット②
希望額での運用困難
ポイントでしか運用できないため、運用額を増やしたくても自由に増やせない点もデメリットです。
通常のポイント獲得は、利用額の1%くらいですので、運用額を増やしたければ相当額の買い物をしなければなりません。
PayPayボーナス運用に限っていえば、キャンペーン等でしか獲得できない”PayPayボーナスポイント“しか対象ではありません。
私も利用していますが、運用額は数十ポイントにしかならないため、かなり物足りなく感じます。
<私のPayPayボーナス運用画面>
デメリット③
手数料が高い
ポイント投資の多くは、サービス側が用意した投資信託に連動して動く場合が多いです。
それらの投資信託は、決して安い手数料でないため、儲けづらい可能性があります。
<エポスポイント運用の投資信託手数料>
投資信託 | 信託報酬 |
セゾン・バンガード・ グローバルバランスファンド (はじめてコース) |
年0.57% |
セゾン資産形成 の達人ファンド (よくばりコース) |
年1.35% |
ひふみプラス (わくわくコース) |
年0.88% |
コモンズ30ファンド (げんせんコース) |
年0.89% |
※ひふみプラス、コモンズ30ファンドは、運用残高別に信託報酬率変動
セゾン資産形成の達人ファンドでは1.35%の信託報酬が発生するので、相場から考えると結構高い方です。
年利3%の運用でも上出来の世界で、1.35%以上取られると、儲かるものも儲かりません。
株に投資できるStockPointでも、ポイント交換手数料が高いため、同じようなことが言えます。
(Pontaポイントの場合)
- 運用ポイントへの交換は0%
- Pontaポイントに戻す際の手数料は1%
デメリット④
現金化不可
ポイント投資は、運用によってポイントが増減しますが、還元してもポイントのままです。
現金として戻ってきませんので注意しましょう。
使い勝手の良いポイントならまだ良いですが、使えるシーンが限られるポイントだとちょっと困ってしまいます。
デメリット⑤
投資知識が身につかない
ポイント投資だと、どうしてもゲーム感覚になってしまいます。
また投資先も投資信託などのおまかせ運用がほとんどですので、よく分からない中、ポイントが増減する感じでしょう。
StockPointのように、株でも運用できるポイント投資サービスもありますが、100銘柄くらいに絞られていたり、何かと制限があります。
投資の勉強も始めたい人は、早めにポイント投資を卒業して次のステップに進むと良いかと思います。
ポイント投資ではなく、
ポイントの使える本格投資をしよう!
ポイント投資は、初心者が初めて触れる投資サービスとしては良いかと思います。
ただ、中長期的な資産運用を検討するのであれば、ポイント投資では発展性がありません。
早めに卒業して、次のステップに進むのが賢明です。
ポイントが使える本格投資が、次のステップとして最適かと思います。
※下記ポイント投資サービス一覧の黄色部
<ポイント投資サービス一覧>
ポイントだけで運用することもできますので、リスクを低く抑えることができる上、本記事でご紹介したデメリットは全てなくなります。
ポイント投資で最も人気があるのは、SBIネオモバイル証券のネオモバです。
手数料の安いポイント投資!
Tポイント投資の『ネオモバ』
投資種別 | 株式投資 |
投資先 | 国内株式、ETF等 (上場企業ほぼ全銘柄対象) |
最小投資金額 | 100円台〜 (1株・1口単位) |
手数料 | サービス利用料月額200円(税抜) [約定金額50万円まで取引放題] ※毎月200円分のTポイント貰える |
特徴 | ✔大手企業運営の信頼性 (SBI証券 × CCC) ✔Tポイントが株式投資に使える ✔手数料もほぼ無料 (得られるポイントと相殺) ✔株の定期買付サービスあり ✔1株IPOサービスも展開(2019.11.30〜) ✔ネオモバFXサービス(2020.4.25〜) |
ネオモバ(SBIネオモバイル証券)は、ネット証券大手の「SBI証券」とTポイント運営会社「CCC」が協働して作った株取引サービスです。
日本初、Tポイントを使って株式購入ができる点が大きな特徴です。
1株単位で買えるので、みずほFGなどの株価が安い銘柄は100円台から購入可能です。(2019.10.29時点)
ネオモバは、月間50万円までの売買の場合、手数料は月額200円(税抜き)です。
ただ、それと引き換えに毎月200Tポイント得られますので実質、手数料はほぼ無料です。
投資において、手数料はとても重要な点ですが、ネオモバは非常にフェアな手数料体系です。
ご興味あれば、公式サイトご覧ください。
ポイント投資のデメリット5選!【儲けづらいです】のまとめ
いかがでしたでしょうか?
ポイント投資のデメリットについて、理解深まりましたでしょうか?
- 経営破綻時の保証対象外
- 希望額での運用困難
- 手数料が高い
- 現金化不可
- 投資知識が身につかない
ポイント投資にはデメリットがありますが、何も始めないことよりは、当然意味があります。
投資初心者はまず値動きに慣れる必要がありますので、ポイント投資から始めるのも大いにアリでしょう。
ただ、ポイント投資だけ継続していては、人生で大切な資産運用に繋がりませんので、徐々にステップアップしていただければと思います。
本サイトでは、投資初心者向けの少額投資サービスについて色々まとめております。
よかったら、こちらの記事も是非ご覧ください。
1人でも多くの方が投資を始め、日本の経済活性化につながることを願っています。
最後までご愛読いただきありがとうございました。
〜おすすめ記事〜
〔使用画像〕Designed by Freepik
大手金融会社で10年以上勤めた後退社し、その後は好きなことだけやりながら月約10万円で細々と暮らしております。
※2019年は株2000万円運用で月10万円の生活費を捻出してました。
>>詳細プロフィールはこちら